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【メーカーが語る】人気の焼酎甲類を原料から味わいまで徹底解説

公開日:2024/10/15 更新日:2024/11/07
焼酎甲類ブームに迫る
焼酎甲類は、チューハイやレモンサワーブームで欠かせない”割りもの”です。「酔えればどれも同じ」とかそういった声をよく耳にしますが、意外と原料も味に差があるのも知られていません。 原料も簡単に、穀類と略されているので、謎深い焼酎なのかもしれません。 *ちなみにチューハイって「焼酎ハイボール」の略で、焼酎を炭酸で割ったものです。 焼酎甲類は、連続式蒸留焼酎ともよばれています。文字通り、蒸留を連続して複数回行うことで、雑味や不純物のないアルコールが作られます。例えば、麦焼酎を何回も蒸留していくとアルコールだけ抽出されていくので、純度が上がっていくという感じです。 「飲みやすい」、「酔い覚めがいい」などでブームになっていますが、焼酎甲類を楽しむコツは、『何で割るか』です。
原材料は何?
穀類(麦、サトウキビ、米、トウモロコシ)です。
実は健康的な焼酎
前述している通り、蒸留しているので、ビールや日本酒やワインと違って、糖質0、プリン体0でヘルシーなお酒です。 但し、割りものがコーラとかサイダーを使用するとそちらに含まれているものはそのまま影響します! あと、カロリーも100mlあたり206kcalはありますので、飲みすぎ注意です。
無味無臭が特徴なのなぜ味に差があるの!?
ここまでの説明を聞くと、 焼酎甲類ってどれも同じ味になるはずでは… と思う方もいるかもしれません。 でも実際に飲み比べたり、香りを比較すると明らかに違います。 確かに『複数回』蒸留することでアルコールの純度を高め、不純物や風味成分がほとんど除去されます。そのため、一般的には無味無臭に近く、クセが少ないことが特徴です。しかし、製品ごとに味の差が出る理由はいくつかあります。 1. 原料の違い 焼酎甲類の原料は、穀物(とうもろこし、米、麦)や糖蜜が一般的です。原料ごとの微量成分が残ることで、わずかながら風味の差が生まれます。 特に糖蜜を使った焼酎甲類は、ほのかな甘さが感じられることがあります。 2. 水の違い(割水) 蒸留後にアルコール度数を調整するために使われる水の質が、焼酎の味わいに影響します。 水の硬度やミネラル成分が異なると、口当たりや後味に違いが出ます。 3. 蒸留方法や技術の違い 蒸留プロセスでの温度管理や圧力調整は、わずかでも香味成分の残り方に影響します。メーカーごとに異なる微調整が、完成品の違いを生むことがあります。 4. 熟成・貯蔵の違い 焼酎甲類は基本的に即出荷されますが、一部は短期間でもタンクで寝かせることで、口当たりが柔らかくなることがあります。 また、ステンレス製や樽貯蔵のタンクにより、わずかな風味の変化が生まれることもあります。 5. 製造設備や環境 蒸留設備や環境(気温や湿度)も味の仕上がりに影響します。同じ製法でも工場ごとの違いが、微妙な風味の違いを生むことがあります。 無味無臭で、ただ割ってるだけなのに奥が深かったりします。