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超希少!冷蔵コンテナ便での輸入について

公開日:2024/11/01 更新日:2024/11/01
赤道を通過する際の温度について
ニュージーランドで採れたマヌカハニーを日本に運ぶ際、飛行機を使用した空輸と、船便の大きく2パターンがあります。 空輸は費用がとても高いため、一般的には船便が利用されます。 その船便では赤道を通過するときに、高温に晒されることが懸念されています。それでは赤道を通過するときに、コンテナの内部はどこまで上昇するのでしょうか。 赤道を通過する際のコンテナの内部は最高で58℃に達したというデータがあります。
マヌカハニーへの加熱の影響は?
少し専門的な話しになりますが、お付き合いください。まずは、ざっくりとしたお話をします。 マヌカハニーには様々な成分が含まれますが、ここでは抗菌活性の元になるMGO(メチルグリオキサール)についてお話します。 MGOは加熱によって失われるのか?答えはYesです。 しかし、加熱された時間が短時間であれば、影響は少なくてすみます。 では、実際にどの程度MGOが失われるのか。実はそれはマヌカハニーに含まれるアミノ酸の種類が関係していて、個体差があるため、明確なことは言えません。 目安としては、マヌカハニーを100℃に熱するとMGOは半分くらい失われます。
重要成分DHAについて
ここからは専門的な話しになります。 マヌカハニーに含まれるMGOには前駆体と呼ばれるDHA(ジヒドロキシアセトン)という成分が含まれています。 たとえばMGOが加熱などで失われても、同時にDHAがMGOへと変換されるため、DHAが豊富に含まれていればMGOの量は減るどころか増えることも充分にあり得ます。 DHAが豊富に含まれていることは、とても重要な話でして、例えばDHAの量が少ないと、ご家庭で常温保管しているマヌカハニーのMGO量が減少するという不具合を招く可能性があります。 詳しくは別項(DHAについて)に記載しておりますが、UMFを所管するUMF協会はDHAの量を加盟者に義務付けています。しかしながら、グリーンベイはこれを充分なものとは考えておりません。 グリーンベイはこの課題を感じていまして、グリーンベイが輸入するマヌカハニーには、原則としてUMF協会が規定する量と比べて【2倍前後】のDHAが含まれているものを輸入しています。
グリーンベイが冷蔵コンテナ便で輸入する訳
商品の販売ページにデータの一部を記載しておりますが、マヌカハニー研究の第一人者である加藤陽二教授の研究室(兵庫県立大学)にて、通常の船便で輸入した際の劣化の程度について、グリーンベイは共同研究を行いました。 結果としては、常温の船便でMGOの損失は見られませんでした。 これは上述のDHAが豊富に含まれていることが原因と考えていまして、実際にはMGOの損失は見えないかたちで発生していたと思われます。 このようなことから、グリーンベイはより完全な冷蔵コンテナ便での輸入を行っております。
国内の輸送も冷蔵便にすべき?
グリーンベイは国内の輸送について、常温便で問題無いと考えています。 その理由は高温に晒されるとしても、長時間ではないため、実際にデータを計測して劣化が見られなかったためです。
家庭でマヌカハニーは冷蔵保存するべき?
グリーンベイのマヌカハニーにはDHAが豊富に含まれておりますので、直射日光の当たらない所に保管していただければ、冷蔵庫に保管していただく必要はございません。 それでも気になる場合は、冷蔵庫に保管していただいても問題はございません。