スニーカーこそシューキーパーを！型崩れを防ぎ寿命を伸ばす秘訣
そもそもシューキーパーって何？
シューキーパーとは、靴の形状を維持するために靴の中に挿入する道具のことです。主に革靴に使われることが多いですが、スニーカーにも使用できます。シューツリーと呼ばれることもあります。
シューキーパーの主な役割は以下のとおりです。
型崩れ防止:
靴は履いているうちにシワができたり、型崩れしたりします。シューキーパーを使用することで、靴の形状を維持し、美しい状態を保つことができます。
湿気対策:
靴の中は汗などで湿気がこもりやすい状態です。特に木製のシューキーパーは吸湿性に優れており、湿気を吸収してカビや臭いの発生を抑える効果があります。
シワ伸ばし:
履いているうちにできてしまったシワを伸ばし、靴を滑らかな状態に保ちます。
靴の寿命を延ばす:
型崩れや湿気によるダメージを防ぐことで、靴を長持ちさせることができます。
どんな種類があるの？
シューキーパーには、主に以下のような種類があります。
木製:
吸湿性、防臭効果に優れています。
主にシダーウッド（杉）が使われます。
高級感があり、革靴によく使用されます。
プラスチック製:
軽量で安価です。
持ち運びや保管に便利です。
木製に比べて吸湿性は劣ります。
スプリング式:
バネの力で靴にフィットします。
様々な靴の形状に対応しやすいです。
スニーカーにも木製シューキーパーを
吸湿性の高さ:
木製、特にシダーウッドのシューキーパーは、優れた吸湿性を持ちます。スニーカー内部の湿気を効果的に吸収し、カビや臭いの発生を抑制します。
通気性の低いスニーカーにとって、この吸湿性は大きなメリットとなります。
形状維持効果:
木製シューキーパーは、スニーカーの形状をしっかりと維持し、型崩れを防ぎます。
特に、ハイカットスニーカーや形状が崩れやすいスニーカーに効果的です。
素材の特性:
シダーウッドの香りには、防虫・消臭効果があります。スニーカーを清潔に保ち、長期保管にも適しています。
木材の種類によっては、アロマティックな香りがスニーカーの消臭にもつながります。
木製シューキーパーを使う注意点！
サイズと形状の適合性:
木製シューキーパーは、スニーカーのサイズと形状に合ったものを選ぶ必要があります。
特に、スニーカーのつま先の形状に合わない場合、逆に型崩れの原因になることがあります。
スニーカーの形状は革靴と大きく異なる場合があるため、調整機能があるものがおすすめです。
スニーカー素材への影響:
一部のデリケートなスニーカー素材（例：合成皮革、メッシュ素材）は、木材との摩擦で傷つく可能性があります。
またレッドシダーなど色の付いている木材は色移りをする可能性があります。特に白系の靴には気を付けてお使い頂く必要がございます。
シューキーパーを使用する際は、スニーカーの状態を定期的に確認することが重要です。