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マヌカハニーの不正について

公開日:2024/10/15 更新日:2025/01/31
マヌカハニーの不正ってどんなのがあるの?
グリーンベイでは、 「高品質なマヌカハニーを提供してお客様の健康に貢献する」 というポリシーを掲げており、安全安心な商品を届けております。 しかし、 グレードを詐称しマヌカハニーを販売したり、 科学的に成分を配合して販売するということが、 実際に起こっています。 皆様が今後のマヌカライフでこういった商品に触れないためにも 今回、この記事を作成させていただきました。 ぜひ、最後までご覧いただけますと幸いです。 不正なマヌカハニーとして、主に以下の4つがございます。
1.抗菌活性(グレード)の偽装
一つ目は、 【低いグレードのマヌカハニーを  高いマヌカハニーとしてラベルを張り販売する】 という方法です。 例えば、UMF5+のマヌカハニーのラベルにUMF15+と記載すると、約2倍の値段で売れてしまいます。 この不正を見破る方法はかなり難しく、 実際についている証明書番号が15+の検査結果が出たものが付けられるという点も厄介な部分です。 この不正を見抜くためには、実際にそのマヌカハニーの抗菌活性を測るのが一番です。 しかし現在の日本では、マヌカハニーの抗菌活性を測るサービスを提供している分析機関がありません。 日本でマヌカハニーを輸入する商社や販売者は、現地のメーカーが提供する証明書を信用するしかないという問題を抱えています。 当店ではこの状態でお客様に自信をもってマヌカハニーを販売することはできないと考え、 独自に、マヌカハニーを研究する学者さんに研究用のマヌカハニーを提供しながら、証明書の数値に間違いがないか確認し販売しています。
2.化学的に作られた抗菌物質を添加
次に、 【化学的に作られたMGOを  マヌカハニーに混ぜて販売する】 という方法です。 マヌカハニーの特徴ともいえる【抗菌活性】ですが、これはMGOという成分の持つ作用です。 マヌカハニーはこのMGOの量によってグレードが変わり、値段も変わります。 本来マヌカハニーに含まれる抗菌活性の成分MGOは、【自然由来】のものです。 しかし、MGOは化学的に組成することができるため、 これをマヌカハニーに混ぜることで、安価に高いグレードのマヌカハニーを作り、高価格なマヌカハニーとして販売できてしまいます。 ***** しかし、この不正は、不正されたマヌカハニーを分析しても証明するのが困難という特徴がありました。 最近になり、抑止する方法としてレプトスペリンという成分の計測をUMF協会が義務付けており、この成分の量が不正マヌカかどうかの判断基準になっております。 まだ、充分な対策とは言えませんが、この不正を抑止する仕組みを取り入れたUMF協会の判断は正しいと私は考えます。 レプトスペリンは兵庫県立大学の加藤陽二教授が発見したマヌカハニーに特徴的に含まれる成分で、様々な機能性が期待されています。 詳しくは別項に記載しておりますのでよろしければそちらもご覧ください。 *****
3.加熱して一時的に抗菌活性を高める
次に、 【加熱により無理やり抗菌活性を高め販売する】 という方法があります。 マヌカハニーの抗菌活性は、放っておくと上がるという話を聞いたことがありますか。 この話、実は本当なんです。 マヌカハニーにはジヒドロキシアセトン(通称DHA)という成分が含まれています。 このDHAは時間の経過とともにMGO(抗菌活性成分)に変わる特徴があります。 マヌカハニーは通常、収穫したてのものは、あまり高い抗菌活性を示しません。 一定期間寝かせるうちに、少しずつDHAがMGOへと変換され、抗菌活性が上がるのです。 DHAはマヌカハニーを構成する成分の中でとても重要な成分ということがお分かりいただけると思います。 ここから少し難しいお話になりますが、少々お付き合いくださいませ。 このDHAの特徴の一つに加熱すると、MGOへの変換が加速するという特徴があります。 しかし、これはおすすめできる方法ではなく、加熱によって持ち上げられたMGOは、賞味期限を待たずに減少することがわかっています。 簡単に言うと、すぐにダメになってしまうマヌカハニーが出来上がってしまうということです。 これは通常存在する筈のDHAが枯渇してしまうからです。 この不正はヒドロキシメチルフラール(通称HMF)の値を計測することで見抜くことができます。HMFははちみつの鮮度を測るものとお考えください。 HMFは加熱や(ガラス瓶など)紫外線を受けた場合に数値が上昇する特徴があり、日本の分析機関でも測定が可能です。 UMF協会ではHMFが40mg/kg未満であることが健康に害がないと定めています。 HMFが上昇したはちみつは、色が黒ずんでくる特徴があります。 それだけでは断定できませんが、判断材料の一つに参考ください。
4.農薬が混入している
最後の問題は意図的な不正というよりは、管理不足が原因のものになります。 グリーンベイは2022年まで、現地での検査に加え、日本でも農薬の検査を行ってまいりました。 現在はニュージーランドの第一次産業省が対策を講じたことと、メーカーが農薬に関する資格を取得して安心できる環境を整えたことから、現地の検査のみを行っています。 当店こだわりのマヌカハニーは「イーストコート」「ウエストコート」地方の森で採蜜しております。 いずれも人里離れた山奥で収獲しているため、農薬が混入する可能性はありませんが、 店長自ら、毎年現地を訪問し、視察を実施おりますので、安心してお買い物くださいませ。
ここまで読んでいただき感じていただいている方もいるかもしれませんが、 正直なところを申し上げますと、消費者側では防ぎきれない部分があるのも確かです。 しかし、実際に起こっていることを知り、購入するお店や事業者を判断したうえでご購入につなげていただくことで、少しでもリスク回避につながりますと幸いです。 最後まで、ご覧いただきありがとうございました。