ツキノワグマ琉球藍|Six coup de foudre × I’d like 公開日:2025/01/10 更新日:2025/01/21
ブランド名である<シス クー・ド・フードル>にはフランス語で「第六感、一目惚れ」というような意味があります
読み上げたときの音にもダブルミーニングとして「シス=死す」「クードフードル=食べる、喰う、たべもの」=食べた後の副産物を大切に使う、物を大切に使う、等の意味を込めて名付けられています。
Six coup de foudreの下に記載のある<Memento Mori>は「死を想う」、さらに副題として記載のある〜We will use your life Importantly〜は「あなたたちの命を大事に扱う」の意味。
頂いた命を余すことなく使い切る、Six coup de foudreのコンセプトを表しています。
狩猟による「ジビエ」として、食の分野では人気を広げている野生鳥獣の食肉。一方でその殆どの皮は廃棄処理されています。その害獣駆除で採られた鹿や熊、猪の革などを指す言葉として『ジビエ革』と名付けたのが高見澤氏
各地の猟師から直接皮を仕入れ、伝統的な手法に基づいたナチュラルベジタブルタンニンで長い時間をかけて鞣し、革を製作します
Six coup de foudreへ伺った時、ちょうどツキノワグマの原皮が届いていました。いくつかの原皮の中からこの革を選びました
それはキメの細かなツキノワグマのメスの原皮
この革は害獣駆除の一環として、岩手県岩泉町で狩猟されたメスのツキノワグマの皮を、捨てることなく一流の技術によってなめされたもの。
メスはオスと比較すると革が柔らかくきめが細かいことが特徴であるため、しっくり手になじみます。
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「ジビエ革」を使ったものづくり
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スタイリストや舞台衣装制作を経て
ブランドを立ち上げた高見澤氏は
200年から「ジビエ革」を使ったものづくりをスタート。
何処から
どんな理由で
誰の手を渡り
商品になるのか
デザイナーの高見澤さんは山の物語を品物に語らせ
人と山をつないでいます。
岩手県で狩猟されたツキノワグマの革を、鹿児島県にある奄美大島に生息している"琉球藍"という植物使用して、奄美大島で染めています。
手作業で染め上げた藍が織りなす表情は、二度と同じものには出会えません。
深く染み込んだ藍色の濃淡と自然な色ムラがつくりだす、一点限りの表情をお愉しみいただけます
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命を無駄なく使いきる
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猟師から仕入れた革を環境に負担の少ない植物タンニングで鞣し、製品を仕上げています。家畜と比べてジビエ革は個体差が大きく、産地や狩猟時期、剥ぎ方、鞣し方によっても革の表情は異なります
キズやズレなど生きた証をデザインに。
余すことなく、すべてを使い切った後に残るこの革もまた、小さな部分へと使い切ります
この革を使ってどんなモノを作ろうか。
「ツキノワグマの琉球藍染め」という探しても見つからない唯一無二の革だからこそ、他で見かけることのないSix coup de foudreらしい、この人気アイテムにしました
UNISEX
ALL HAND MADE
MADE IN JAPAN
高見沢氏自身も日頃使っているアイテムです
バレンタインの贈り物にも、ぜひ
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