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正しい歯磨き粉選び特集

公開日:2024/09/02 更新日:2024/09/09
お口の健康を整えるためには毎日の正しいホームケアが重要ですが、ちゃんと歯が磨けているか(ブラッシングが適切か)に加え、どんな成分の歯磨き粉を使っているかも正しいホームケアを行ううえでとても大事な要素です。 歯科医院専用品を中心に歯磨き粉選びをご紹介していきます。
おそらく多くの方が歯を磨く際には、歯磨き粉を使用しているものと思います。もちろん歯みがき粉をつかわずに、歯ブラシだけでブラッシングをしても丁寧に行うことで歯垢などの汚れを除去できます。しかし、むし歯予防や歯周病予防、ステインの除去などについては十分な効果を得られるかと言えばそうではありません。そこで歯磨き粉の出番です。歯ブラシにプラスアルファの効果を与える役割が歯磨き粉にはあるのです。 基本成分は「清掃剤(研磨剤)」「湿潤剤」「発泡剤」「粘結剤」「香味剤」「保存料」の6つです。 これらに薬効成分を加えたものが、「医薬部外品」としての歯磨き粉になります。 効成分は厚生労働省によってその効果が認められ認可された成分で、その働きによって効能・効果が期待できます。 ちなみに基本成分のみを含んでいるものは「化粧品」に区分されます。
▼フッ素含有量1450ppm 虫歯予防
歯磨き粉の選び方で最も重要なポイントは、フッ素の有無とその濃度です。フッ素未配合の歯磨き粉は避けるべきであり、その理由はフッ素が歯質を強化し、虫歯予防に効果的だからです。 しかし、すべてのフッ素配合歯磨き粉が同じではありません。日本でのフッ素の最大含有量は1500ppmであり、1450ppm配合されている製品が理想的ですが、実際には配合量が明記されていない製品も少なくありません。配合量が不明瞭な製品は、実際には十分なフッ素を含んでいない可能性が高いのです。 また、フッ素の濃度は年齢に合わせて適した濃度のものを選ぶべきです。矯正治療中の歯は通常よりもケアが必要になることが多いため、適切な製品を選びましょう。 インプラントをお持ちの方は、フッ素がチタンの腐食を促進する可能性があるため、使用する歯磨き粉に注意が必要です。 ※6才未満のお子様への使用は控え、手の届かないところに保管してください。 これらの点を踏まえ、歯磨き粉を選ぶ際は、フッ素濃度が1450ppmの製品を選び、自身の口腔環境や年齢に合ったものを選んでください。
▼低発泡性 正しい歯磨きのために
歯磨き粉の選び方で重要なポイントは発泡性です。歯磨き時、口の中が泡でいっぱいになると、多くの方が歯が十分に磨けたと感じてしまっています。しかし、実際には、歯医者が推奨する歯磨き時間は5分〜10分です。推奨している時間を守って歯を磨くには、泡立ちの少ない低発泡の歯磨き粉でなければ、ゆっくりと長い時間をかけて磨けません。 つまり低発泡性は、良い歯磨き粉として重要なポイントと言えます。発泡剤としてよく知られるラウリル硫酸ナトリウムが含まれている歯磨き粉を避けて選ぶことで、低発泡性の歯磨き粉を見つけやすいです。
▼研磨剤不使用 エナメル質保護
研磨剤の有無も歯磨き粉の選び方で重要なポイントです。研磨剤は歯の表面を物理的にきれいにする成分ですが、その効果はヤスリのように歯のエナメル質を削ることにより得られます。 研磨剤が強力な歯磨き粉を使用すると、確かに一時的に歯が白く見えるかもしれません。しかし、この研磨剤の影響で歯のエナメル質が薄くなり、結果的に歯が傷つきやすくなってしまい、色素の沈着を受けやすくなり、逆に目立ってしまいます。 さらに、電動歯ブラシを使用する場合、清掃効果が手磨きに比べて2倍向上しますが、研磨剤入りの歯磨き粉を用いると、磨きすぎによるエナメル質の過剰な削り取りが懸念されます。また、歯が削れると知覚過敏になりやすいです。知覚過敏だと冷たいものを食べたり飲んだりした時に歯がしみてしまうので、防止するためにも研磨剤の有無にはこだわりましょう。
▼知覚過敏
▼歯周病・歯肉炎