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有機フッ素化合物(PFAS)について|安全・安心 試験成績表|日田天領水

公開日:2024/12/24 更新日:2024/12/24
お客様に安全・安心な製品をお届けするために、更なる安全衛生管理に取り組んで参ります。
有機フッ素化合物(PFAS)について
有機フッ素化合物とは、炭素とフッ素の結合を持つ有機化合物で、1万種類以上の物質があるとされ、その有機フッ素化合物のうち、パーフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物を総称して「PFAS(Per- and Polyfluoroalkyl Substances)」と呼んでいます。 PFASの中でも、PFOSとPFOAは、耐油性、耐水性、耐熱性などの特性により、撥水剤、表面処理剤、乳化剤、消火剤、コーティング剤として、衣類、食品包装、電子機器、消火器、調理用具などに利用されてきましたが、近年では環境と健康に関していくつかの問題があることがわかり、その影響が懸念されています。 ※水道水の水質基準項目にある「フッ素及びその化合物※1」は、フッ素とナトリウムなどの無機物が結合した物質であり、フッ素と炭素(有機物)が結合した有機フッ素化合物とは別のものです。
※1フッ素及びその化合物
水道水は我々の日常生活に直結し、その健康を守るために欠くことのできないものであるため、水道法第4条の規定に基づき、水質基準項目と基準値(51項目)が定められていて、その51項目の中に、「フッ素及びその化合物」という検査項目があります。
有機フッ素化合物(PFAS)検査について
有機フッ素化合物(PFAS)の一種である、パーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)とパーフルオロオクタン酸(PFOA)について、2024年7月19日付の検査結果を掲載しております。 「永遠の化学物質」とも呼ばれ、健康への影響が懸念されるPFOSとPFOAが、国内各地の河川や地下水で高い濃度で検出されるケースが相次ぎ、一部の地域では水道水から国の暫定目標値の28倍もの濃度のPFASが検出されて大きな問題になっています。最近では国産のミネラルウォーターから検出されたとの報道もあり、健康への影響を心配する声が高まっています。 環境省は「第2回PFASに対する総合戦略検討専門家会議資料」で、PFOSとPFOAの国内の検出状況を公表しています。それによると、公共用水域816の地点からは38の地点で、地下水317の地点からは43の地点で、それぞれ国が定めた暫定指針値(50ng/L)を超えた結果となっています。 相次いで検出され不安の声が上がる中、国は全国の水道水のPFASの検出状況を把握するため、自治体や水道事業者などに対し、令和2年度から今年度にかけての水質検査の結果等の報告を要請しています。 日田天領水の工場の所在地である日田市においては、令和3年度より水道水におけるPFOS・PFOAの検査を実施し、すべての測定地点で定量下限値(5ng/L)未満という検査結果を公表しています。日田市として、これからも水質検査を定期的に実施し、水道水の安全性を確認していくとのことです。 国際的にもPFOSとPFOAの評価について議論が行われている中、国内でのPFASに対する不安が高まっていることから、環境省は健康への影響を明らかにするための研究を本格的に始めるとしています。 弊社といたしましても、お客様に安全・安心な製品をお届けするために、更なる安全衛生管理に取り組んで参ります。
PFOSとPFOA
■PFOS(パーフルオロオクタンスルホン酸)とPFOA(パーフルオロオクタン酸) 有機フッ素化合物のうち、PFOS(Perfluorooctane Sulfonic Acid)やPFOA(Perfluorooctanoic Acid)は、その難分解性と生体蓄積性により環境や生態系への影響が懸念されています。 環境への影響:PFASは環境中に放出されると、分解が難しく生分解性が低いため、土壌や地下水、大気中に長期間にわたって留まり蓄積するため、環境が汚染され生態系に影響を及ぼす可能性があります。 生態系への影響:動物実験や疫学研究によると、一部のPFASについては生殖・免疫・代謝・内分泌系への影響や、がんや肝臓障害などのリスクとも関連付けられています。 これらの健康上の懸念から、PFASの使用と環境中の存在に関する認識が高まっていて、一部の国や地域では特定のPFASの使用を制限したり、水中の濃度基準を設定したりするなど、規制や措置が導入されています。また、代替品の研究や適切な廃棄物処理の推進なども行われています。 PFOSについて、国内では化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)において、2010年4月以降は特定の用途を除き製造・輸入・使用等が禁止されています。PFOAについては、化審法に基づく所要の措置について検討が行われています。 環境省によるとPFOS及びPFOAは、世界保健機関(WHO)において、未だ飲料水の水質ガイドライン値が設定されていない一方、各国・各機関においては、目標値等の設定に関する動きがあり、我が国では、厚生労働省が水道水の水質管理を適切に行うという観点から検討を進め、PFOS及びPFOAの合算値で「50ng/L以下」と暫定で目標値が設定されました。(令和2年5月28日通知)
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