【読み物】HIRVIだより①ケミカルレース

北欧の森の小さな物語を添えてお届けするテキスタイルブランドHIRVI。 これまでプリント生地、刺繍生地、ワッペンをラインナップしていましたが、この度ケミカルレースが新発売となりました。 全部で４柄のとってもかわいいレースたちです。１パックにはそれぞれ50cmのレースが入っています。 今回のHIRVIだよりでは、この新発売のレースを、使い方の参考例とともに、ひと柄ずつご紹介していきますね。

ブランド名のHIRVIと同じ名前のこちらのレース。 名前の通り、ヘラジカをモチーフとしています。 一見トナカイにも見えるヘラジカですが、角の形に特徴があります。トナカイは角が上に向かって伸びますが、ヘラジカはその名前の「へら」のように平たい角が左右に伸びていくところが特徴です。 厳密にいうとクリスマスのモチーフではないのですが、こんな感じにクリスマスの飾りと一緒に飾っても素敵です。

レース単体で存在感があるので、短い長さでも可愛さを充分に発揮します。 こんな感じでクッションカバーに縫い付けたり、洋服のポケットに縫い付けたりしてみました。

クラゲがフワフワと海に揺られながら踊っているような個性的なデザインのレースです。 一見使いづらそう？？と思われるかもしれませんが、実際に手に取ってみると使い道のインスピレーションが湧いてくる不思議な力を持っています。 クラゲを１つずつ切り離してイヤリングにしてみたり、トートバッグの入れ口に一直線に付けてみました。個性的なレースのデザインが、シンプルなトートバッグをおしゃれに見せてくれます。 袖口に付けたりしても可愛いかも…と妄想がふくらみます。（これはまたの機会にご紹介させてください！）

この小鳥の森の特徴は上下にフリンジが出ているところです。下からだけでなく、上からもフリンジが出ていることで、レースをどこかに縫い付けたときに立体感が生まれます。 ブラウスの前身頃の真ん中に縫い付けてみました。 黒の縦ラインがアクセントになって、シンプルなブラウスがグッとおしゃれに！！ 垂れ下がった立体感を利用してブローチやピアスにしても素敵ですね♩

最後は１つずつのお花のモチーフが可憐でかわいらしいフリンジタイプのレースです。 こちらのレースは小鳥の森と違って片側だけフリンジになっているタイプです。立体感はないのですが、そのぶん優雅なアクセサリーのようにしなやかに垂れ下がる形が素敵だなと思いました。 シンプルなトートバッグに横一直線で付けてみると、可愛くなりすぎずに、どこか凛としたかっこ良さが出ますね。

HIRVIのケミカルレースは富山のレース工場で生産しています。一つ一つのステッチがよりきれいに表現できるよう、工場のデザイナーさんが丁寧に時間をかけて考えてくださいました。

上のトートバッグは、レースを付けた状態で私たちスタッフが何度か使用して、その後、洗濯機でガシガシと洗った後の画像です。 ほつれ止めなど何もしておらず、乾かした後もアイロンなどは当てずに自然乾燥しているだけなのですが、特に大きな変化はありませんでした。 このように洗濯機で普通に洗うのは推奨しませんが、お洒落着コースや手洗いでお洗濯していただければ、大きな問題はありません。 気兼ねなく、普段の生活で楽しんでいただけるのも、このレースの良さかなと思います。 以上、新商品のケミカルレースのご紹介でした。 今回は駆け足で使用例をご紹介しましたが、今後もこのレースの楽しみ方を発信していきたいと思っています。 次回のHIRVIだよりもお楽しみに！

■ピックアップ

■ランキング