トラネキサム酸の選び方!取り入れる方法もチェックしよう
公開日:2025/02/17 更新日:2025/02/18美白ケアに有効な成分としてよく聞く名前のひとつが「トラネキサム酸」ですが、どのような成分なのか詳しく知らない方もいるでしょう。
今回は、そもそもトラネキサム酸とは何か、他の美白有効成分との違いや取り入れ方をご紹介していきます。
美しく透明感のある肌を手に入れた方なら絶対に見逃せない成分なので、ぜひチェックしてみてください。
まずは、トラネキサム酸の主な効果や他の美白有効成分との違いについて理解しておきましょう。
・トラネキサム酸の主な効果
トラネキサム酸とは、厚生労働省から美白有効成分として認められている成分のひとつです。
トラネキサム酸の主な効果は、次の4つです。
血液を溶かして出血を促す「プラスミン」の働きを阻害することから、優れた止血作用があります。
プラスミンは、出血を促すだけでなく炎症を促す「サイトカイン」という物質も発生させます。
そのプラスミンの働きを阻害することで炎症が抑えられ、さらにアレルギー反応も抑制します。
メラノサイトの活性化を抑制して、シミやそばかすの生成を予防し、美白に導きます。
女性ホルモンのバランスが崩れると、メラノサイトが活性化して肝斑ができると言われています。
メラノサイトの活性化を抑えられるトラネキサム酸は、肝斑の予防・改善にも役立ちます。
・その他の美白有効成分との違い
美白有効成分には他にも様々な種類がありますが、トラネキサム酸はその他の成分と比較すると、以下のような2つの特徴があります。
①敏感肌の人でも使いやすい
②商品の選択肢が豊富
まずは、1つ目の「敏感肌の人でも使いやすい」についてです。
トラネキサム酸の代表的な効果と言えば、シミや肝斑の予防ですが、他にも抗炎症作用があることが厚生労働省によって認められています。
シミ予防と肌荒れ予防が同時に叶うことから、敏感肌用のスキンケアアイテムに配合されていることも多く、誰もが使いやすい成分なのです。
つづいて、2つ目の「商品の選択肢が豊富」についてです。
美白有効成分の中には、開発元のメーカーにしか配合が許されていないものや、配合に高い技術力を要するため価格が高価な商品にしか含まれていないものもあります。
しかし、トラネキサム酸はどのメーカーでも配合でき、また配合もそこまで難しくないため、多くのメーカーから幅広い価格帯のアイテムが販売されています。
選択肢が豊富ということは、自分にピッタリのアイテムが見つけやすいということになります。
トラネキサム酸の取り入れ方には、スキンケアとして肌から取り入れる方法と内服薬として口から取り入れる方法の2種類があります。
ここでは、それぞれのメリットや注意点をご紹介します。
■スキンケアとして取り入れる
手軽にトラネキサム酸を取り入れたいのであれば、トラネキサム酸が配合された化粧水や美容液などでスキンケアを行うのがおすすめです。
トラネキサム酸配合のスキンケアアイテムは、たくさん市販されているので、自分にピッタリの商品に出会える可能性も高いです。
さらに大きな効果を望む場合は、クリニックで外用薬を処方してもらうかイオン導入について相談してみるのも良いでしょう。
スキンケアで取り入れる際の注意点は、稀に肌荒れなどが起きる可能性があることです。
刺激が少ないと言われるトラネキサム酸ですが、人によってはかゆみや赤みが出ることもあるため、そのような症状が出た場合は直ぐに使用を中止し、皮膚科を受診するようにしてください。
■薬局で内服薬を処方してもらう
トラネキサム酸は、内服薬として口から取り入れることもできます。
外側から働きかけるスキンケアとは違い、体の内側からメラノサイトに働きかけて、シミや肝斑を改善します。
ただし、美肌目的でトラネキサム酸内服薬を手に入れるには、医師によるカウンセリングと処方箋が必要です。
また、料金は保険適用外となるので内服薬を検討しているのであれば、まずは美容クリニックやオンライン診療で相談をしましょう。
内服薬で取り入れる際は、副作用に注意が必要です。
注意事項をよく確認した上で、正しい用法用量を守り服用してください。
トラネキサム酸を取り入れてみたいけれど、選択肢が多くてどれを選んだら良いか分からない方や、自分に合うか不安という方は、「タカスホワイト ローション」を使ってみてはいかがでしょうか?
敏感肌の方のために作られた低刺激設計の化粧水のため、敏感肌によく見られる赤ニキビや肌荒れもケアしながら美白に導いてくれます。
もちろん、美白有効成分「トラネキサム酸配合」で、日焼けによる炎症やシミ・そばかすをしっかりと抑制します。
さらに、「タカスホワイト ミルク」とセットで使えば保湿もばっちりです。
今回は、美白有効成分の一つである「トラネキサム酸」についてご紹介しました。
トラネキサム酸は、シミやくすみを予防するだけでなく、肌荒れを防止する効果もあるため、敏感肌の方でも美白ケアに取り入れやすい成分です。
トラネキサム酸を取り入れるには、スキンケアとして取り入れる方法と内服薬として取り入れる方法の2種類ありますが、内服薬の場合は美容クリニックなどでのカウンセリングと処方箋が必要な上、保険適用外となります。
もっと気軽に取り入れたいという方は、トラネキサム酸を配合した化粧水や美容液などから始めるのがおすすめです。