愛犬の噛み癖・無駄吠えを防止したい！口輪をつけずにストレスを解消する方法

ワンちゃんのイタズラの一つでもある噛み癖や無駄吠え・・ しかし、人を噛んだり、物を傷つけてしまう、周囲に迷惑をかけるとなるとなんとか止めさせたいものですよね。 ワンちゃんが噛む理由は年齢によって異なり、パピーちゃんであれば注意をひいたり、遊びの一つであることが多く、 成犬の場合、生まれた時の育児環境やトラウマが影響していることもあります。 そんな噛み癖や無駄吠えにどのように対応すれば、対策や適切なしつけについてご紹介していきます。

ワンちゃんにおもちゃを与えていらっしゃるご家庭は多いと思いますが、通常のおもちゃとしつけ用おもちゃは使い方が異なります。 しつけ用おもちゃは飼い主様と一緒に遊ぶことが特に大切で、コミュニケーションを取りながら噛んではいけないことを覚えていきます。 愛犬にとって楽しいおもちゃであれば、興奮して甘噛みをすることもあるでしょう。 そんな時は遊ぶことを一旦やめ、「どうして遊んでくれなくなったのか」を考える時間を与えいます。 遊びを再開して、また噛んでしまうようであれば、その場を離れ、中断・再開を繰り返します。 たくさん遊んで欲しいから、もう噛まないようにしようとワンちゃん自身で学習させてあげましょう。

ワンちゃんが甘噛みする理由として主なものは、飼い主様への愛情表現。 また、本能的な習性や遊びの一つ、歯の生え変わりや甘えからくるケースも多いようです。 成犬に噛み癖がある場合は嫌なことから『自分の身を守るための抵抗』や苛立ちのほか、 『生活環境の問題』『遺伝子によるもの』『脳の問題』などによるケースも考えられるため、どのような場面で吠えたり噛んだりするのか、見極めることが大切です。 とはいえ、甘噛みするのを放っておくと、加減せずに噛むようになってしまったり、攻撃的になることも・・。 ワンちゃんにとって『噛む』という行為は本能的な行動ですが、パピーちゃんであれば小さいうちから噛まないようにしつけることが大切です。 ただ、噛んだ時に大きな声を出したり、強く叱ることは逆効果。 噛んだ時にはその場を離れ、噛むと構ってくれないと学ばせてあげましょう。 また、日頃からストレスを溜めないようケアすることも大切ですよ。

家の中やお散歩中に人や車に向かって行う無駄吠え。 ワンちゃんが無駄吠えをする理由は、恐怖心、要求、興奮など様々ですが、大きな声で吠えることが増えると近隣に迷惑がかかったり、人が集まる場所に行きづらくなりますよね。 生まれて間もない子犬であれば、成長するとともに人や環境に慣れ、吠えなくなるケースも多いですが、成犬の場合は吠える必要がないことを学習しなくてはいけません。 まずは、いつも吠えている人や物から刺激を受けないよう、吠えるきっかけを減らしてあげましょう。 また、吠えてもワンちゃんに近づいてかまったりせず、要求に応えないようにします。 ワンちゃんに無駄吠えをやめさせるには、私たちの接し方や環境を見直すことも必要で、同じ環境で育ったワンちゃんであっても性格が異なるように、焦らず時間をかけて学ばせてあげましょう。