古くから日本に伝わる縁起の良い結び方
願いが叶うことを象徴しています
結び目の表が「口」の字 裏が「十」の字になって 合わせると「叶」の文字になることから「叶結び」とも「めがね結び」ともいいます
紐2本使いで二重になります
お守りの口を閉じるのによく使われます
【淡路(あわじ)結び】
結び切りの両端が輪になるように結んだもの
その輪の部分が貝の「あわび」に似ているのでこの名前になりました
両端を持って引っ張るとさらに強く結ばれます
「末永く続くように」という意味があります
丸くすると「淡路玉」になります
「丸玉結び」ともいいます
【釈迦結び】
神社やお寺で使われてきたタッセルや留め具に用いられる結び方
「お釈迦様が守ってくれますように
お釈迦様のように優しい心でいられますように」という思いが込められています
厄除け・魔よけの意味も
【釈迦玉】
釈迦結びを球形に引き締めると釈迦玉になります
お釈迦さまの髪型(螺髪らほつ)のようにデコボコなところからこの名まえがつきました
ボタンや留め具として使います
【梅結び】
固い絆:一度結ぶと簡単にはほどけないことから結婚祝いに
長寿:梅の花は縁起の良い花
運命向上:厳しい冬を乗り越え春に先駆けて咲く花
魔除け:魔よけの縁起物
【菊結び】
結び終わった形が菊の花に似ています
菊は古くから「延命長寿」の花「不老長寿」の薬草として漢方の生薬や食用として利用されてきました
次の動画は水引で「平梅結び」を作り方を紹介しています
紐でも同様に作ります
この二つの結び方 混同してしまいますね
【几帳結び】
平安時代より「几帳」と呼ばれる間仕切りに使われた紐の結び方
結びつきの象徴として昔から縁起の良いもの
輪の始めと終わりの出る位置が違います
【総角結び】
輪は一か所から出ています
中央の口の形が「人」「入」になっています
「人型」は不幸や危険がないよう武具類に使います
「入型」は福が入る縁起のいいもの 御簾を巻き上げる房や神社の調度品等に用いられます
亀は万年といわれます
「長生きできますように」という願いが込められています
縁起のよい結び方で「亀の子結び」や「亀甲結び」とも
【荘厳(しょうごん)結び】
神事仏事や葬儀などで用いられ 吉祥や結界・荘厳・清め・人と人や神仏の結びつき などを意味します
よく見ると中にあわじ結びが見えます
【華鬘(けまん)結び】
仏の力によって命のあるものすべてを幸福に導くといわれる結び
連続して繋がる結びの形から 繁栄長寿・富貴を表します
吉祥や結界 望みを叶えるとも
人形の胸紐(むなひも)などに装飾として用いたりします
「巴結び」「菜の花結び」「桜結び」「かごめ結び」「鳳凰結び」「相生結び」など・・・
まだまだ奥深い「結び」の世界
どれもネットにたくさんの作り方が出ています
・・・極めるのは容易ではなさそうですね
二重叶結びで使用した紐はこちら