スキンケア

毎日のスキンケアで大切なことは、「肌を清潔に保つ」「しっかり保湿」「肌のバリア機能を高める」ことです。特に年齢を重ねると、バリア機能が低下し、お肌の水分が蒸発しやすく＝乾燥しやすくなります。当店で扱うスキンケア用品は高齢者や在宅患者さん向けのドライスキンやテープやおむつかぶれによる肌トラブルを予防のために、実際の医療現場で使用されています。そのため、無香料でセラミドをはじめとする肌に欠かせない成分を含んでいるため、SNSで美容系インフルエンサーや雑誌で美容用スキンケアとして紹介されています。当店おすすめのスキンケア用品をご紹介します。

肌内部の角質層は水分を15～20％含んでおり、吸水保湿性に富んでいます。この角質層の水分が不足するとカサカサした乾燥肌になります。乾燥すると赤み、シワ、かゆみ等の肌トラブルを引き起こすので、「保湿」することで肌トラブルを予防することが大切です。では角質層にはどのような保湿が良いのでしょうか？角質細胞にあるNMF（天然保湿因子）には保水性の働きがあり、角質内部のうるおいを維持しており、NMFは60％のアミノ酸から成っています。“アミノ酸保湿成分配合”を謡うスキンケアはこのNMFに関係しています。NMFがある角質細胞と角質細胞を結んでいるのがセラミド（細胞間脂質）です。セラミドは角層細胞間の水分を保持（すなわち保湿）するために重要な成分です。敏感肌や乾燥肌向けのスキンケアにはセラミド配合製品が多くあり、アルケアのリモイスシリーズのリモイスラメラ保湿ミルクは、保湿成分ヒト型セラミドを配合し、皮膚の角層を模したラメラ構造を形成している保湿ミルクです。

お肌のバリア機能は、肌の角質層を紫外線などの外部からの刺激や花粉など異物から肌を守るための機能です。健康な肌を保つために重要で、バリア機能が低下すると、アトピー性皮膚炎や肌荒れ、かゆみ、かぶれなどのトラブルを引き起こしやすくなります。コロナ渦の中で口の周囲がマスクによる炎症「マスクかぶれ」の症状も、マスクがこもった状態で雑菌が繁殖しやすくなったり、また不織布やガーゼの素材と肌の摩擦により炎症を引き起こしたのも、このバリア機能の低下が原因です。

ではどのようにすればバリア機能を維持すればよいのでしょうか？それは何より保湿です。洗顔後や入浴後、たっぷり保湿効果があるクリームやローションを塗りましょう。またバランスのよい食生活、暴飲暴食、飲酒や喫煙も控えめにして規則正しい生活を送ることが大切です。

洗顔は皮膚についた汚れ、皮脂、古い角質を落として、清潔な状態に保ちます。清潔になった状態でスキンケアをするとより成分が肌の内部に行き届きやすくなり肌を健やかに保ちます。特に高齢者や介護が必要な方は洗い流すことが難しい環境にあるので、洗い流さないタイプも人気です。