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万が一の停電に備えるUPS(無停電電源装置)

公開日:2025/02/06 更新日:2025/02/06
UPSの導入をおすすめ 上級編Vol.2
地震や台風など自然災害の発生が多い日本では、万が一の停電に備えて「UPS(無停電電源装置)」を導入する企業や組織が増えています。UPSといえば企業のITシステムを保護しているイメージがありますが、近年ではスーパーやコンビニなどのPOSレジ、製造現場や建築現場、さらに教育機関などでの利用も増えています。
【小売業】
【データ損失を防ぎ、冷蔵・冷凍庫の温度管理も維持】 小売業におけるUPSの利用用途といえば、POSシステムや業務用冷蔵・冷凍庫の温度管理コントローラ端末です。スーパー、コンビニ、ドラッグストアといった店舗はもちろん、飲食店などでもUPSを導入するケースが増えています。 [データ保護] 取引データ、売上データ、在庫管理データなどPOSシステムが管理するデータは多岐に渡ります。予期せぬトラブルによってこれらの重要なデータを失わないためにもUPSの導入は不可欠です。 [販売業務の継続] 停電でPOSシステムが停止してしまうと、クレジットカード、非接触型IC、コード決済などが利用できなくなるほか、現金決済でも自動釣銭機が動かなくなります。こうしたシステムトラブルは、顧客が他店に流れてしまう原因になります。また、セキュリティカメラやネットワークカメラの停止によって、セキュリティトラブルに繋がる可能性もあります。 [廃棄リスクの軽減] 停電時に冷蔵・冷凍庫の温度管理コントローラが停止してしまうと、生鮮食品や冷凍食品の鮮度管理が失われ、廃棄リスクに繋がります。 UPSの接続先 ● POSレジ、決済端末、自動釣銭機 ● セキュリティカメラ、ネットワークカメラ ● 温度管理コントローラ
【教育】
【学習の中断リスクを軽減し通信インフラを保護】 学校などの教育現場では、ネットワークシステムを中心にUPSが導入されています。タブレットなどの端末にはバッテリーが内蔵されているため即座にデータが失われることはありませんが、スイッチ、ルーター、Wi-Fi機器などが停止するとコミュニケーションが失われて学習が中断してしまいます。近年はオンラインによる遠隔授業も増加しているため、UPSの重要度はより一層高まっています。 [学習の中断・遅延] 停電によってネットワークシステムが停止すると、学習の中断や遅延が発生します。また、バッテリーを内蔵していないデスクトップPCを端末として使用している場合、学習データそのものが失われてしまう危険性もあります。 [通信インフラの保護] ネットワークシステムの停止によってコミュニケーションが失われることは、教員同士のやりとりや校務といった学習以外の業務にも支障をきたします。また、セキュリティカメラやネットワークカメラの停止リスクもあります。 [障害復旧コストの削減] 電力障害による復旧には時間とコストがかかります。端末やWi-Fi機器などが多い教育現場では、災害からの復旧に思わぬコストが掛かるケースも多く見られます。UPSの導入は、こうしたリスクを大幅に軽減可能です。 UPSの接続先 ● タブレットやPCなどの学習用端末、プロジェクター、プレゼンテーション端末、インタラクティブホワイトボード (電子黒板) ● サーバー、スイッチ、ルーター、Wi-Fi機器 ● セキュリティカメラ、ネットワークカメラ
【建設現場】
【ハードウェアの破損リスクやデータ損失リスクに備える】 DX化が進む近年の建設現場では、CADデータを直接現場で閲覧するケースも少なくありません。ITに接続する建機も増えており、位置検測装置で入手したデータをもとに自動で重機をコントロールしたり操作をガイダンスしたりといった機能が提供されています。また、電源供給が不安定な現場も少なくないため、建設現場でもUPSの導入が進んでいます。 [データの保護] 建設現場でもCADデータの作成や編集するケースも増えています。工程指示や作業報告書など各種書類もデジタル化されるようになっており、停電によって作業中のデータが失われる、あるいはローカルストレージに保存されたデータが破損してしまうことを防ぐ必要があります。 [通信インフラの保護] 近年はネットワークに接続したタブレット端末やスマートフォンを利用する現場が増えています。