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海の幸を守れ!食べて応援!カニ・ウニ特集

公開日:2025/03/10 更新日:2025/03/19
高級な食材でふるさと納税のお礼品としても人気の高いカニやウニ。 日高昆布の一大産地で、周辺が世界屈指の好漁場とも言われる北海道えりも町でもカニやウニが水揚げされています。 しかし、2021年に発生した赤潮の影響でウニは壊滅的な被害に。 さらに、漁具などを食い荒らす海の厄介者と言われていたオオズワイガニが大量発生するようになりました。 このような状況に対し、地元の漁業関係者は、ウニを元通り採れるようにする取り組みやオオズワイガニ有効活用の取り組みを進め、奮闘しています。 今回、東京海洋大学講師も務める おいしい魚の専門家 ながさき一生さんにえりも町を訪問いただき、この状況を取材いただきました。えりも町自慢のウニやカニのお礼品とともにながさきさんがレポートします。
ながさき 一生 プロフィール
●えりも町の漁業
~ 日高昆布も豊富な世界屈指の好漁場 ~
えりも町は“世界屈指の好漁場”と言われます。 すべて天然である日高昆布の6割が生産され、まるで生物が多く生息する森のような豊かな海が東西南に広がっています。 さらに沖合では、親潮と黒潮がぶつかり合い多大な栄養を魚たちにもたらしています。 マグロの1日の水揚げ量日本一の記録も保持しており、様々な海産物が水揚げされています。
えりも岬
●2021年の赤潮とウニ再生の取り組み
ウニの主なエサの1つは昆布などの海藻類であり、日高昆布の一大産地であるえりも町近くの海域は、ウニにとっても絶好の棲み家。そのため、ウニは町の名物の1つにもなっていました。 しかし、2021年に北海道では滅多に起こらなかった赤潮が発生。赤潮は、特定の微生物が増えすぎて海が赤くなり、酸素不足などで生物を死滅させる現象で、ウニも壊滅的な被害に合ってしまいました。 その状況を経て、もう一度ウニを採れるようにしようと、現在、ウニの種苗を育成して放流する取り組みが進行中です。皆様に美味しいウニをまた届けられるよう、地元の漁協や漁業者はまさに奮闘中です。ぜひ、応援ください。
●オオズワイガニを新名物に
一方で、赤潮発生後の2023年頃から、えりも町の近海でもオオズワイガニが大量発生するようになりました。 これには、赤潮で天敵が死滅したことや海水温の上昇などが一因として言われますが、確かなことは分かっていません。 オオズワイガニは、最初の頃は、小ぶりで商品価値もなく、本来獲りたい魚介類が入らなくなってしまったり、網を食い荒らしたりするため、元々“海の厄介者”と呼ばれていました。 しかし、今年になると大きく育って身入りも良いオオズワイガニが増えてきました。味も本ズワイカニと比べても遜色がないことから「これを新たな町の名物にしよう」という動きが広がってきています。 カニの鮮度保持や選別、茹で方、加工方法など、様々に試行錯誤しながら美味しいカニを皆様の元に届けようと地元漁業関係者一同奮闘中です。 ぜひ、ふるさと納税でもお礼品に選んでいただき、美味しいカニを楽しみながら応援ください。
●えりも町が誇る海産物
◆カニ
カニ
新名物のオオズワイガニは、本ズワイカニと比べても遜色のない味で、身や味噌、メスの内子や外子などを楽しむことができます。漁業関係者も品質向上に試行錯誤しており、ぜひ応援いただきたいです。 また、本ズワイガニ・毛ガニ・タラバガニもお礼品にラインナップされています。
えりも町のカニをもっとみる
◆ウニ
うに丼
えりも町のウニは、豊富な日高昆布を食べて育つため、身入りの良いものが多くなっています。 北海道産で流通しているウニには、濃厚なエゾバフンウニとすっきりした甘みのキタムラサキウニがあり、前者の方が高価ですが、好みで選ぶと良いでしょう。
今後とも北海道えりも町へ変わらぬ温かいご支援の程よろしくお願いいたします🌟
更新日04/2004/1304/19集計