結婚式の電報はどう送るの？祝電の送り方・マナーや使える文例をご紹介

結婚式に招待されたものの、やむを得ず欠席しなければならない場合には、電報で新郎新婦へ祝福の気持ちを伝える「祝電」を贈るのがおすすめです。しかし、結婚式の電報の送り方やマナーに不安を感じる方も多いかもしれません。また、どのタイミングで祝電を送るべきかや、メッセージをどの文例にすればいいのかについて悩むこともあるでしょう。 そこで今回は、結婚式用の祝電の送り方やマナー、送る際のポイントについて解説します。心を込めたメッセージをマナーに沿って送れば、新郎新婦にも喜んでもらえる思い出になるでしょう。

「電報」とは、電信などを通じて遠方にいる相手にメッセージを届けることができるサービスです。電報の注文は、郵便局や電話、インターネットから申し込みができます。近年では電報台紙やギフトも選びやすいためネット注文を利用する方が増えています。「電報屋のエクスメール」ではネット専用の電報サービスでスマートフォンやパソコンから24時間、手軽に・便利に申込みができます。 お祝いのシーンで送られる電報は「祝電」と呼ばれ、結婚式をはじめ、出産祝い、入学・卒業祝い、誕生日、還暦・賀寿などの慶事で使われています。また、最近では母の日や父の日といった感謝を伝える機会にも祝電を活用するケースが増えています。 このような特別な日に贈る祝電は、マナーを守って送りたいものです。特に結婚式では、電報が式の途中で読み上げられたり、会場に飾られたりすることが多いため、送り方やマナーをしっかり確認しておきましょう。

【結婚式に必要な情報の確認】 結婚式に祝電を送る際、必要な情報は次の5点です。 ■新郎新婦のフルネーム（旧姓を含む） ■結婚式・披露宴の日時 ■結婚式の会場の名前・住所 ■お届けにかかる日数 ■差出人の情報 これらは、祝電を正確に届けるための重要な情報ですので、間違いがないようにきちんと確認しておきましょう。

① 台紙やギフトを選ぶ 電報のメッセージが決まったら、祝電台紙や一緒に贈りたいギフトを選びます。 華やかな祝電台紙や結婚式向けのギフトは、新郎新婦に喜ばれるでしょう。また、結婚式・披露宴の会場の雰囲気にあわせて電報台紙を選ぶのもおすすめです。 結婚式の祝電とあわせて贈るギフトで人気なのは、ぬいぐるみ、プリザーブドフラワー、フレグランスソープフラワー、アレンジメントフラワーなどです。 祝電とギフトは式場に飾られるため、結婚式に華やかさを添えてくれるでしょう。 「電報屋のエクスメール」では、様々な種類の電報台紙や豊富なギフト商品をご用意しています。下記のページで詳しくご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

② 祝電メッセージを考える 次に、新郎新婦に贈る祝電のメッセージを考えましょう。「電報屋のエクスメール」では、メッセージは縦書きで210文字（30文字×7行）、横書きで400文字（25文字×16行）まで書くことができます。メッセージに迷われた場合は、結婚祝いの文例集や定型文をご参考にしてみてください。 一般的な結婚祝いの文例としては以下のようなものがあります。 ・「ご結婚おめでとうございます。末永いお幸せと更なる飛躍を心よりお祈り申し上げます。」 ・「ご結婚おめでとうございます。お二人の輝かしい門出を祝福し、末永いご多幸とご家族皆様方のご隆盛を祈念いたします。」 ・「ご結婚おめでとうございます。今日というすばらしい日をいつまでも忘れずに、共に助け合い支え合い、あたたかい家庭を築いてください。」 ・「華燭の御盛典を祝しますと共に、お二人の新たな門出にあたり、ご多幸とご健勝をお祈り申し上げます。」 また、文例に新郎新婦の個性や思い出を添えることで、より心のこもった祝電となるでしょう。結婚祝いのメッセージ文例については、文例集のページで詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

