業務用大容量12Vバッテリー

災害時に通信や設備が停止することで、被害の拡大や業務の停滞を招くケースは少なくありません。とくに通信インフラやサーバー設備、防災・防犯機器では、停電時でも安定して電力供給を続けられる体制が求められます。しかし、使用しているバッテリーの容量不足や劣化が原因で、期待していた稼働時間を満たせないというトラブルも発生しています。 そこで注目されているのが、電菱製の密閉型レギュラータイプバッテリー JR100-12です。10時間率で100アンペアアワーという大容量を誇る本モデルは、通信装置やUPS、非常用設備における長時間運転に最適な設計となっています。 公称電圧12ボルト、最大放電電流は5秒間で1200アンペアと高出力で、瞬間的な電力需要にも安定して対応します。また、1Cで63.33アンペアアワー、5時間率でも85アンペアアワーの出力が可能なため、インバーターや高負荷機器との組み合わせにも安心感があります。 内部抵抗はわずか5ミリオームと低く、電力のロスを抑えて高効率の運用を実現。最大充電電流は30アンペアと大きいため、太陽光や外部電源による充電時間も短縮され、稼働率を高めることが可能です。 さらに、サイクル用途にもスタンバイ用途にも対応しており、フロート充電の推奨電圧は13.5〜13.8ボルト。放電深度50パーセントでの使用を前提とすれば、サイクル数も長く、日常的なバックアップから非常時の対応まで幅広く活躍します。 温度対応も広く、充電時でマイナス15度から40度、放電時でマイナス15度から50度まで使用可能。過酷な屋外環境や設備室でも、安心して導入できます。保管状態でも優れた性能を維持し、20度環境下で1か月後98パーセント、3か月で94パーセント、6か月で85パーセントの容量保持率を誇ります。 端子はM6ボルトを採用しており、推奨トルク値や最大トルク値も明記されているため、安全かつ確実な接続が可能です。筐体は難燃性ABS素材で、安全性にも配慮された設計。寸法は307×168×208ミリメートル、重量は約29.5キログラムと大型ながら、固定設置向けには適したサイズと質量です。

また、密閉型構造により液漏れのリスクがなく、メンテナンスもほとんど不要。機械室やサーバーラック周辺でも安心して運用できます。長期にわたり安定した性能を発揮するため、定期交換用のバッテリーとしても高い評価を受けています。 通信インフラや緊急対応設備の信頼性を高めるには、電源の安定確保が最優先事項です。JR100-12は、大容量と高性能を両立させた業務用バッテリーとして、多様な業界のニーズに応える仕様を備えています。 非常時も業務を止めないために、信頼できる蓄電池を。現場の電源対策における新たな選択肢として、ぜひ導入をご検討ください。