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ランニングでお腹が痩せない理由は?効率的にポッコリお腹を解消するコツ

公開日:2025/03/21 更新日:2025/03/25
ランニングは有酸素運動として優れていますが、思うようにお腹周りが引き締まらないと感じている方は少なくありません。 実は、ランニングだけではポッコリお腹を解消するには限界があることをご存じでしょうか? 今回の記事では、ランニングでお腹が痩せにくい理由だけでなく、効率的にお腹周りの脂肪を減らすための具体的な方法、ランニング時の注意点をご紹介します。 「ランニングがお腹痩せに効果あるの?」「続けているのにお腹が引っ込まない…」などの疑問や悩みがある方は、ぜひ参考にしてください。
ランニングでお腹が痩せない理由とは?
お腹が痩せない原因には、運動の質や量だけでなく、生活習慣や体質など複数の要因が関わっています。 まずは、なぜランニングだけではお腹痩せが難しいのか、その理由をみていきましょう。 ■走るペースが速すぎる ランニングをする際、「より速く走れば、より多くのカロリーを消費できる」と考えがちですが、逆効果になることがあります。これは、速いペースで走ると身体は糖質をエネルギー源として優先的に使用するようになり、脂肪燃焼が効率的に行われなくなるためです。 脂肪を効率よく燃焼させるには、心拍数が最大心拍数の60~70%程度の「ファットバーンゾーン(脂肪燃焼ゾーン)」で運動することが重要です。会話ができる程度のペースを目安としてください。 ■ランニング時間が短すぎる ランニングを始めてから15~20分程度は、体内の糖質がエネルギー源として使われるため、脂肪の燃焼はあまり進みません。 本格的な脂肪燃焼は、20分を過ぎたあたりから徐々に活発になると言われています。そのため、10分程度の短いランニングでは、お腹の脂肪を効率的に燃焼させるのは難しいでしょう。 理想としては最低でも30分、できれば40~60分程度のランニングを継続すれば、脂肪燃焼の効果を高めることが期待できます。 ■摂取カロリーが消費カロリーを上回っている ランニングでどれだけカロリーを消費しても、食事から摂取するカロリーが上回っていれば体重は減少せず、お腹の脂肪も落ちません。 ランニング後に「運動したから」と食事量が増えてしまうことは非常によくあることです。 1時間のランニングで消費するカロリーは600kcal程度ですが、これはハンバーガー1個分にも満たないことがあります。 また、運動後の空腹感から過食してしまったり、「運動したからこれくらい大丈夫」という心理が働いたりすることで、知らず知らずのうちに摂取カロリーが増えてしまう方もいらっしゃるでしょう。 お腹周りを効果的に引き締めるには、ランニングによるカロリー消費と並行して、バランスの良い食事と適切な摂取カロリーの管理が欠かせません。
■ランニング時の姿勢が正しくない 猫背や前傾姿勢で走ると腹筋が十分に使われず、お腹周りの筋肉が効果的に鍛えられません。 また、姿勢が悪いと内臓が下がり、お腹が突き出た状態になりがちです。 正しいランニングフォームでは、背筋を伸ばし、お腹を軽く引き締めながら走ることが重要です。このような姿勢を保つことで、走りながら自然とコア(体幹)の筋肉を使うことになり、お腹周りの引き締め効果が高まります。 さらに、意識的にお腹に力を入れて走ることで腹筋も同時に鍛えられ、ランニングの効果が最大化されます。
痩せない理由は身体の仕組みも関係している
ランニングを頑張っているのになかなか痩せないと悩む人は多くいますが、これは単純に努力不足ややり方が間違っているというだけでなく、人間の身体の仕組みも関係しています。 ■皮下脂肪タイプは時間がかかる お腹周りの脂肪には大きく分けて「皮下脂肪」と「内臓脂肪」の2種類があります。 内臓脂肪は比較的燃焼されやすい特性を持ちますが、皮下脂肪は燃焼されにくく、時間がかかりやすいです。 特に女性は男性に比べて皮下脂肪が多い傾向にあるため、ランニングを始めてもすぐに目に見える変化が現れにくい方は多くいらっしゃいます。 そのため、皮下脂肪タイプの方がお腹周りを引き締めるには、より長期的な視点で取り組むことが必要です。即効性を求めるのではなく、3ヶ月から半年程度の継続を目標にしましょう。 ■そもそも「部分痩せ」は難しい 「お腹だけ痩せたい」という希望を持つ方は多いですが、体の仕組み上、特定の部位だけを選んで痩せることは基本的にできません。これを「スポット・リデュース」と呼びますが、残念ながら科学的には効果が証明されていません。 体重減少や脂肪燃焼は全身で起こるプロセスであり、どの部位から脂肪が減るかは遺伝的要因や個人差によって決まります。 多くの場合、お腹の脂肪は最後に落ちる傾向があります。そのため、ランニングだけでお腹周りにアプローチするのではなく、全身の筋力トレーニングや食事管理を含めた総合的なアプローチが必要です。
ランニングで痩せにくい部位ってある?
