「グリューナー・ヴェルトリーナー」史上初「日本ワイン」
公開日:2025/03/18 更新日:2025/03/19グリューナー・ヴェルトリーナー(Grüner Veltliner)は、オーストリア原産の最も生産量の多い白ワイン品種です。この品種はオーストリア全体で広く栽培されており、特にダニューブ川沿いのウィーンやヴァッハウ地方でよく知られています。
しかし、ワイン愛好家の間で評価されている一方で、日本ではフランスやイタリアのワインが主流になっているため、あまり馴染みがなく「知る人ぞ知る品種」となっています。
エーデルワインが創業して3年後の1965年に「岩手県花巻市の大迫町」と「オーストリアのベルンドルフ市」が国際友好都市(姉妹都市)を結んだことと関係があります。早池峰の花である「ハヤチネウスユキソウ」とアルプスに咲くオーストリア国花(国の象徴の花)「エーデルワイス」がよく似ているという縁から友好都市となりました。
友好都市となって以来、幾度となく交流し、親睦を深めておりました。2015年に友好都市50周年の記念かつ、友好の証としてオーストリアで最も重要なぶどう品種である「グリューナー・ヴェルトリーナー」の苗木をベルンドルフ市より譲り受け、記念植樹を行いました。
そこから栽培がはじまり、初めての収穫となった2016年は、わずか数kgの収穫でしたが、今では収穫できる量が増え、全国の方々にお飲みいただくことができるようになっています。
日本ワインとは:日本国内で栽培されたぶどうを100%使用して日本国内で醸造されたワインです。
醸造方法を大きく変えました。ここに描いた以外にもいろいろ秘密があるのですが、2023は今までとはまるで違う味わいに仕上がっているので、ぜひ飲んだことのある方ももう一度お試しいただきたいです!
グリューナー・ヴェルトリーナーのワインは、爽やかな酸味とフレッシュな果実味、そして白胡椒やハーブ、ミネラル感が特徴です。
新鮮な魚介類、特に白身魚(タラやスズキなど)のグリルやソテー、魚のカルパッチョ、肉料理だとグリルチキンやローストチキンがおすすめです。
店長の個人的には「柚子胡椒味噌クリーム煮」がおすすめです。オーストリアと岩手県 花巻市大迫町の和と洋の組み合わせが面白いと感じたので、料理も和洋折衷に!見た目に反して簡単にできますので是非お試しいただければと思います。