岩佐の草履台には「すっきり細身台」「歩きやすい幅広台」「粋なスクエア台」の3種類があります。
歩きやすさ重視の方は、まず「歩きやすい幅広台」をお試しください。
草履は靴のように足全体を覆っているものではないので、サイズ展開はS、M、L、LLとなっております。
ご自分の足のサイズを目安に草履のサイズを選んでいただきます。
履き方は、足の指を奥まで深く差し込まず、鼻緒を指先で引っかけたように見える状態が美しいとされています。
かかとが台よりも2~3cm出ることが一番美しいとされていますが、かえって疲れる場合もあることから1cmほど出す履き方も一般的になってきています。お好みで調節してください。(ただし、雨草履の場合は、足袋が雨水で汚れてしまいますので、しっかり収まるサイズのほうがよろしいです。)
かかとが台より1cmほど出るサイズをお勧めします。
草履が少しキツイと感じたら、鼻緒に指を通し手の甲で広げるようにすると、歩きやすく、足に馴染みやすくなります。
◆草履の色
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フォーマルな装いには、金・銀・白が適しています。
また、鼻緒と台の色が同色のほうがフォーマル度が高まり、結婚式などによく使われます。
淡色系のベージュやグレーは着物にも合わせやすく、セミフォーマルからおしゃれ着物まで幅広く使えます。お持ちの着物に黄味がまじっているものが多ければベージュ系を、それ以外のものが多ければグレー系を、一足手元にお持ちになると重宝します。
◆草履の高さ
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高さが高いほどフォーマル度が上がると言われています。
段重ねのほうがややかっちりとした印象を与え、フォーマルですが、色合いによっても変わってきます。
おしゃれ着やふだん着には、3cm~6cmが一般的な高さで、あまり高すぎないものが疲れにくくおすすめです。