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海外製サプリ VS 日本製サプリ ~販売歴約40年のプロが解説~

公開日:2025/03/24 更新日:2025/03/24
サプリメントが広がりつつある昨今。海外製のサプリと日本製のサプリの違いが気になる方は多いのではないでしょうか? この記事では、 1. 品質・安全基準・透明性 2. 成分 3. コストパフォーマンス 4. メリット・デメリット の4つの角度から海外製と日本製のサプリメントの違いを紐解いていきます。ここでは海外製をアメリカ製として解説します。
1. 品質・安全基準・透明性
そもそも日本とアメリカでは、サプリメントの定義が少しことなります。 日本ではサプリメントは「健康食品」という位置づけで、食品の範疇に入ります。このため、「○○に効く」という効能効果を謳うことはできず、「1日に何粒飲む」など薬のような使用方法を勧めることもできません。しかし、メーカーからするとやはり効能効果を謳った方が売れますし、消費者からしてもそのような情報があった方が選びやすくなります。この理由から2015年に、科学的根拠に基づいた届け出を消費者庁に届け出れば、機能性を表示することができる機能性表示食品が開始されました。 似たような制度として、特定保健用食品というものがあり、国の審査を受け、国の許可がでた食品は、有効性があると判断され、トクホマークをつけることができます。 一方、アメリカは、1994年にDSHEA法(ダイエタリーサプリメント健康教育法)がFDAという国の機関によって定められ、医薬品でも食品でもない「サプリメント」という位置づけが確立されました。この法律では、安全性が厳しく義務付けられており、特に安全性の面ではcGMP(製品の品質を保証するための基準)の規則が守られた工場での製造が必須となっています。 また、この法律によって、良くも悪くも、商品の効果の訴求をラベルに表示することができるようになりました。このため、アメリカのサプリは、事業者の責任の元、健康強調表示ができるようになっています。 問題は、日本の機能性表示食品は、このアメリカの制度を参考にして作られているのですが、米国と異なり、サプリと食品の境界が明瞭ではないということです。機能性表示食品は、消費者庁に届け出をしているだけであり、さらには米国と異なりcGMPが必須ではありません。 このような理由で、昨今の、企業による製造上の不祥事が起こっている可能性があります。 とは言っても、アメリカ製だから必ずしも安全・安心というわけではありません。cGMPという観点からは、アメリカ製の方が優位と言わざるは得ないでしょう。
2. 成分
アメリカと日本のサプリで大きな違いは、成分の種類がまず挙げられるでしょう。日本の大手のサプリメント会社では、数十種類あれば良い方ですが、アメリカの大手サプリ会社は、100以上の種類は当たり前のようにあります。 特に単一の成分がシンプルに配合された商品が多く、日本のサプリのように素敵な名前で様々な成分を含んでいることは少ないように感じます。 また、「○○由来」や「ビーガン仕様」などによってもサプリを分けていたり、同じ成分でも「100mg」なのか「500mg」なのか、「カプセルタイプ」なのか「タブレットタイプ」なのか、たくさんの種類があったりします。 例えば、誰もが知るビタミンCですが、日本でも大人気のナウフーズでは、「ローズヒップ配合」、「バイオフラボノイド配合」、「コンプレックスバージョン」、「亜鉛配合」、そして形状違いも含めると、ビタミンCだけで15種類以上があります。
3. コストパフォーマンス
アメリカ製サプリと日本製サプリの大きな違いのもう一つは、サイズ感と含有量、容量になります。 まず、含有量は、アメリカ製が1粒に1000mgのビタミンCを含んでいるとすれば、日本製のものは2粒食べて1000mgになる場合が多いです。日本では「30日分」などと記載するため、30粒なのかと思ってしまいがちですが、たいていの場合、1日に2粒も3粒も飲まないといけないことがあります。経験したことがある方も多いのではないでしょうか? 一方、アメリカ製は、1粒に栄養素を詰め込む場合が多く、何粒も飲まないといけないことはあまりありません。さらに1か月分という小さなサイズは少なく、3ヶ月分(90粒)や6ヶ月分(180粒)、1年分(360粒)という大容量のものが多く売られています。 これらを加味して計算してみると、一見、アメリカ製の方が高く見える場合でも、1回分あたりはアメリカ製の方が安く、コストパフォーマンスに優れる場合が多くなります。 当社で調べた1つの比較例を下記に掲載します。
4. メリット・デメリット
さて、ここまでアメリカ製の方が日本製よりも良さそうな雰囲気で書いてきましたが、実際のところどうなのか? それぞれのメリット・デメリットを記載してみたいと思います。 <日本製サプリメント> ▶メリット ・ドラッグストアやスーパーなどで手軽に手に入る。 ・粒が小さく、飲みやすい。 ・アフターケアが日本語で対応してもらえる。 ・少量から試せる。 ▶デメリット ・目安が2粒~3粒などたくさん飲まないといけない場合が多い。 ・続けるには価格が高い。 ・製造の工場を確認した方が良い。 ・成分の純度が高くない場合があり、合成の原料が使われることがある。 <アメリカ製サプリメント> ▶メリット ・続けるならコスパが良い。 ・1粒あたりの含有量が高いので、何粒も飲む必要がない。 ・製造工程に透明性があり、製造への安心がある。 ・サプリ大国アメリカで売れ続けるだけあり、製品の品質の良さは日本よりもこだわりがある。 ・日本では販売できない成分やマイナーな成分が豊富。 ▶デメリット ・粒が大きいことが多いため、ピルカッターなどで小さくする必要がある。 ・海外配送のため、店舗によってアフターフォローに差がある。最悪の場合、日本語が通じないことも。 ・個人輸入が基本のため、ハードルが少し高い。
まとめ
日本製もアメリカ製もそれぞれに良さがあります。 「日本製だから良い」という時代は終わりました。 個人輸入が一般的になってきた今だからこそ、海外のものも試してみると視野が広がるのではないでしょうか。 米国サプリ直販のナチュラルハーモニーは、楽天出店25年の老舗サプリの店舗になります。アメリカから配送ですが、すべてのカスタマー対応は日本語で行っており、購入前から購入後まで、すべてサポートいたします。 ご不安な点やご質問があれば、いつでもお聞かせください。