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島津薩摩切子 特集

公開日:2025/01/20 更新日:2025/01/31
贈り物に。特別な日の、一杯に。
幕末期、島津家28代当主・島津斉彬が、近代化の一つとして完成させたのが“薩摩切子”です。気品高く繊細なカットと圧倒的な色彩美は、必ずや暮らしに華やぎと、心満ちる瞬間を与えてくれるでしょう。大切な方の、人生の節目を祝う贈り物に。また、日常から一歩距離を置いて、ゆっくりとお酒と対話する、そんな夜に。〈島津薩摩切子〉をぜひお選びください。
“薩摩切子”は江戸時代末期、薩摩藩営の窯で誕生しました。しかし、島津斉彬の逝去や激しい時代の波によって、30年足らずで途絶えてしまいます。終焉から一世紀を経て、島津家の手でふたたびよみがえったのが〈島津薩摩切子〉。歴史を受け継ぐ正式な窯として、当時と同じ鹿児島市磯の地で製造しております。
〈島津薩摩切子〉は鹿児島県指定の伝統的工芸品です。1989年に指定を受けて以来、30年以上に渡り伝統と技術を守り続けています。日の丸に鹿児島のシンボル“桜島”と伝統の“伝”をかたどった「伝算マーク」が目印です。
〈島津薩摩切子〉を語るうえで外せない“ぼかし”。グラス表面に現れる美しいグラデーションのことを指します。透明なガラスに色ガラスを1〜5mm位に厚く被せ、これにカット(切子)をすることで“ぼかし”を生み出します。色ガラスの厚みによって、その表情は繊細に変化するのです。
“薩摩の紅ガラス”と珍重された紅をはじめ、藍、緑、黄、金赤、島津紫など多彩なバリエーション。鮮やかで澄んだ色が特徴で、深く、しっとりとした東洋的な色味を持っています。21世紀の始まりを記念して生み出された『二色衣』は、2種類の色ガラスを重ねた生地をカットする技法。単色の濃淡で表現されてきた切子の世界に、新風を吹き込みました。
透明度と光の屈折率が高く、高品質で無色透明。そんな水晶のような輝きを持つクリスタルガラスから、〈島津薩摩切子〉は作られます。光に当てると美しい虹彩を放ち、見る者を魅了するのです。
切子に施された文様には、それぞれ魔除けや長寿といった願いが込められています。文様の意味を知ることで、ご自宅用でも贈り物でもより思い入れを持ってご愛用いただけるはずです。
しっくり手に馴染み、それでいて重厚感のある握り心地。お酒の味を引き立てる口当たりの良さ。そして、手仕事による繊細なカットが生む文様は、どれだけ眺めていても飽きることはありません。お酒を嗜むすべての人へ、珠玉の酒器をご紹介します。
2種類の色ガラスを重ねた生地をカットする“二色衣”。見る角度や光の入り方によって、複雑に変化する色合いが特徴です。島津斉彬公の時代より引き継いだ伝統と技術を持つ〈島津薩摩切子〉だからなし得た、特別な逸品。
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