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苗場酒造「苗場山」(なえばさん)ー日本百名山と日本百名水が紡ぐ酒造り

公開日:2025/03/12 更新日:2025/03/12
苗場酒造は、新潟県魚沼地方の津南町に蔵を構える老舗の酒蔵です。創業は1907年(明治40年)。日本有数の豪雪地・魚沼の雪解け水と、酒造りに適した良質な酒米を使い、昔ながらの手づくりにこだわった酒造りを続けています。代表銘柄「苗場山」は、雪国ならではの澄んだ味わいと、まろやかな口当たりが特徴で、地元はもちろん全国の日本酒ファンからも親しまれています。
日本百名山と日本百名水
■苗場山(なえばさん) 苗場山は、新潟県と長野県の県境にそびえる標高2,145メートルの山で、日本百名山のひとつに選ばれています。山体は独特な台形状をしており、「テーブルマウンテン」とも称される姿が特徴です。山頂部は広大な高層湿原が広がっており、約4kmにわたるなだらかな湿原地帯は「苗場山の大湿原」として知られています。湿原には大小さまざまな池塘(ちとう)が点在し、春から秋にかけては高山植物や草花が咲き誇る、美しい景観を楽しむことができます。 冬は豪雪地帯となり、スキーリゾート「苗場スキー場」が近くにあることでも有名です。山の名前「苗場」は、かつて山頂の湿原が田んぼの苗代(なわしろ)に似ていることから名づけられたとも言われています。登山道は複数ありますが、どのコースも変化に富んでおり、初心者からベテランまで楽しめる山として人気です。周辺は豊かな自然環境が広がり、魚沼平野や越後の山々を望む絶景も堪能できます。 ■龍ヶ窪(りゅうがくぼ) 龍ヶ窪は、新潟県中魚沼郡津南町にある湧水池で、「日本百名水」に選ばれています。池の面積は約12,000平方メートルとそれほど大きくはありませんが、驚くほど透明度が高く、池の底まで見渡せるほど澄んだ水をたたえています。一日に約43,000トンもの水が湧き出ており、その豊富な湧水量は「枯れたことがない」と地元では言われています。 「龍ヶ窪」という名前は、昔この地に大干ばつが起こった際、村人が龍神に祈ったところ水が湧き出し池ができた、という伝説に由来しています。現在でも「龍神の池」として崇められ、周辺は神秘的な雰囲気に包まれています。 この湧水は水質が極めて良好で、冷たくまろやかな味わいから、地元の酒蔵をはじめ、多くの人々に利用されています。環境保護も徹底されており、池の水は飲料や農業用水としての取水は許可されていますが、遊泳や釣りは一切禁止されるなど、自然のままの状態が大切に守られています。
苗場酒造の恵まれた環境での酒造り
苗場酒造は、1907年(明治40年)に新潟県中魚沼郡津南町で創業された老舗の酒蔵です。蔵が位置する津南町は、日本有数の豪雪地帯として知られ、冬には3メートルを超える積雪が当たり前の地域。その自然環境は、古くから稲作や酒造りに最適とされており、四季の移ろいの中で培われた風土が、良質な米と清らかな水を育んできました。 苗場酒造の酒造りを支えるのは、日本百名山に選定される「苗場山」からの伏流水と、日本百名水に名を連ねる「龍ヶ窪」の湧水です。特に龍ヶ窪の水は、一日約43,000トンもの豊かな湧出量を誇り、水温は年間を通してほぼ一定の11~12度。清冽でやわらかな口当たりが特徴で、この水を仕込み水として使うことで、苗場酒造の酒はより一層まろやかで飲みやすい味わいに仕上がっています。 この土地ならではの自然環境と恵まれた資源を活かしながら、苗場酒造は創業以来、伝統的な手法を守り続けています。しかし、時代の変化に合わせ、より幅広い層に親しんでもらえるようにと、現代的な酒造りにも挑戦。従来の「淡麗辛口」といった新潟酒のイメージを超え、低アルコールで甘みと酸味のバランスが絶妙なタイプの酒も手掛けています。これにより、従来の日本酒愛好者はもちろん、若い世代や日本酒初心者、さらには女性からも高い支持を集めています。 苗場酒造の酒は、フルーティーで華やかな香りとジューシーな口当たりが特徴で、冷やして飲むことでその魅力を最大限に発揮します。日本酒でありながら、ワインやカクテルのような感覚で楽しむことができ、食前酒やデザートワインの代わりにもぴったりと評されています。 また、地元地域への貢献にも力を入れており、津南町の自然と共生しながら、環境に配慮した酒造りを続けています。地元農家と協力し、酒米の栽培からこだわり、地域全体で酒造りを支える体制を築いているのも、苗場酒造の大きな特長です。 長年の歴史と伝統を守りながら、常に新しい価値を生み出し続ける苗場酒造。その日本酒は、新潟県内はもちろん、全国の日本酒ファンを魅了し続けています。雪国の厳しくも美しい自然が育む一本を、ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。
苗場酒造の受賞歴
全国新酒鑑評会 金賞 令和3酒造年度 平成30酒造年度 平成29酒造年度 平成27酒造年度 平成25酒造年度 平成9酒造年度 平成7酒造年度 平成5酒造年度 越後流酒造技術選手権大会 令和3酒造年度 第2位入賞 関東信越国税局酒類鑑評会 優秀賞 第95回(令和6年・吟醸酒の部) 第91回(令和2年・吟醸酒の部) 第90回(令和元年・吟醸酒の部) 第89回(平成30年・吟醸酒、純米吟醸の部) 第83回(平成24年・純米の部) 第82回(平成23年・吟醸、純米の部) 第81回(平成22年・純米の部) 第79回(平成20年・常温、燗の部) 第78回(平成19年・燗の部) 第77回(平成18年・常温の部) ※この年から2部門 第76回(平成17年) 第75回(平成16年) 第73回(平成14年) ※この年から秋のみ開催 第72回(平成13年・秋) 第72回(平成13年・春) 第70回(平成12年・春) 第69回(平成11年・秋) 第67回(平成10年・秋) 第63回(平成8年・秋) 第62回(平成8年・春) 第61回(平成7年・秋) 第60回(平成7年・春) 第59回(平成6年・秋) 第58回(平成6年・春) 第53回(平成3年・秋) 第49回(平成元年・秋)
更新日04/0804/0104/07集計