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COMポートの規格を切り替えて産業用PCを もっと活用する方法

公開日:2024/09/04 更新日:2024/10/15
こんにちは。 ミニパソコン専門販売サイトSkynewを運営している株式会社真善美の社員です。 弊社のミニパソコンK12ですが、実はインターフェースにCOMポートがないのをお気づきでしたでしょうか。 「これじゃあ、シリアル通信ができなくて不便じゃないか!」 そんな不便な思いをさせてしまっていたら申し訳ありません…。 ですが、実はK12はマザーボード上に2つのCOMポートが装備されており、ちょっとの作業でご利用いただくことができるのです。 しかも、規格の切替ができるとなったら、ちょっと魅力的じゃないですか? 今回は、ファンレスミニパソコンK12でCOMポートを使用、規格を切り替える方法について解説していきます。
K12のCOMポートのデフォルト仕様
まずはデフォルトの仕様について解説します。 K12のマザーボードの仕様は下の写真のようになっています。
❶はCOM1ポートになっており、❸6ピンのジャンパーを使用することでRS232、RS422、RS485のいずれかに自由に切り替えることができます、 ❷はCOM2ポートになっており、こちらはRS232規格で固定されており変更することはできません。
❸の6ピンのピンヘッダーにはジャンパスイッチ装置があります。 この装置を装着する位置を変えることでCOMポートの規格を変更できます。
RS232規格に変更する方法
COM1ポートをRS232規格に変更するには、 ジャンパーピンを6ピンの1番と2番に挿入します。
RS485規格に変更する方法
ジャンパーピンを6ピンの3番と4番に挿入すると、RS485規格がご使用いただけます。 この時注意していただきたいのが、これまでCOM1ポートとして機能していた箇所は使用できなくなり、赤い四角で示された位置にCOM1ポートが変更になります。 この時、COM1ポートの規格はRS485となります。
RS422規格に変更する方法
ジャンパーピンを6ピンの3番と4番に挿入すると、RS422規格がご使用いただけます。 この時注意していただきたいのが、これまでCOM1ポートとして機能していた箇所は使用できなくなり 赤い四角で示された位置にCOM1ポートが変更になります。 この時、COM1ポートの規格はRS422となります。
まとめ
以上が、ファンレスミニパソコンK12のCOMポート規格の切替方法になります! シリアル通信をしたいけど、インターフェースにCOMポートがない、とお悩みの方や COMポートの規格を切り替えて活用の幅を広げたい!とお考えの方の お役に立てれば幸いです。 K12の商品ページはこちら!