「頑張って走っているのに、なかなか痩せない部位がある…」と感じたことはありませんか? 特にお腹周りや太もも、二の腕など、脂肪が落ちにくいとされる部分に悩む方は少なくありません。 ここでは、ランニングでは痩せにくい部位とその原因、効果的に引き締めるための方法について解説します。 ランニングを頑張っているのに思うように結果が出ない方は、ぜひ参考にしてみてください。 ■顔周り 顔周りはランニングで直接痩せるのが難しい部位です。これは、脂肪細胞が分解されるためには全身の体脂肪率を下げる必要があるからです。ランニングをしても、顔だけをピンポイントで細くすることはできません。 むくみが原因の場合、水分補給や食事管理(特に塩分の摂取量の調整)を意識すると改善されることがあります。また、血流を良くするためにヨガやマッサージを取り入れるのも有効です。 特に、生理中の女性はホルモンバランスの影響で体が水分を溜め込みやすくなり、顔がむくみやすくなることがあります。 この時期は無理に運動を増やすよりも、カリウムを多く含む食品(バナナ、ほうれん草など)を摂取したり、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かったりして、体内の水分バランスを整えましょう。 ■お腹 お腹はランニングだけでは痩せにくいと感じることが多い部位です。特に内臓脂肪は比較的減りやすいですが、皮下脂肪はしつこく残りやすい特徴があります。 そのため、お腹痩せを目指すなら、ランニングだけでなくスクワットなどの無酸素運動を組み合わせるのが効果的です。 また、血糖値の急上昇を防ぐために、夕食の炭水化物量を適切に管理し、たんぱく質や食物繊維を意識した食事を摂ることも重要です。 リバウンドを防ぐためにも、食事制限だけに頼らず、バランスの良い生活習慣をキープしましょう。 ■お尻 お尻は脂肪が落ちにくく、ランニングだけでは引き締まりにくい部位です。 走ることで下半身の筋肉は鍛えられますが、脂肪より筋肉がついてしまい、体型の変化を感じにくいケースもあります。 ヒップアップを目指すなら、ランニングに加えスクワットやジムでの筋力トレーニングを取り入れるのがおすすめです。脂質の摂取量にも注意し、適度な運動と食事管理を組み合わせることで、お尻の形を美しくキープできるでしょう。
「お腹痩せ」を目指すランニングのポイント
ランニングは、脂肪燃焼に効果的ですが、実はただ走るだけではお腹痩せにつながりにくい運動です。 お腹の脂肪を効率よく落とすには、ランニングのフォームや走り方に工夫を加えることが大切です。 続いては、お腹痩せを目指すランニングのポイントを解説します。ぜひできることから取り入れてくださいね。 ■足の上げ方 足を高く上げすぎると上半身がブレてしまい、効率的な脂肪燃焼が難しくなります。 そのため、膝を軽く曲げて前に出すようにし、地面を軽く蹴るイメージで走ることで、下腹部の筋肉が使われやすくなります。 結果としてお腹の脂肪を減らしながら、体幹を強化できるでしょう。 ■腕の振り方 腕の振り方は意外にもお腹痩せに影響します。肘を90度に曲げて肩の力を抜いてコンパクトに振ると、上半身が安定し、腹筋がより使われます。 腕を大きく振りすぎるとバランスが崩れ、逆にお腹の筋肉をうまく使えなくなるため注意が必要です。 ■ランニングフォーム お腹痩せには正しいランニングフォームが不可欠です。 背中をまっすぐに伸ばし、骨盤を軽く前傾させることで、腹筋が自然に使われます。猫背になるとお腹に力が入りにくく、脂肪燃焼効果が半減するため注意が必要です。 肩の力を抜き、胸を開く意識を持つことで、血流が良くなり脂肪の分解も促進されます。 以下の記事では、スマホを持たずに快適にランニングを楽しむための方法をご紹介しています。ストレスフリーで思いきり走る楽しさを味わいましょう。
ランニングで効率的に痩せるコツ