結婚式で相手に失礼がないよう、また良好な関係を保つためには、祝電のマナーを守ることが重要です。以下では、結婚式用の祝電を送る際に注意すべきポイントをご紹介します。 ■事前に結婚式場へ問い合わせる 祝電を送る際は、まず「結婚式場に事前確認を行う」ことをおすすめします。結婚式や披露宴会場を送り先に指定しますが、会場が受け取りを行えない休業日や、対応できる時間帯があるかどうかを確認しておくと安心です。 また、アレンジメントフラワーやバルーン付きの電報といった特殊な電報が受け取れるかどうかも、事前に確認しておきましょう。 ■結婚式当日ではなく、数日前に送る 祝電は「結婚式当日」に到着するものと考えがちですが、実際には「結婚式の数日前」に届くよう手配するのが適切です。 祝電は事前に確認され、宛名ごとに仕分けるなどの準備が必要です。そのため、ギリギリに送ると混乱を招き、会場に迷惑がかかる可能性があります。会場の休館日なども踏まえ、十分な余裕をもって手配することを心がけましょう。 万が一、祝電が結婚式に間に合わなかった場合は、新郎新婦の自宅や職場に後日お届けする方法もあります。慌てずに、お相手への配慮を忘れない対応を心がけましょう。

■送り先は結婚式会場の住所 結婚式の祝電を送る際の送り先住所は、「結婚式会場」となります。また、宛名には「新郎新婦の名前」を正確に記載することが必要です。 送付先の住所や会場名、新郎新婦の名前に誤りがないか、一字一句しっかりと確認し、正確に記載しましょう。 ■宛名は新郎新婦のどちらか、または連名 宛名については、「送り主が関係のある方」の名前を記載します。例えば、新郎の友人であれば新郎の氏名を記載するのが基本です。 共通の友人として新郎新婦双方に深い関係がある場合には、連名で宛名を書くことも可能です。ただし、関係性がない方を含めた宛名は、式場での仕分け作業に支障をきたす可能性があるため避けましょう。 また、結婚に伴い姓が変わる新郎新婦の氏名については、一般的には「旧姓」を使用します。旧姓が不明な場合や、すでに新姓に馴染んでいる場合には新姓を使っても問題ありません。 宛名の記載で迷った際は、招待状に記載されている名前に合わせて送るのが安心です。 また、宛名には必ず新郎新婦のフルネームを記載してください。同日に同じ名字のカップルが結婚式を挙げるケースもあり、式場スタッフの余計な確認作業を防ぐためにも、フルネームでの記載が必要となります。

■差出人名は詳しく記載する 結婚式の電報には「差出人名」を記載しますが、できるだけ詳しく書くことをおすすめします。書き間違えを避けることはもちろん、肩書きや役職名、会社名（会社から送る場合）を加えることで、祝電を受け取る新郎新婦やご両親が「誰からの電報なのか」を明確に把握できます。また、新郎新婦との関係性を記載すると、さらに丁寧で分かりやすい印象になります。 ■「忌み言葉」を避ける 結婚式の電報では、「忌み言葉」と呼ばれる縁起の悪い言葉を使わないように十分注意しましょう。忌み言葉は、結婚というおめでたい場に不適切な印象を与え、雰囲気を損ねてしまう可能性があります。 以下の言葉は特に避けるべきです： 離婚を連想する言葉：「別れる」「切れる」など 再婚を連想する重ね言葉：「いろいろ」「くれぐれ」 不幸を連想する言葉：「壊す」「死ぬ」 普段何気なく使っている言葉でも、祝福の場面では忌み言葉になり得るため注意が必要です。 もし適切な言葉選びに悩んだ場合は、文例を参考にするのがおすすめです。「電報屋のエクスメール」では、結婚祝いの電報文例を多数掲載していますので、ぜひご活用ください。 ■困ったときは相談を活用 電報の送り方や記載内容で悩んだ際は、経験豊富な年長者に相談するのも一つの方法です。経験からくるアドバイスが、適切な電報作成につながる場合があります。 また、身近に詳しい方がいない場合は、電報サイトに直接問い合わせるのも安心です。「電報屋のエクスメール」では、結婚式の祝電に関するお問い合わせを随時受け付けております。お気軽にご相談ください。 結婚式の祝電に関するお悩みは、「電報屋のエクスメール」にお任せください！