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用途別に徹底比較!水中ポンプの選び方

公開日:2024/10/02 更新日:2024/12/12
水中ポンプとは、「大量の水を別の場所へ移動させる装置」のことです。 この記事では水中ポンプを初めて購入する方向けに、選び方やおすすめ製品について解説します!
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1.水中ポンプの用途
2.水中ポンプの種類と用途別おすすめ製品
3.【購入前】確認すべき3つのポイント
4.【選び方】性能比較で大切な4つの数値
水中ポンプを初めて購入する方は、水中ポンプに馴染みのない方がほとんどだと思います。 水の中にポンプを沈めて、電源を押すと、簡単に水の汲み取りや排水ができます。色々な場面で活躍する万能アイテムです。
水中ポンプは、大まかに分けて4つの種類があります。 汲み上げる水の状態が、綺麗で澄んでいるか泥や固形物を含んでいるかなどで分類されます。
①清水用水中ポンプ
清水:濁りや異物が混ざっておらず、透明度が高い。 用途:水槽や池の水換え、庭や畑の散水、風呂水の再利用
②汚水用水中ポンプ
汚水:多少の泥や砂が混ざっている。 用途:田畑での利用、床上・床下浸水
③工事排水用水中ポンプ
工事排水:砂や泥だけでなく、土砂や草木など多少の固形物を含む。 用途:浮遊物の多い場所の排水、工事現場の排水、道路・田畑の冠水
④腐食性水用水中ポンプ
腐食性水:金属をサビさせて腐らせる海水や薬品を含む。 用途:食品・薬品工場の排水、海水の循環処理、高潮・津波の浸水
1.【ホースが必要です。】 吐出口はきだしぐち(口径)の直径に合ったホースやパイプをご用意ください。(製品に付属してる場合もございます。) 2.【電源が必要です。充電式ではありません。】 使用場所や発電機のコンセント差し込み穴をご確認ください。穴数が2つの場合は単相(100V)、3つは三相(200V)の製品が適合します。 3.【周波数が合ってないと故障します。】 東日本で使う場合は50Hz、西日本は60Hzを選びましょう。誤って使用すると、性能の低下や故障の原因となります。 ◾️周波数とは・・?◾️ 電力会社から一般家庭に供給されている電気は「交流」といわれ、電気のプラス(+)、マイナス(-)が1秒間に何十回と入れ替わっています。その入れ替わる回数が周波数(Hz:ヘルツ)と呼ばれるものです。 ◾️周波数が合わない水中ポンプを使うと何が起こるの?◾️ ▼50Hzのポンプを60Hzで運転すると モーター焼損、ポンプ破損などの故障が生じます。 50Hzの運転に対し、流量は1.2倍、揚程ようていは1.44倍、機動力は1.73倍になります。揚程の増加により、シール部分やケージングなどの耐圧が問題になります。また、機動力の増加で、モーターは大幅な過負荷になり、焼損が生じます。 ▼60Hzのポンプを50Hzで運転すると 性能が大幅に低下します。 60Hzの運転に対し、流量は0.83倍、揚程ようていは0.69倍、機動力は0.58倍になります。揚程が大幅に低下するため、揚げ水不能になることもあります。性能は低下しますが、ポンプ・モーターが故障することはありません。
地域別の周波数図
水中ポンプの仕組みは、主に4つの部位から成ります。この部位に関する数値を比較することで、自分に必要な性能を持つ製品を選ぶことができます。 ・水を取り込む流入口 ・実際に水が排出される吐出口(口径) ・水を吐き出す量を調整する出力部位 ・コンセント部位
1.流入口・吐出口(口径)の大きさ 用途や販売メーカーにより、cm、mm単位で違いがあります。 2.出力(kw) 水中ポンプが水を送り出す力を表します。 この数値が大きいほど、強力に水を送り出しますので吐出量も多くなります。 3.吐出量(㎥/min) 「1分間で何リットル排水できるのか」を表します。 この数値が大きいほど排水を短時間で行うことができます。 4.全揚程(m) 「何メートルの高さまで水を持ち上げられるのか」を表します。水を吸い込む水面から、吐出する水面までの高さです。高低差のある場所で使用する場合は特にチェックしたい数値です。