「水」～花春のこだわりvol.1～

会津磐梯山と猪苗代湖を一望する『背あぶり山』と いう標高870メートルの山が、会津盆地と猪苗代湖 をへだてる位置にあります。 その名の由来は、昔地元の人々がこの山を越えて、行商や山仕事に行く途中『朝は東から上る太陽を、帰りには沈む夕日を「背なか」にあびながら』家路についたことからそういわれています。 この山に降り積もった雪が大地に浸透し、清冽な伏流水となって地中に横たわります。

雪深い会津は地下水が豊富で、弊社では敷地内に数百年前の地層といわれる地下80メートル程の水脈まで深井戸を堀り、1日300トンの水を汲み上げています。 水質はミネラルの少ない柔らかい水で、これを3回のミクロ濾過を経て仕込みに使用しています。

割水には逆浸透膜濾過水（海洋深層水の市販飲用水並）を使用しており、弊社の特徴である『香りやさしく、口当たりやわらか、きれいな味わい、のどごしの良さ』が特徴で、飲めば身体のすみずみにまで心地よく響き、「飲むほどに」、「酔うほどに」のどかな気分に誘われる酒を生みます。