木は土に根ざし、ゆっくりと長い年月をかけて生きています。木はひとつひとつ違っていて、ひとつひとつに味わいがあります。新素材が次々に開発され、いつからか身の回りには軽くて丈夫、合理的で低コストでも無機質でどこか冷たい感じがする「モノ」が溢れているいま木のぬくもりやあたたかさ、その魅力をなるべくそのまま伝えたいという想いでシンプルに、そして一個一個手作りの「木箱」作りをはじめました。せかせかしていた気持ちがふと落ち着いたり、大変だと思っていたことがそうでもないなと思えたり。木はかつて生きていて、ゆっくりと長い年月をかけて私たちのそばに届きます。「K I B A K O」は、ぬくもりとスローな時間を感じられる商品でありたいと、思います。