1998年に店長の堀井はニュージーランドでホームステイをしていたことがありました。
ある日、私は風邪をひいてしまい、そのことをホームステイのマザーに伝えたところ、マヌカハニーをお湯に溶いて、レモンを絞ったホットドリンクを作ってくれました。
その時にそれが効いたかは内緒ですが、それがマヌカハニーとの出会いでした。そして、私と父親はマヌカハニーに惚れ込んでいきます。
その後私の父親が会社を定年しまして、2000年にマヌカハニーの輸入会社を創業しました。
現在は私(店長)が代表を引き継いでいます。
お店や会社の名前になっているグリーンベイはその時に私がホームステイをしていたニュージーランドの地名で、あの頃の気持を忘れないために付けたものです。
グリーンベイはマヌカハニーが【売れるから】輸入を始めたのではなく、【惚れ込んだ】から輸入を始めました。
この点が一般的な会社と異なる点です。
*****
創業時、正直に申し上げますと私は別の仕事をしていまして、父親の手伝いをする役割でした。
私がグリーンベイに専念して引き継いだのは2012年になります。
創業当時66歳だった父親は、ニュージーランドを何度も訪問し、様々な養蜂家との面会を繰り返しながら取引先を選定していきました。
以来、現在に至るまで(コロナ渦の3年を除き)【毎年】ニュージーランドの産地を訪問しています。
産地への訪問では分析証明書では分からない、マヌカハニーの目利きの力を養うことができました。
この点も、グリーンベイが一般的な輸入会社と異なる点です。
*****
マヌカハニーを専門に扱う商社としてお客様にご信頼いただくために、取り扱うマヌカハニーは絶対に確かなものである必要があると思っています。
そのために、グリーンベイは現地での検査に加えて日本国内でも検査を行っています。
兵庫県立大学にマヌカハニーを専門に研究する学者さんがおられ、研究用のマヌカハニーを提供しながら成分に矛盾がないか確認をしています。
マヌカハニーに含まれるMGOやDHA、レプトスペリンの成分分析をサービスとして行う機関は現在のところ日本にありません。
このため、この2重チェックは、グリーンベイの大きな特徴になります。
*****
日本でマヌカハニーが殆ど知られていない当時、これらの取り組みを行いながら、日本では輸入食品店や高級スーパー、デパートなどでマヌカハニーを販売いただくことになりました。
インターネットでマヌカハニーを販売するお店の殆どが、インターネットのみでマヌカハニーを販売しています。
グリーンベイはインターネットだけでなく、法人のお客様を相手に商いをしていまして、高級スーパーやデパートなどで、ブランド名を変えてグリーンベイのマヌカハニーは販売されています。
そして大手百貨店のプライベート・ブランドもお任せいただいています。
高級スーパーやホテル、百貨店などの法人は、実は簡単に取引ができるものではありません。法人のお客様からの信頼を集めていることも、グリーンベイの特徴になります。
****
マヌカハニーは1つ1つの体積が小さいため、一般にはパレットと呼ばれる台に乗って、通常のコンテナに混載されて輸入されます。
しかしこれでは、赤道を通過する際に少なくとも数日は高温に晒されます。
グリーンベイのマヌカハニーは安心していただけるよう、定温のコンテナ便で輸入しています。
実は通常のコンテナ便で輸入していたころも、成分の劣化がないことを確認していました。しかしそれは、グリーンベイのマヌカハニーにDHAという成分(MGOの前駆体)が豊富に含まれているためのものです。
それでも赤道を常温で通過することは目に見えない劣化が考えられますので、より安全にこの方法で輸入することにしています。
定温コンテナでの輸入は一度に極めて大量のマヌカハニーを輸入する必要があり、さらに安くない追加費用が掛かりますので、一般的には殆ど行われていません。
この点もグリーンベイの大きな特徴になっています。
*****
グリーンベイのスタッフの数は少数精鋭です。私(店長・代表)やパートスタッフを含め計5名で運営しています。
少数精鋭で大量のマヌカハニーを扱うことで、品質に対して、お客様のお財布に優しい価格を実現しています。