【レザークラフト上達】フチ捻で美しいラインを作る方法とコツ
公開日:2025/02/13 更新日:2025/02/13レザークラフトの作品をワンランク上の仕上がりにするには、細部へのこだわりが重要です。特に「フチ捻(玉捻)」は、革の表面に美しいラインを引き、デザインの完成度を高める必須ツール。今回は、フチ捻の使い方や選び方を詳しく紹介します。
【フチ捻とは?】
フチ捻(ふちねん)は、革のフチに装飾的なラインを入れる道具。コバ処理を美しく仕上げるだけでなく、捻引きを施すことで接着部分の強度もアップします。
【サイズ別の特徴】
フチ捻には1.0mm、1.5mm、2.0mm、2.5mmのサイズがあり、作品に合わせて使い分けが可能です。
・1.0mm・1.5mm:財布や名刺入れなどの細かいアイテムに最適
・2.0mm・2.5mm:バッグやベルトなど、大きめのアイテム向き
【使い方のステップ】
①革の表面を整える
コバ処理が終わったら、フチ捻を使用する準備を整えます。
②ラインを引く
革の端に沿ってフチ捻を軽く押し当てながら、一定の力でスムーズに動かします。
③熱を加える(オプション)
よりくっきりとしたラインを作りたい場合は、アルコールランプなどで温めてから使用すると効果的。
④仕上げ
必要に応じてコバ磨きをし、ラインがきれいに見えるよう調整。
【使うメリット】
・作品の完成度が向上:レザークラフト作品にプロのような美しいラインを追加
・コバ処理と接着強度アップ:革のフチが引き締まり、仕上がりがより丈夫に
・初心者でも簡単に使える:適度な力加減でなめらかにラインを引ける
フチ捻は、レザークラフトの仕上がりを一段と美しくする便利なツールです。財布やバッグ作りにこだわる方は、ぜひ活用してみてください!