マリボックスで主に使用している革素材のご紹介です。
大切に使いたくなる革小物をお客様に届けたい。
ハンドメイドでしか出せない温かみのある風合いを大切に。
店長自ら工場に赴き、そんな想いで厳選した革素材。
全て国産(姫路産)の革です。
見た目よりも、手ざわり。
手に取った時にすっと馴染む感覚を最も重要視している為、
(極力避けてはいますが)キズやシワなどは有る物とお考えください。
今後、革工場の様子なども公開したいと思います。
■牛ヌメ革(ナチュラル)
原皮を植物タンニンの槽に濃度を変えながら慣らし漬けた後
自然乾燥させます。
漬け込みから乾燥まで数ヶ月要します。
当店で最も人気の有る素材です。
日光に当たると飴色に変化する特性が有ります。
■牛ヌメ革(黒、茶)
牛ヌメ革ナチュラルを染色した物。
当店が仕入れている工場では黒と茶を製造しています。
ナチュラルの様な色の変化は見られません。
油分を含み、手の油分やレザーオイルを含む事で品の有る淡い光沢が出ます。
■馬革(茶、焦茶)
当店ブックカバー専用に製造をお願いしている革。
傷隠しは極力行わず、製造時の添加オイルは植物性にしています。
北欧産原皮を仕入れ姫路の工場で鞣しています。
ハイブリットと呼ばれる製法で原皮をクロムで鞣した後、極限までクロムを抜いた後、タンニン鞣しを施します。
牛ヌメ革と異なり、ドラム鞣しと呼ばれる製法で鞣します。
クロム鞣しの軽さと丈夫さ、タンニン鞣しの自然な風合いの両方の特性を活かした革に仕上がります。
■姫路黒桟革(ひめじくろざんがわ)
原皮は国産黒毛和牛を使用、日本古来の伝統技法である『鞣しの技術』と『漆塗りの技術』を融合させて生まれた革です。
「革の黒ダイヤ」とも呼ばれ、まるで小さなダイヤの粒を無数に散りばめたように美しく摩擦に強い。現代では剣道の胴胸などの武道具に使われています。