オフィスで設計やデザインを担当する部門と建設現場がネットワークで密接にコミュニケーションするケースもあり、施工ミスや工程の遅延を防ぐためにも通信インフラの保護は建設現場の業務継続に欠かせないものとなっています。また、現場でのコミュニケーションにデジタルサイネージを利用するケースも増えています。 [ネットワーク機器、コンピュータシステムの保護] 建設現場でさまざまなデータを扱うためには、ネットワークシステムやコンピュータシステムが不可欠です。突然の停電はこれらの機器の故障にも繋がりかねません。もちろん電源共有が不安定な現場においては、常に安定した電源を供給できる仕組みが求められます。 ● PC、ワークステーション ● サーバー、スイッチ、ルーター、Wi-Fi機器 ● デジタルサイネージ
【不動産業】
【ハードウェアの破損リスクやデータ損失リスクに備える】 不動産業においてUPSの導入が進んでいるのは、ビルやマンションにおいてテナントや住人の安心を守るセキュリティカメラやネットワークカメラです。スマートシステムを導入している住宅では、IoT機器などもUPSで保護すべき対象となります。また、住人にネットワークサービスを提供しているマンションも増えており、通信インフラの保護を重視する事業者も増えています。 [スマートシステムの保護] 住人の利便性や安全性を維持するため、スマートホームのデバイスや各種センサーは停電時にも稼働し続ける必要があります。 [モニタリングシステムの維持] ビルやマンションではセキュリティカメラやネットワークカメラ、さらにバックエンドにあるモニタリング設備が常に稼働することでテナントや住人の安心と安全を確保しています。 [通信インフラの保護] スマートシステム、モニタリングシステム、あるいは住人へネットワークサービスなどは、通信インフラが停止すれば利用できなくなってしまいます。停電時にも通信インフラを稼働し続けるため、UPS導入は不可欠です。 ● スマートデバイス、IoT機器 ● セキュリティカメラやネットワークカメラ ● サーバー、スイッチ、ルーター、Wi-Fi機器
【製造業】
【製造機器を故障や誤動作から守り、データを保護する】 インダストリー5.0 など近年の製造業は急速にデジタル化が進んでいます。ロボットを始めとする製造機器はネットワークに接続しており、AIテクノロジーなどによって可能な限り自動的かつ自律的に稼働するようになっています。こうした近代的な製造業においては、安定した電源供給が欠かせません。 [製造機器やIT機器の保護] UPSの導入によって、急な停電による製造機器やIT機器の故障を防ぎます。 [データと通信インフラの保護] 近年の製造現場では、データをリアルタイムで共有して生産性の向上、業務改善、設備保全に活用しています。そのため、製造機器はもちろん、バックエンドのコンピュータシステムやネットワークシステムを急な停電などのトラブルから守る必要があります。 [生産ラインの安定稼働] UPSの導入で急な停電による生産ラインの中断、あるいは瞬時電圧低下や電圧変動による誤動作を防いで無駄なコストの削減を実現できます。 ● エッジサーバー、エッジコンピュータ、ストレージ ● FAPC (工業用PC) などを含む各種製造機器 ● サーバー、スイッチ、ルーター、Wi-Fi機器
【物流業】
【製造機器を故障や誤動作から守り、データを保護する】 AIやロボットのテクノロジーを駆使したスマート倉庫、製造業と直結したリアルタイムの在庫管理や部品管理、荷物やトラックの位置情報をリアルタイムでトラッキングするなど物流業界は大きく変革しています。また、顧客にとって身近な宅配ロッカーを安定して稼働させることも、顧客満足度の向上には重要なポイントです。 [物流ラインの保護] セキュリティカメラやネットワークカメラによる盗難防止や安全対策はもちろん、スマート倉庫の物流ラインの保全などにもUPSが活躍します。 [宅配ロッカーの安定稼働] 駅などに置かれた宅配ロッカーは、停電してしまうと中の荷物を取り出せなくなってしまいます。常に安定して稼働させるためにはUPSの導入が必須です。 [リアルタイムトラッキング] 荷物が今どこにあるかを知るリアルタイムトラッキングなどの仕組みを支えるITシステムやネットワークシステムも安定稼働が重要です。 ● セキュリティカメラやネットワークカメラ ● 宅配ロッカー ● サーバー、スイッチ、ルーター、Wi-Fi機器