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葬儀・告別式 完全マナーガイド

公開日:2024/09/04 更新日:2024/09/06
▼葬儀・告別式とは
お葬式のあと、出棺の前に故人へ最期のお別れを告げる儀式です。お葬式はご遺族や親族が故人の冥福を祈る宗教的な儀式であるのに対し、告別式はご遺族・親族に限らずお葬式の参列者であれば 誰でも参列できる社会的な儀式になります。
▼葬儀・告別式に参列する場合
【服装】 葬儀・告別式への参列時は、一般の参列者も喪服を着用しなければなりません。ただし、もっとも格式の高い正喪服はお葬式の主催者であるご遺族や親族が着用するものですので、失礼のないよう準喪服もしくは略喪服を選ぶようにしましょう。 【持ち物】 故人の宗教・宗派によって異なりますが、葬儀・告別式に参列する際には「香典」「袱紗 (ふくさ)」「数珠」「葬儀用ハンカチ」を持っていく必要となります。 また、葬儀・告別式は最長6時間かかりますので、当日の天候や季節に応じて「扇子」や「折りたたみ傘」を用意するなど必要に応じて持ち物を決めることが大切です。
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▼参列時の注意点
・香典を出すのは1回 お通夜と葬儀・告別式の両方に参列する場合、香典を持参するのはどちらか1回だけにしましょう。香典を2回渡してしまうと「不幸が重なる」とされ、マナー違反となります。どちらのタイミングで香典を持参するかは地域の慣習などによって異なりますが、お通夜のタイミングで香典を持参するケースが多い傾向にあります。 ・香典は「弔事用の袱紗」に包む 袱紗には香典を包む不祝儀袋に汚れやほこりが付くのを防ぐため、相手を大切に想い、礼を尽くす意味があります。袱紗 (ふくさ) に包むのが大人のマナーとなります。 袱紗にはさまざまな色やデザインがありますが、お悔やみごとでは 寒色系の落ち着いた色合いを選びましょう。「弔事用」の袱紗には 刺繍の入っていない無地タイプが多いです。
・自分に合った数珠を選ぶ お悔やみごとで使用する数珠には、宗派ごとにデザインが決まっている「本式数珠」と、宗派を問わずご使用いただける「略式数珠」があります。どちらの数珠を持っていくべきか悩んだときは、実用的で使いやすい「略式数珠」を選ぶと良いでしょう。なお、家族や恋人であっても数珠の貸し借りはマナー違反となります。
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