浄土真宗

浄土真宗は、親鸞を宗祖とする仏教の一派です。 阿弥陀仏の救いを信じ、念仏を唱えることで極楽往生を目指す浄土門の教えを基盤としています。 浄土真宗には、親鸞の没後、門弟たちの教えの解釈の違いから分かれた10の宗派（真宗十派）があり、このうち真宗本願寺派（西）と真宗大谷派（東）が信者数が多い二大宗派となっています。

浄土真宗本願寺派の本尊は阿弥陀如来（西立弥陀）となります。 お像ではなく掛け軸をお祀りする場合もございます。 脇侍は向かって左側に蓮如上人、右側に親鸞聖人をお祀りします。

浄土真宗大谷派の本尊は阿弥陀如来（東立弥陀）となります。 お像ではなく掛け軸をお祀りする場合もございます。 脇侍には向かって左側に九字名号「南無不可思議光如来」の掛け軸、左側に十字名号「帰命尽十方無碍光如来」の掛け軸をお祀りします。