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福顔酒造「福顔」「五十嵐川」ー飲むと笑顔になる幸せが詰まったお酒を目指して

公開日:2025/02/22 更新日:2025/02/22
三条市の環境
ものづくりの町「燕三条」 三条市は全国的に「燕三条」として知られ、金属加工の一大産地として発展してきました。ここでは、スマートフォンの精密部品から調理器具、家電、さらにはジェット機や人工衛星の部品まで、多岐にわたる製品が生み出されています。 有名企業には、アウトドアメーカーのスノーピーク、全国展開するホームセンターアークランドサカモト、総合家電メーカーツインバードなどがあり、金属加工の技術力の高さを物語っています。さらに、磨きの技術に特化した磨き屋シンジケート、高品質な爪切りを製造する諏訪田製作所、包丁から日本刀まで手がける藤次郎株式会社など、個性的な企業も多く存在します。 また、人気ドラマ「下町ロケット」のロケ地としても知られ、広がる田園風景が撮影の舞台となりました。 金属加工産業の起源 三条市の金属加工産業のルーツは江戸時代初期にさかのぼります。かつて、三条を流れる五十嵐川(いからしがわ)はたびたび水害を引き起こし、農民たちは苦労していました。そこで、当時の代官が江戸から釘職人を招き、農家の副業として釘の製造を奨励したことが、現在の工業の発展につながったと言われています。 五十嵐川と三条の自然環境 五十嵐川は、三条市の南東にある烏帽子岳(えぼしだけ)を源流とし、町の中心部を流れた後、信濃川へと合流します。この川にはアユやヤマメ、ウグイなどが生息し、秋にはサケが遡上するほど清らかな水が流れています。 しかし、上流では川幅が広いのに対し、下流では狭くなるため、大雨の際には氾濫しやすいという特徴があります。歴史的にも、度重なる洪水と治水対策の歴史が刻まれてきました。 ちなみに「五十嵐(いからし)」の由来は、垂仁天皇の皇子・五十日足彦命(いかたらしひこのみこと)にちなんでいると伝えられています。 五十嵐川と農業の発展 五十嵐川の水は、三条市の農業にも恵みをもたらしてきました。清流と濁流の二面性を持つこの川は、米をはじめとする多彩な農産物の生産を支えています。福顔酒造の銘柄「越後五十嵐川」も、この川にちなんで名付けられています。 三条市は、伝統ある金属加工産業と豊かな自然に支えられた町です。ものづくりの技術と農業が共存し、発展を続けるこの地域は、これからも新潟の重要な拠点として輝き続けるでしょう。
福顔酒造の理念
福顔酒造のシンボルは、七福神の一人である恵比寿様。初代・小林仁平は、恵比寿様のふくよかで笑顔あふれる「福顔」を幸せの象徴とし、それを酒造りの理念に据えました。 「福顔の人」を生む酒造り 初代が掲げた家訓は、 「飲んだ人が福の顔になる旨い酒を造る。福顔になる酒を造り、日本酒で人を幸せにする」 というもの。この想いは、代々の杜氏と蔵人たちに受け継がれ、最高の技術と真摯な姿勢で日本酒を醸し続けています。 伝統と挑戦を大切に 小さな蔵だからこそできる、こだわりと個性を活かした酒造りを大切にしています。ときには採算ぎりぎりの挑戦をすることもありますが、それが実を結んだときの喜びこそが酒造りの醍醐味。伝統の味を守りながら、常に新たな可能性を追求しています。 福顔酒造の誇り 恵比寿様がもたらす「大漁追福」「商売繁盛」「五穀豊穣」の精神を受け継ぎながら、手作業による繊細な醸造を大切にし、季節や職人の手によって変化する奥深い味わいを提供。飲む人を笑顔にする「福顔の酒」を届けることが、福顔酒造の使命です。
酒造りのこだわり
厳選した酒米と独自の醸造哲学 福顔酒造では、地元産の「五百万石」「越淡麗」、そして兵庫県産「山田錦」を使用し、特に高級酒には「兵庫特A地区産山田錦」を40%まで磨き上げています。これにより、上品な旨みと香りを最大限に引き出しています。 また、契約農家と連携し、自ら田植えや稲刈りに参加することで、米作りから酒造りまで一貫して品質を追求。特に「越淡麗」は、山田錦と五百万石を掛け合わせた酒米で、柔らかくふくらみのある味わいを生み出します。 さらに、福顔酒造では精米歩合60%以下の酒でも吟醸表記をせず、本醸造として販売するなど、品質以上に誠実な姿勢を大切にしています。実際の規格よりもワンランク低い値段設定をすることで、優れたコストパフォーマンスを実現し、多くの人々に喜ばれる酒を届けています。 清らかな超軟水へのこだわり 酒造りに使用する水は、新潟・三条市を流れる五十嵐川の超軟水の伏流水。この水は急流によって磨かれ、薬品を一切使わない緩速濾過法によって浄化されます。そのため、清らかでまろやかな味わいを持ち、福顔酒造の酒の柔らかさや優しい口当たりの源となっています。 かつては軟水では発酵力が弱く、酒造りが難しいとされていましたが、福顔酒造は長年の研究と努力を重ね、新潟における軟水での酒造りの確立に貢献。その技術力の高さが、三条地区で唯一生き残った酒蔵としての誇りにつながっています。 伝統を守りながら、世界へ挑戦 福顔酒造は、2000年代以降、日本酒の輸出拡大に伴い、東南アジア・アメリカ・ヨーロッパなど約10カ国へ展開。特に台湾では高級店でも提供されるなど、海外での評価も高まっています。 また、日本酒の新たな可能性を探求し、リキュールやウィスキー樽熟成の日本酒など、時代に合わせた革新的な酒造りにも挑戦。コロナ禍を経て、さらにユニークな商品を開発し、日本酒の魅力を世界へ広げ続けています。 福顔酒造の酒は「福顔の人」を生む 福顔酒造の酒は、飲む人を幸せにし、思わず笑顔になる「福顔」 を生み出すことを目指しています。伝統と革新の融合、誠実な酒造り、こだわり抜いた素材と技術――そのすべてが、福顔酒造ならではの味わいを生み出しています。
更新日04/0804/0104/07集計