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どくだみの育て方

公開日:2024/10/03 更新日:2024/10/05
今回は、庭やプランターで簡単に育てられる「どくだみ」についてご紹介します。どくだみは、日本では古くから親しまれてきた植物で、強い生命力を持つため、初心者でも育てやすい植物です。早速、その特徴や育て方のポイントを見ていきましょう! どくだみの特徴 どくだみは、ドクダミ科の多年草で、地下茎を伸ばしながら成長するため、繁殖力が非常に強い植物です。夏になると、白くて可憐な花を咲かせ、緑の葉とのコントラストがとても美しいです。その強い香りも特徴で、観賞用としても楽しめます。 主な特徴 ・耐陰性がある:どくだみは日当たりがあまりよくなくても育ちます。半日陰や日陰でも丈夫に成長します。 ・繁殖力が強い:地下茎でどんどん広がるため、放置すると広範囲に根付くことがあります。 どくだみを育てるための環境 日当たりと場所 どくだみは、半日陰でも育つため、あまり日当たりを気にする必要がありません。ただし、日光を適度に受けた方が花付きが良くなりますので、半日程度日が当たる場所がおすすめです。 土壌 どくだみは、特に土の質を選びません。普通の庭土やプランター用の培養土でも問題なく育ちますが、湿り気のある土壌を好む傾向があります。水はけのよい場所でも育ちますが、乾燥しすぎないように注意しましょう。 植え付け時期 どくだみは春から初夏(4月~6月)にかけて植え付けるのが最適です。この時期に植えると、その年の夏に白い花を咲かせてくれます。地下茎(根っこ)を切り分けて植えることで、増やすこともできます。 水やりと手入れ 水やり どくだみは湿り気のある場所を好むので、特にプランターや鉢で育てる場合は、水やりを忘れないようにしましょう。土が乾いたらたっぷりと水を与え、夏場は特に乾燥しやすいため、毎日の水やりが理想的です。 プランターや鉢での育て方 どくだみは繁殖力が強いため、庭植えすると広がりすぎてしまうことがあります。広がりを抑えたい場合は、プランターや鉢で育てるのが良い方法です。 ・鉢選び:どくだみは根が良く広がるため、やや大きめの鉢を用意すると良いでしょう。 ・肥料:どくだみは特に肥料を必要としませんが、元気に育てたい場合は、成長期にゆっくり効くタイプの肥料を少し与えても構いません。
繁殖を抑えたい場合の対策 どくだみは地下茎で広がるため、意図せず広範囲に広がることがあります。庭に植える際には、地下茎が広がらないように「根止めシート」を使うか、定期的に根を掘り起こして管理しましょう。また、庭全体に広がるのを防ぐために、プランター栽培もおすすめです。 どくだみの収穫と利用 どくだみは葉や茎を収穫して、お茶やスキンケアに活用することができます。収穫時期は、花が咲く前の初夏が最適です。葉を乾燥させてどくだみ茶を作ったり、煮出して「どくだみ水」を作り、肌のケアに使うことができます。自然の恵みを身近に感じながら、どくだみを楽しんでみてください。 まとめ どくだみは、手入れが簡単で丈夫な植物です。日陰や半日陰でも育ち、繁殖力が強いので、あっという間に緑のカーペットのように広がります。繁殖を抑えたい場合は、プランターや鉢での栽培が向いています。自宅で育てたどくだみをお茶やスキンケアに活用して、どくだみの魅力を存分に楽しんでみましょう!