真珠ジュエリーはどうやって選べばいい？真珠の種類と選び方

古くから世界中の人々に愛され、重宝されてきた真珠。 大人なら一つは持っておきたい真珠のジュエリーですが、価格も種類も様々で、なにを選べばよいのかわからない！という方も多いのではないでしょうか？ そこで、楽天出店25年の当店がプロの目線であなたにぴったりな真珠の選び方を解説いたします！ 真珠のジュエリーは年齢を問わず、どんなシーンでも美しく輝かせてくれます。 ぜひお気に入りの真珠ジュエリーを見つける手助けにしてください。

真珠を選ぶ際には、以下のポイントを押さえましょう。 ■真珠の種類: 貝の中にはいった異物が、長い年月をかけて貝の中で分泌される外套膜で覆われていくことで作られる真珠。古代では偶発的にできた真珠を海に潜って探しており、ダイヤモンドよりも価値のある宝石と言われていました。 現代では、ジュエリーに用いられる真珠の多くは人工的に貝の中に核を入れる養殖で作られています。養殖される場所により主に下記の種類に分類されいます。 ・アコヤ真珠: 日本で養殖される代表的な真珠。きめ細やかな光沢と、奥行のある上品で高級感のある輝きが特徴です。 ・淡水真珠：琵琶湖や中国などで養殖される真珠。小粒のものが多く比較的に安価なため、デザイン性の高いアイテムも多く、カジュアルに楽しめます。 ・南洋真珠: オーストラリアやインドネシアなどで養殖される真珠。大粒で、存在感のある輝きが魅力です。 ・黒蝶真珠: タヒチなどで養殖される真珠。神秘的な黒色の輝きが特徴です。 ■真珠の品質: 品質により同じ種類の真珠でも大きく価格に差があります。 巻き: 真珠層の厚さ。厚いほど、耐久性と内側から輝くような深みのある輝きが増します。 照り: 真珠の光沢。強く、鮮明な輝きを持つものが高品質です。 キズ: キズやエクボが少ないほど、美しいとされます。 形：真円に近いほど価値が高いとされています。アコヤ真珠は真円に近いものが多いと言われます。 色：真珠の種類ごとに様々な色があります。

■冠婚葬祭: フォーマルな場では、アコヤ真珠のネックレスやイヤリングが定番です。 弔事では、一連のネックレスを選びましょう。 結婚式などのお祝いの席では、華やかなデザインの真珠もおすすめです。 ■入学式・卒業式: 控えめなサイズの真珠を選ぶと、上品な印象になります。 コサージュと合わせて、華やかさをプラスするのも良いでしょう。 ■日常使い: カジュアルな服装には、淡水真珠やパールのワンポイントアクセサリーがおすすめです。 重ね付けや、他のジュエリーとの組み合わせも楽しめます。 ■年齢別: シーンはもちろん、年齢によって似合う真珠のサイズは異なります。ジュエリーでお顔周りにボリュームや輝きを足してあげることができるため、一般的に年齢が上がるほど大ぶりなものが似合うと言われます。 20代：初めての真珠には、比較的に安価な淡水パールのネックレスやイヤリングがおすすめです。サイズは7mm程度の小ぶりなものがおすすめです。 30代：アコヤ真珠など少しずつ品質の良い真珠を揃え始めるのに適した年代です。サイズは7.5～8mm程度のものがおすすめです。 40代以降：上質な真珠を長く愛用するのに適した年代です。南洋真珠や黒蝶真珠など、個性的な真珠にも挑戦してみましょう。8mm以上の大ぶりなサイズもお似合いになります。

真珠は、汗や化粧品に弱いので、使用後は柔らかい布で拭いて保管しましょう。 定期的に専門店でメンテナンスを行うことで、美しい輝きを長く保つことができます。