お世話になっている、あの方へ。大切な、あの人に。
お客様の気持ちを伝える、ささやかなお手伝いをいたします。
■定義
一般的には、慶事における進物や贈答品に添える飾り。
■歴史的背景
昔は、薄く伸ばしたアワビを縁起物として贈り物に添えていたとされる。
■現在の形状
現在では、黄色い紙を長六角形の色紙で包んだ形状のものが多い。
祝儀袋等の表面に印刷された簡略化された「のし」も見られる。
■一般的な使用法
折り熨斗を使用した「のし紙」や祝儀袋が一般的。
品物と一緒に目録をつけて贈るというしきたりは簡略化され、のし紙の表書きで中身を伝えるようになった。
■マナー
のし紙をかけることは、昔から引き継がれている正式なマナー。
のし紙をかけた場合、リボンを付けることは避けるべきである。
■一般的なギフト包装
現在の一般的な方法は、贈り物に「水引」と「熨斗」の入ったのし紙をかけること。
■水引とは
祝儀や不祝儀の際に用いられる飾り。
贈答品の包み紙などにかける紅白や黒白の帯紐。
基本的に本数は奇数で作られている。
目的に応じて結び方が異なる。
■水引の使い方
結び方と表書きの書き方によって用途を使い分ける。
のし紙をかける際には、適切な結び方を選ぶことが重要。
■表書き(上書き)
表書きとは、水引の上に書く「御祝」「内祝」といった文言のことです。
選択欄内にない表書きをご指定の場合は、「その他」をご選択いただき、備考欄に別途ご記入下さい。
尚、スペースの都合上、お入れできる文字数に限りがございます。
文字数が多い場合は、字の大きさが小さくなりますので予めご了承下さい。
■名入れ(下書き)
名入れは、水引の下に書くお名前のことです。
通常は贈り主様のお名前ですが、出産祝いの場合は誕生されたお子様のお名前をお入れします。
※連名でご希望の場合は、右から順番にご指示下さい。
全国的には7月1日から15日頃までが主な時期。
月遅れのお盆を行う地域では8月1日から15日まで。ただし、お盆は月遅れ(旧盆:8月15日)で行い、
お中元は一般的な7月に、という一部地域もあります。
贈答はこの日付ちょうどでなくとも、この日付までに送ればいい(特に配送の場合)。
少々の遅れも格段問題とはされません。「月初めから15日ごろまで」等とされます。
2月初旬から15日頃が主な時期。
暮れにお世話になった人に対し感謝するなどの歳暮周り(せいぼまわり)と呼ばれます。
現在では「歳暮」「お歳暮」といった場合、この贈答品、または贈り物の習慣を指すことが一般的。
元々はお正月の準備を始める「事始めの日」の12月13日からが一般的でしたが、
最近ではインターネットやデパートを利用して、早ければ年末で忙しくなる前の11月中旬頃から贈られています。