5年連続人気No１『月シリーズ』 人形の増村 楽天市場店

今どきのおしゃれでコンパクトな増村人形店オリジナル「月シリーズ」のご紹介。

発売初年度から大反響を頂き、以来毎年人気ナンバーワンシリーズとなっている当店オリジナル飾り台『月シリーズ』。 その翌年には様々なお店に模倣品を作られ、市場に同じような形がまん延してしまいましたが(涙) 増村オリジナルの特徴は、「壁掛け対応」「使用している木目」「洗練された形」この３つです！

はじめにこのシリーズを増村人形店が考えた理由は、「奥行の関係で雛人形や五月人形を置く場所が無い」「そもそも棚が無く、物が置けない」というお客様の声から、奥行を抑えて、壁にかける事も出来る飾り台を作りたいという事だったので、壁掛け対応になっています。 壁美人という、ホッチキスでとめる推奨金具(別売)により、非常に小さな穴しか壁に残さず壁掛けにする事が可能です。 もちろん置いてお飾り頂いてもスタイリッシュでコンパクトです！

近年、ナチュラル系の木目を強調した台や屏風が多く見られます。増村人形店でも当然多くのナチュラル系セットをご用意させて頂いているのですが、増村人形店では、「使用した木材の名前もきっちりお伝えしたい」と考えています。 月シリーズでは、主に『杉』『ウォールナット』『黒檀』の、プリントではない本物の杢目を使用しています。 ナチュラル系の木目だったら木は何でも良いや...とは増村は考えません！

美しい三日月のフォルムが完成するまでに、制作をお願いした木工職人からいくつかの妥協の提案がありました。 一つ目は、三日月の形ではなく満月型ではダメでしょうか？というものでした。 だんだんと細くなる加工が非常に手間がかかるので、円形で繋げた形の方が簡単に作成ができ、コストもかからないという提案でした。サンプルを作成してみた結果、出来は悪くはなかったのですが、月型に比べるとどうしても野暮ったく見え、妥協は出来ないという結論に至りました。 その後、月の端の部分に丸みと厚みをつけてもう少し太くしてはダメでしょうか？という提案も頂きました。 これは、シャープな形状の三日月型は、端の最も細くなる部分の加工段階で折れたり曲がったりしてしまうため、製造上でロスが非常に多く発生してしまうという悩みからでした。 こちらもサンプルを作成してみたのですが、月の美しさはシャープさがあってのものだと確信する結果となり妥協しないという結論に至りました。 大ヒットシリーズ完成の裏には多くの試行錯誤と、職人の尽力が詰まっているのです。

最後に雛人形、五月人形の月シリーズの中でも特に良くお声がかかっている作品を少しだけ紹介させていただきます。お選びになる参考になれば幸いです。