自家発電に最適な大容量蓄電池

太陽光発電を導入して、電力を自分でまかなう暮らしをしていても、天候が悪い日や夜間に備えた「蓄電池選び」は常に大きな課題となります。容量不足で夜間に電力が足りなかったり、バッテリーがすぐに劣化して交換費用がかさんだりと、満足のいくシステムを維持するのは容易ではありません。 とくに、冷蔵庫や給湯器、通信機器など、常に稼働が求められる設備がある場合、バッテリーの安定供給能力が問われます。中途半端なスペックの蓄電池では、結局何度も交換する羽目になり、安心して使い続けることができません。 こうした問題に対して、有効な解決策となるのが電菱製のディープサイクルバッテリー JC75-12です。このバッテリーは、10時間率で75アンペアアワーという大容量を誇り、家庭用の太陽光発電システムとの相性が非常に良好です。 放電深度50パーセントの使用条件で、約600回の繰り返し充放電が可能。さらに、スタンバイ用途では期待寿命が3年から5年とされており、長期間にわたり安定して運用できます。頻繁に充電・放電を行うようなオフグリッド環境でも、耐久性に優れた性能を発揮します。 端子にはM6ボルトを採用し、推奨トルク値と最大トルク値が明示されているため、安全かつ確実な接続が可能です。また、最大放電電流は5秒間で900アンペアと非常に高く、インバーターや起動電力の大きな機器にも対応します。 内部抵抗は5.5ミリオームと非常に低く、放電時の電圧降下が少ないため、電力のロスを抑え、効率的な運用が可能です。サイクル用途でもスタンバイ用途でも、しっかりと性能を発揮してくれる汎用性の高さも大きな魅力です。 本体寸法は260×170×202ミリで、容量に対して比較的コンパクトな設計となっており、設置スペースの限られた環境でも柔軟に対応可能です。重量は24.4キログラムと持ち運びには工夫が必要ですが、その分しっかりとした出力と持続力を備えています。 動作温度範囲は充電時でマイナス15度から40度、放電時でマイナス15度から50度まで。寒冷地でも安心して使用できる設計であり、屋外設置や山間部の環境にも強い適応力を持っています。

保存性能にも優れており、20度環境下での容量保持率は1か月で98パーセント、3か月で94パーセント、6か月で85パーセントと高い水準を維持します。長期間の保管が必要な非常用用途でも、性能劣化を最小限に抑えることができます。 筐体には難燃性ABS樹脂を採用し、安全性にも配慮。密閉型のためガスの発生が少なく、室内設置でも安心です。設置や点検時の手間も少なく、メンテナンスフリーな点も導入の決め手となるでしょう。 太陽光発電を最大限に活用し、自立型の電力システムを構築するには、信頼できるバッテリーの存在が不可欠です。JC75-12は、大容量・高耐久・高出力を兼ね備えたモデルとして、自給自足型のライフスタイルを支える心強いパートナーとなります。 電力の不安をなくし、より快適で安心なオフグリッド生活を送るために、JC75-12の導入をぜひご検討ください。