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吉乃川「よしのがわ」ーかつて国の直轄地であった新潟県内最古の酒蔵

公開日:2025/02/08 更新日:2025/02/17
新潟県最古の酒蔵ー吉乃川
吉乃川(よしのがわ) は、新潟県長岡市にある創業1548年(天文17年)の老舗酒蔵で、470年以上の歴史を誇る名門蔵です。新潟県内でも最古級の酒蔵の一つであり、「天下甘露泉」と称される仕込水と、新潟県産の良質な酒米を用いた酒造りが特徴です。 新潟の風土を生かした酒造り 吉乃川では、新潟県産の酒米「五百万石」や「越淡麗」を中心に使用し、地元の風土に根ざした酒造りを続けています。淡麗辛口のすっきりとした味わいが特徴で、新潟の食文化に寄り添う酒として親しまれています。 また、伝統的な技術を守りながらも、最新の設備を導入することで、安定した品質と洗練された味わいを追求。特に、醸造技術の向上と品質管理に力を入れ、全国新酒鑑評会などでも高い評価を得ています。 蔵見学と観光資源 吉乃川では、酒造りの魅力をより多くの人に知ってもらうために、酒蔵見学施設「酒ミュージアムYOSHINOGAWA」を開設。ここでは、吉乃川の歴史や酒造りの工程を学べるほか、蔵出しの新鮮な日本酒を試飲できるスペースもあります。長岡観光の一環として、多くの酒好きが訪れる人気スポットとなっています。 地域と共に歩む酒蔵 吉乃川は、長岡まつりの大花火大会をはじめ、地域のイベントや伝統行事にも積極的に参加し、地元と深く結びついた酒蔵です。長岡の自然と文化を大切にしながら、未来へと続く酒造りを続けています。 「吉乃川」の酒は、長岡の風土と歴史、そして職人の情熱が生み出す逸品。時代を超えて愛され続けるその味わいを、ぜひ堪能してみてください。
摂田屋 – 醸造文化が息づく歴史の町 新潟県長岡市にある摂田屋(せったや)は、古くから「醸造の町」として知られています。この地域には、味噌・醤油蔵が3軒、酒蔵が2軒、薬味酒の蔵が1軒集まり、今もなお発酵文化を大切に守り続けています。町を歩けば、醤油や味噌、酒の芳醇な香りが漂い、訪れる人を魅了します。 摂田屋の歴史 「摂田屋」という地名の由来は、かつてここに街道を行く旅人のための「接待屋(せったいや)」があったことからきていると伝えられています。旧三国街道の要所であり、参勤交代の際には大名たちが籠を降りて歩いたことから、「殿様街道」とも呼ばれていました。 江戸時代には、東京・上野の寛永寺に寄贈されたことをきっかけに幕府の直轄地(天領)となり、豊富な雪解け水を活かした醤油・味噌・清酒の醸造業が発展しました。 歴史が残る町並み 第二次世界大戦の空襲を奇跡的に免れた摂田屋には、明治・大正時代の建物が今も数多く残っています。町のシンボルともいえる土蔵や蔵元の主屋は国の登録有形文化財に指定され、ノスタルジックな雰囲気が色濃く残るエリアです。 また、摂田屋は単なる醸造の町ではなく、歴史的な建造物が点在する「歴史の町」でもあります。 光福寺:戊辰戦争の際に河井継之助率いる長岡藩の本陣となった寺院。最先端のガトリング砲や洋式武装の傭兵が配備されていた歴史があります。 機那サフラン酒本舗:日本一の「鏝絵(こてえ)」が残る蔵。装飾の美しさと歴史的価値で知られています。 摂田屋は、発酵文化と歴史が融合した魅力あふれる町です。醸造文化を感じながら、歴史の息吹に触れる旅に出てみてはいかがでしょうか。
吉乃川の酒造りを支える名水「天下甘露泉」 酒造りにおいて水は欠かせない要素のひとつ。吉乃川では、蔵の敷地内に湧き出る「天下甘露泉(てんかかんろせん)」を仕込み水として使用しています。 この水は、西山連峰に降り積もった雪が長い年月をかけて地中に浸透し、信濃川の伏流水と混ざり合うことで生まれたもの。適度なミネラルを含む軟水で、柔らかく澄んだ味わいが特徴です。この仕込水によって、吉乃川ならではの繊細でなめらかな酒が生み出されています。 また、「天下甘露泉」という名は、かつての屋号である「和泉屋」に由来し、代々受け継がれてきた大切な水であることを物語っています。長岡の自然が育んだこの水こそが、吉乃川の酒造りを支える礎となっています。
吉乃川 酒ミュージアム「醸蔵」— 長岡の酒文化を体感する空間 創業1548年の老舗酒蔵「吉乃川」が、2019年10月に長岡市摂田屋の敷地内にオープンしたのが、「吉乃川 酒ミュージアム『醸蔵(じょうぐら)』」です。 この施設は、大正時代に建てられた築約100年の倉庫「常倉(じょうぐら)」を改装したもので、鉄骨が三角形に組まれた「トラス工法」の美しい天井が特徴。かつては酒の瓶詰作業が行われていたこの歴史ある建物が、新たに酒文化を発信する場へと生まれ変わりました。 醸蔵の楽しみ方 ◆ 売店 定番の銘柄はもちろん、季節限定の日本酒や「醸蔵」だけでしか買えない特別なお酒を販売。さらに、吉乃川と地元企業がコラボした商品やオリジナルグッズも取り揃えています。贈り物から日常用まで、幅広いラインナップが魅力です。 ◆ SAKEバー 立ち飲みスタイルのバーでは、吉乃川の定番酒から特別な限定酒まで、有料で自由に試飲できます。ノンアルコールメニューも用意されているため、ドライバーやお子様連れでも安心して楽しめます。 ◆ 展示スペース 吉乃川の歴史や酒造りの工程を紹介するコーナーでは、昔のポスターやラベルの展示のほか、大型プロジェクターを使った映像コンテンツや「酒造り体験ゲーム」など、デジタル技術を活用したコンテンツも充実。お子様から大人まで、酒造りの魅力を楽しみながら学べる空間です。 また、2020年春からはクラフトビールの提供もスタート。より多くの人に酒の奥深さを体験していただける場となっています。 長岡の酒文化に触れ、特別な一杯を楽しむひとときを。ぜひ「吉乃川 醸蔵」へお越しください。
更新日04/0804/0104/07集計