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クレマチス|植物の豆知識

公開日:2025/02/19 更新日:2025/02/21
基本をおさえて庭に咲き誇るクレマチスを!
クレマチスはつる性の植物の代表として知られ、今やガーデンには無くてはならない植物になっています。特につるバラなどと共に咲き競う様は、花好きにはたまらない魅力に溢れています。 クレマチスはバラに比べ栽培しやすいことから、最近ではますます愛好者が増えているようです。 ただ日本の多様な気候の中で、開花タイプによる剪定方法の違い等々、基本的な認識が必要になってきます。
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1 | 種類について
販売される苗には主に【新苗、大苗、開花鉢】の3種類があり、販売時期が異なります。 ■ 新苗:春に2,5~3,5号ポットで販売する、挿し木1年未満の苗です。入手後は一度鉢植え等にして株を充実させてから地植えにすることをお勧めします。 ■ 大苗:春から秋にかけ4,5~5号ポットで販売する、挿し木1年以上の苗です。株が充実しているので、そのまま庭植えが出来ます。 ■ 開花鉢:4月頃から6月頃にかけて販売する開花中の鉢物。株が充実しているので、そのまま庭植えが出来ます。
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2 | 開花タイプ
クレマチスの開花タイプは旧枝咲き、新枝咲き、新旧両枝咲きの3種類があり、剪定方法が異なります。 【 旧枝咲き 】 前年までの枝から伸びた新枝に花をつけるタイプ。弱剪定もしくは無剪定。 ■ アーマンディ系 寒さや暑さに比較的強く常緑。春咲き。 ■ アトランジェ系 高山性で冷涼な気候を好み、高温多湿には弱い。春咲き。 ■ シルフォサ系 寒さにはやや弱く、夏に落葉し休眠。冬咲き。 ■ パテンス系 早咲き大輪種。 ■ フォステリー系 ニュージーランドで育種された常緑タイプ。晩冬から早春開花。寒さにはやや弱く、根の多湿にも弱いので、鉢物栽培向き。 ■ モンタナ系 夏の暑さにはやや弱い。春の1期咲き。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【 新枝咲き 】 春に新しく伸びた枝に花をつけるタイプ。花後中剪定もしくは強剪定。 ■ インテグリフォーリア系 耐暑性・耐寒性に優れ四季咲き。 ■ ビオルナ系: 耐暑性・耐寒性に優れ四季咲き。 ■ ビチセラ系 耐暑性・耐寒性に優れ四季咲き。小輪で多花性。 ■ タングチカ系 夏から初秋咲き。 ■ テキセンシス系 耐暑性・耐寒性に優れ、6月頃から初秋咲き。 ■ ヘラクレイフォリア系 耐暑性・耐寒性に優れ、夏から初秋咲き。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【 新旧両枝咲き 】 旧枝咲きと新枝咲きの両方の開花性を持つタイプ。弱剪定から強選定まで、株の成長や咲かせる場所に応じて行う ■ ジャックマニー系 寒さや暑さに強く丈夫。四季咲き。 ■ フロリダ系 四季咲き。
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3 | 剪定方法
クレマチスは【旧枝咲き / 新枝咲き / 新旧両枝咲き】の3つの開花タイプによっての剪定が異なります。 四季咲きタイプのクレマチスは剪定後1~1.5ヶ月で再び開花します。
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4 | 育て方
クレマチスは日当たりを好みます。 花をたくさん咲かせる為にも、最低1日4~5時間以上、できれば午前中の日光がたっぷり当たる場所が最適です。 光りと同じように、風通しの良さもクレマチスの成長には欠かせません。 常に微風が通るような環境を選びましょう。 【 肥料の与え方 】 肥料は基本的には成長期に成長に合わせて行います。 ■ 春の芽出し時期から初夏 定期的に液肥やゆっくり効くタイプの固形肥料を与えて夏までにしっかりした株に育てる ■ 夏 暑さが厳しい地域では一時的に生育が止まるので、四季咲き性で夏にも次々に咲く新枝咲きタイプ以外は施肥を中断します。 ■ 秋から落葉期まで 暑さの一段落した9月頃からは再び液肥やゆっくり効くタイプの固形肥料を定期的に与えて下さい ■ 寒い時期 春の成長を支えるため休眠期の12~1月に、有機肥料を主に施します(鉢植えでは必要ありません)
『 旧枝咲き 』のクレマチスはこちら
『 新枝咲き 』のクレマチスはこちら
『 新旧両枝咲き 』のクレマチスはこちら