愛犬の偏食・好き嫌いを改善しよう！少食や食欲不振は栄養バランスに不安も・・

愛犬の成長とともに増えるお悩みの一つが好き嫌いや食欲不振・・ 「ずっと好きだったドッグフードなのに食べ残すようになった」という経験をされる飼い主様も少なくありません。 特に、シニア犬が少食になったり、偏食になると栄養バランスの面でも心配ですよね。 ワンちゃんがずっと元気で過ごせるよう、好き嫌いや食欲不振を防ぐための対策を取り入れてみませんか？

愛犬が好き嫌いをしたり、偏食になる原因の一つは「美味しい味を覚えてしまったから」というケースが考えられます。 お正月に特別なごはんが続いたり、おやつの回数が増えたことで、いつものお食事に魅力を感じなくなってしまう子も・・。 いつものごはんとは違う味付け、違う食感などワンちゃんの興味が移ってしまう原因は様々ですが、栄養バランスが取れたごはんを食べてほしいという飼い主様のお気持ちと異なる食事に食欲をかき立てられることも少なくありません。 また、体調が優れないケースや歯に痛みがあり、硬いごはんが食べにくくなって食べ残すことも考えられます。 体の不調が考えられる場合は、お食事の時間以外の様子もよく観察し、どのようなフードなら喜んで食べてくれるかを確認してみましょう。

シニア犬がごはんを食べ残す時に注意したい点は、【病気のサイン】ではないかを確認することです。 食欲が落ちた原因が【年齢による食欲の衰え】である可能性もありますが、しっかりとお医者様にみてもらうことが大切。 体に異常がなければ、活動量や行動に変化はないかを観察し、食欲を促すよう香りが強いごはんを取り入れてみましょう。 ワンちゃんは年齢とともに嗅覚も衰えてしまうため、それまで美味しいそうだと感じていたごはんの匂いも分かりづらくなることがあります。 いつもと調理法を変えたり、香りが立つよう温かいごはんを用意するのもおすすめです。

愛犬の偏食を防止するためには、 1.　必ず犬用のごはんを与える 2.　1年を通して水分摂取を意識する ことが大切です。 人間用のごはんの味を覚えてしまうと、ドッグフードや無添加のお食事に興味を持てなくなってしまい、素材そのものがもつ美味しさでは満足できなくなってしまいます。 健康な体を作る上でもワンちゃん専用のお食事を与える、また、消化吸収を助け、代謝UPにも繋がる水分をたっぷり摂ることが大切。 汗をかきやすい夏だけでなく、冬や室内で過ごすことが多い日も水分をたっぷり飲ませてあげましょう。

ワンちゃんが好き嫌いをせず、健康的なお食事を楽しむためには胃腸ケアも大切になります。 胃腸の働きが衰えると、気分が優れなかったり、食欲不振を招くケースも・・。 ワンちゃんのお腹の調子が気になる時は、消化しやすい柔らかいお食事や温かいごはんを取り入れましょう。 また、ごはんを小分けにしたり、脂質の少ないものを与えることも大切です。