闇雲に走るだけでは思うように体型が変わらないこともあります。 脂肪の分解を促し、リバウンドを防ぎながら理想の体を手に入れるには、正しい方法で継続することが大切です。 ここでは3つのコツをご紹介するので、無駄なく健康的にダイエットを進めたい方は、ぜひ参考にしてください。 ■ランニング前にプランクをする ランニング前にプランクを取り入れると、体幹が強化され、正しい姿勢をキープしやすくなります。ランニング中のエネルギー消費が向上し、脂肪燃焼が効率的に行われるようになるため、ぜひ取り入れましょう。 さらに、プランクには基礎代謝を向上させる効果があり、日常的なカロリー消費量の増加につながります。 毎日30秒からでも効果が期待できるため、ウォーミングアップとしておすすめです。 ■ランニング後にストレッチをする ランニング後のストレッチは、筋肉の回復を促進するだけでなく、痩せるためにも効果的です。適切なストレッチにより血行が促進され、老廃物の排出が活発になります。 また、柔軟性を維持することで次回のランニングの質が向上し、より効率的な脂肪燃焼につながります。 特に太もも、ふくらはぎ、股関節周りのストレッチは重要です。各部位10〜30秒間のストレッチを行い、呼吸を止めずにゆっくりと伸ばすことがポイントです。 ■食物繊維やタンパク質を意識した食事管理 ランニングの効果を最大化するには、適切な食事管理も欠かせません。 食物繊維は腸内環境を整え、ホルモンの分泌をサポートしてくれるため、健康的な減量を助けます。 また、満腹感を持続させることで食欲をコントロールし、肥満予防にも役立ちます。 さらに、タンパク質は筋肉の維持と修復に不可欠で、基礎代謝を向上させるために重要な栄養素です。 鶏むね肉、魚、卵、大豆製品などを意識的に摂取し、脂質のバランスも考えながら、健康的な体型をキープしましょう。
痩せたいならスロージョギングも効果的
「ランニングはハードそうで続けられる自信がない…」そんな方におすすめなのがスロージョギングです。 実は、速く走るよりもゆっくり走るほうが脂肪燃焼に適している場合もあります。 無理なく続けられるスロージョギングは、初心者や運動が苦手な方でも気軽に始められるのが魅力。 なぜスロージョギングが痩せやすいのか、その効果や実践のポイントを詳しく解説します。 ■ランニングよりも難易度が低め 時速6km以下で走るスロージョギングは、以下のような特徴があります。 ・会話ができるくらいの速度で行うことで長時間継続しやすい ・呼吸が整いやすいため途中で息切れしにくい ・関節への負荷が少なく、膝や足首に不安がある方でも取り組みやすい ランニングよりも心理的なハードルが低いため、運動習慣をつけたい初心者にもおすすめです。 特に、「運動は苦手だけど健康のために何か始めたい」「関節に負担をかけずに無理なく続けたい」など、ダイエット目的以外でもおすすめです。 ■エネルギー消費量がウォーキングの2倍 スロージョギングは、ウォーキングと比較して約2倍のエネルギーを消費します。ゆっくりとしたペースでも、両足が地面から離れる瞬間があるため、より多くの筋肉を使い、高いカロリー消費につながります。 60kgの方が30分間のスロージョギングを行うと、約300kcalを消費できるのに対し、同じ時間のウォーキングでは約150kcal程度です。 また、運動後もしばらく代謝が上がった状態(アフターバーン効果)が続くため、運動終了後も脂肪燃焼効果が持続します。
ランニングで痩せない人のよくある質問
ランニングはダイエットに役立ちますが、やり方を間違えると効果が半減してしまうことも。最後に、ランニングで痩せないと悩む方によくある質問をピックアップしました。 思い通りの結果が出ないと感じている方は、ぜひチェックしてみてください。 ■ランニングを毎日やればお腹は痩せる? ランニングを毎日行ってもお腹だけを選択的に痩せることは難しいです。これはすでにお伝えしたとおり、「部分痩せ」が基本的に不可能だからです。 しかし、全身の脂肪が減少する過程でお腹周りの脂肪も減っていきます。 効果的にお腹を引き締めるには、ランニングとあわせて腹筋などの体幹(コア)トレーニングを取り入れたり、適切な食事管理を行いましょう。 ■ランニングで痩せないのは老化のせい? 確かに加齢とともに基礎代謝は低下し、同じ運動でも消費カロリーが減少する傾向にありますが、だからといって絶対に痩せないということはありません。 体力や筋力に自信がない方は、スピードをあげたり距離を伸ばしたりするよりも、頻度と継続性を重視しましょう。 また、筋トレを組み合わせることで基礎代謝を維持・向上させることができます。食事内容も見直し、タンパク質摂取量を増やして筋肉量の減少を防ぎましょう。
まとめ
ランニングは痩せるための素晴らしいスポーツです。体幹を鍛えるプランク、回復を促すストレッチ、そして適切な食事管理を組み合わせることで、あなたのダイエット効果は何倍にも高まります。 また、本記事でご紹介したスロージョギングなら無理なく始められ、継続する喜びを感じられるでしょう。年齢に関係なく正しい知識と少しの工夫があれば、必ず結果はついてきます。 今日からできることを一つずつ取り入れ、理想の体へと一歩ずつ近づいていきましょう。