【もう買う時に困らない！】ワイヤレスイヤホン用語解説

製品のパッケージや説明書に記載されている「IP〇〇」という表示は、防水や防塵性能を表しています。 「IP〇〇」の数値が高いほど、より強力な防水防塵性能を持っているということです。 「IPX◯」が防水のみ、「IP◯X」が防塵のみに対応しています。 「IP67」などどちらも数字の表記の場合は、防水、防塵の両方がついています。 （例） ◼️IPX4 生活防水レベルで、汗や軽い雨に耐えられる仕様。日常使いには十分な防水性能です。 ◼️IPX7 一時的な水没にも耐えられる性能。たとえば、誤って水に落としたとしても問題がないレベルです。 防水性能がIPX4以上であれば、汗や雨の日に使用しても壊れる心配が少なく、安心して使用できます。 防水防塵性能は、特にスポーツやアウトドアでの使用時に重要です。 汗や突然の雨でも安心して使用できる防水イヤホンは、アクティブなライフスタイルに最適です。

コーデックとは、無線で音声データを伝送する際に使われる技術で、音質や遅延に影響を与えます。 イヤホンやヘッドホンを選ぶ際に、このコーデックを理解しておくことで、より自分のニーズに合った製品を選ぶことができますよ。 代表的なコーデックを具体的にご紹介していきますね。 ◼️SBC 最も一般的なコーデック。 全てのワイヤレスイヤホン製品に対応していますが、音質や遅延は平均的。 ◼️AAC 特にApple製品でよく使われる高音質なコーデック。 SBCより遅延が少なく、高音質iphoneで対応しているため動画視聴に最適。 ◼️aptX Androidデバイスに対応することが多いコーデック。 SBC、AACより音質が高く、特に音楽鑑賞に最適。 ◼️LDAC ハイレゾ音源対応の高音質コーデック。 音楽を高品質で楽しみたい場合に最適。 Bluetoothコーデックの選択は、日常の使用方法に大きく影響します。 たとえば、動画をストレスなく視聴したいなら、低遅延のAACやaptX対応のイヤホンがおすすめです。 一方、音楽の細かいディテールを楽しみたい場合は、LDACのような高音質コーデックに対応している製品を選ぶと良いでしょう。

ノイズキャンセリング機能は、周囲の雑音を低減することで、より集中して音楽や通話を楽しむことができる技術です。 主に次の2種類をご紹介します。

周囲の音を拾い、その逆位相の音を出すことで騒音を打ち消す技術。 飛行機や電車などの大きな環境音を抑え、静かな環境を作り出します。

物理的に耳を密閉することで外部の音を遮断する方法。イヤホンの形状やフィット感が大きく影響します。 ノイズキャンセリングは、特に移動中や騒がしい環境での使用に有効です。 日常の通勤や出張で外部の音に邪魔されることなく、音楽やポッドキャストを楽しむためには、ANC機能が搭載されているイヤホンやヘッドホンを選ぶのがおすすめです。

外音取り込み機能は、イヤホン本体を装着しながら周囲の音を聞き取ることができる機能です。 周囲の状況を把握できるため、安全に音楽を楽しむことができます。

イヤホンやヘッドホンを選ぶ際に重要なポイントの一つが、バッテリー持続時間です。 長時間の移動や作業中でも充電切れを心配せずに使いたい場合、バッテリーの持ち時間は大きな判断基準となります。 【連続再生時間】 イヤホンやヘッドホン本体のみで再生できる時間で通常は4〜10時間程度のものが多いです。 【充電ケース併用時の総再生時間】 充電ケースを使えば、イヤホンを何度も充電でき、総再生時間が20〜60時間以上になるものもあります。 バッテリーの持ちが良い製品を選ぶことで、長時間の旅行や外出時にも充電を気にせずに快適に使用することができます。

1台のワイヤレスイヤホン、ヘッドホンなどのBluetooth機器に対して、複数の親機を記憶させる機能です。

複数のデバイスに同時に接続できる機能です。 この機能により、たとえば仕事中にパソコンで音楽を聴きながら、スマートフォンからの電話がかかってきたときに自動で通話に切り替えることが可能になります。 ビジネスシーンでの利用では、会議中にパソコンとスマホを接続しておけば、どちらのデバイスからもスムーズに音声を受信できます。 日常利用では、家庭内でタブレットとスマホを同時に使う場合、わざわざペアリングを切り替える手間が省けます。

いかがでしたか！？ イヤホンの世界は広く深く、知れば知る程どんどん面白くなってきます。 さらに、イヤホンへの関心が高まる事で、音楽を聴く事がより楽しくなります。 「このイヤホンならどう聴こえるんだろう」「自分の環境にベストなイヤホンってどれだろう」そんなことを考えながら、調べたり聴いているうちに自然とあなたもイヤホンの世界に夢中になっている事でしょう。 ぜひ自分にぴったりの1台を探してみてください！