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漁に密着!食べて応援!ブリ・鮭・イクラ特集

公開日:2025/02/27 更新日:2025/02/28
北海道日高地方の南部に位置するえりも町。有名な襟裳岬があり、東西南を海に囲まれた漁業の盛んな町です。 日高昆布の一大産地でもあり、海が豊かで様々な海産物が水揚げされます。 鮭もその1つで、ブランド秋鮭の「銀聖」やイクラも一大名物。 しかし、近年は海水温上昇の影響か、鮭漁でブリが多く揚がるようにもなり、 漁師や漁業関係者は変化への対応に追われています。 今回は、そんなえりも町の漁業関係者たちの奮闘を 東京海洋大学講師でもある おいしい魚の専門家 ながさき一生さんに解説をいただきながらご紹介します。
ながさき 一生 プロフィール
※ながさきさんには、えりも町の鮭定置網漁に同行して取材いただきました。
えりも町の鮭定置網漁
●えりも町の漁業
~ 日高昆布も豊富な世界屈指の好漁場 ~
えりも町は“世界屈指の好漁場”と言われます。 すべて天然である日高昆布の6割が生産され、まるで生物が多く生息する森のような豊かな海が東西南に広がっています。 さらに沖合では、親潮と黒潮がぶつかり合い多大な栄養を魚たちにもたらしています。 マグロの1日の水揚げ量日本一の記録も保持しており、様々な海産物が水揚げされています。
えりも岬
●鮭漁はこうして行われる
定置網で素早く水揚げ イクラも鮮度抜群
「鮭」もその1つ。毎年秋になるとえりも町では、定置網による秋鮭漁が盛んになります。 定置網は、魚の通り道に網を仕掛けて魚を誘い込んで集めて水揚げする方法。 網から素早く水揚げされるため、魚体も傷みにくく、鮮度を保持しやすい漁法です。 そのため、秋鮭から採れる卵も鮮度抜群な状態で手に入り、手早く「イクラ」に加工されます。
島で獲られた鮭
●えりも町の漁業関係者の奮闘
~ブリを商品化、鮭・イクラをより大切に~
しかし、近年、その鮭用の定置網に本来南の地方の魚であるはずの「ブリ」が多く掛かるようになりました。 ブリは一般的にはよく知られる魚ですが、北海道では珍しく、どのような扱いをすればよいかが分からず、流通先も満足にない状態でした。 その状況を打破しようと、今現在、えりも町の漁師、漁協、水産加工業者はブリの価値向上に奮闘しています。 船上活〆や冷却海水の使用などブリの鮮度を保つ締め方や、流通先の模索、加工ラインの構築など様々な取り組みがなされています。 北海道のブリは、南から北上しながら成長してきたものであるため、 業界関係者の間でもよく育っていて脂のノリも良いと評価されています。 今回の取材で、えりも町の漁業関係者は口を揃えて「今、鮭やいくらは貴重でより大切に扱うとともに、 ブリの価値も高めていきたい」と話していました。ぜひ、ふるさと納税でも応援いただけたらと思います。
ブリの水揚げの様子
●えりも町が誇る海産物
◆ブリ
近年の海洋環境の変化で、えりも町の新たな名物になりつつあるブリ。 船上での一部血抜き活〆や冷却海水の使用、水揚げ直後の加工など、 ブランド鮭を出荷できる地域ならではの扱いで、脂ののったブリを出荷しています。 お刺身やブリしゃぶ、照焼きなど様々な用途に向きます。
新名物のブリ、まずは体感ください
えりも町のブリをもっとみる
◆鮭
秋鮭
えりも町が属する日高地方の鮭は、日高山脈から流れ出る清流で育まれて元気に育った後に海に出て、3~5年の後に戻ってきます。沖合は、親潮が豊富なエサを運んでくる海域で身にも栄養がのり、一定の基準を満たした秋鮭は「銀聖」としてブランド化されている程です。
えりも町の鮭をもっとみる
◆イクラ
ブランド鮭「銀聖」も生産される地方であり、元気に育った秋鮭から採られる卵の品質は確かです。 水揚げ後の新鮮な卵が手に入りやすい環境にあり、手早く加工されます。 小分けのものも多く、扱いやすいのも嬉しいところです。
えりも町のいくらをもっとみる
今後とも北海道えりも町へ変わらぬ温かいご支援の程よろしくお願いいたします🌟
更新日03/1203/0503/11集計