透き通るオリーブグリーンが美しいペリドット

ペリドットは、透き通るようなオリーブグリーンの美しい宝石。 活きいきと生命力溢れる美しい色味が、安らぎや希望を感じさせます。 眺めると気持ちが明るくなるようなペリドットには、 深い歴史や、神秘的な魅力が溢れています。 そんなペリドットの歴史や石言葉、込められた意味などについて 詳しくご紹介します。

ペリドットには、宝石に入った光が二重の光となって出ていく「複屈折」という特徴があり、ペリドットはわずかな光でも眩い輝きを放ちます。夜の薄明りの中でもカラーを保ちながら輝くため「夜会のエメラルド」とも呼ばれてきました。 ペリドットは8月の誕生石としても知られており、和名はオリーブを意味する橄攬（カンラン）石と呼ばれ、鉱物名もそれに由来する「オリビン（Olivine）」と命名されています。その輝きは夏の太陽のように明るいとも称されて、まさに昼も夜も輝きを放つ宝石といえるでしょう。

ペリドットの歴史は古く、古代エジプトでは「太陽神のかけら」として大切にされていました。その輝きは太陽のように強い輝きを放つことから、身に着けている人の邪気を退けて災いを取り払ってくれるパワーがあると信じられていました。そのため、古代ヨーロッパではペリドットをお守りとして、兵士が敵から身を守るために身に着けていたそうです。 長い歴史の中で、ペリドットはエメラルドと混同されてきた背景があります。クレオパトラの有名なエメラルドのコレクションは、実際にはペリドットであったかもしれないと考えている歴史家もいます。実際に、ドイツのケルン大聖堂での三聖王の神殿を飾る宝石は、何世紀もの間エメラルド宝石だと信じられていましたが、実際にはペリドットだったという逸話もあります。

ペリドットは、8月の誕生石としても知られています。太陽のように暖かく輝き、明るいエネルギーに満ちたペリドットは、真夏である8月にふさわしい宝石だといえるでしょう。ペリドットの太陽のような暖かで明るい輝きは、邪気を退けて身に着けている人の災いを払うとも伝えられています。そのためペリドットのジュエリーは、大切な相手への贈り物としても人気です。また日本では、ペリドットは「結婚2周年の宝石」とされています。ふたりの結婚2周年を祝う記念品として、ペリドットのジュエリーをプレゼントする夫婦も多くいます。

ペリドットの石言葉には、「夫婦の幸福」「平和」「安心」などがあります。 「夫婦の幸福」という石言葉から分かるように、ペリドットは「愛」を象徴する宝石でもあります。大切なパートナーとの明るく幸せな関係を想い、ペリドットのジュエリーを身に着けるとよいでしょう。 またペリドットは太陽の石と称されるように、明るいエネルギーに満ちています。オリーブグリーンの優しい輝きは、身に着けている本人はもちろん、周囲にも平穏で前向きなパワーを与えてくれるでしょう。

マルヴェセアではカラーストーンの美しさにこだわり、活きいきと生命力溢れる美しい色味のペリドットを多数ご用意しています。ペリドットのジュエリーは、8月の誕生石や結婚２周年の記念として、プレゼントや自分へのご褒美にもぴったりのアイテムです。安らぎや希望を肌で感じられるような、美しいペリドットのジュエリーをお探しの方は、ぜひマルヴェセアのコレクションをチェックしてくださいね。