今回、AirBuggy for Petのニューモデル、Carriageの開発に監修という形でたずさわったホタパパさん。そのいきさつをお伺いした。
ーー山奥に車で行って15分歩いたところにすごいきれいな川があるんですけど、その距離をホタルはもう往復できないんです。でもカートに乗せればそこに行ける。行きはまだ元気だから小走りで行って、思う存分、川で遊んで、帰りはカートに乗せて帰ってくる。大好きな公園に行きたいけど、遠くて歩いて行けないとか、海が好きな子だったら砂浜をずっと歩けない、でも泳がせてやりたい。そんな願いを叶えたくて、GMPインターナショナルの代表にどうしてもカートを作ってほしいとお願いしたんです。笑顔になるようなバギーを作ってほしいって。
AirBuggy for Petとの出会いはいつ頃だったんですか?
ーー約2年前、札幌で写真展をやったんです。その時、GMPインターナショナルのスタッフの方がいらっしゃって、AirBuggy for Petを宣伝されていました。この人ひょっとしたらぼくの望みを叶えてくれるかもしれないと思い、その場で声をかけさせてもらったんです。「大型犬のバギーが欲しいからいっぺん考えてほしい」と。すると「東京に来てうちの社長を説得してくれれば」とスタッフの方が言ってくれたんです。代表も全く白紙の状態から、よく会ってくれて作ってくれたなと思っています。
AirBuggy for Petユーザーの方へメッセージをお願いします。
ーー老犬や介護についてすごい暗いイメージを持っている方が多いんですけど、実際はそうではないということを知って欲しいです。老犬は1つひとつしてあげなければいけないことが増えていく、それがすごく幸せな時間なんです。たとえば、ぼくはホタルをカートに乗せてあげるたびに幸せを感じます。出来なくなることが増えていくことで絆が深まっていく。そのためのひとつの道具としてカートがある。ドアの向こうはたくさんの笑顔が待っています。その笑顔に出会うために、ぜひAirBuggy for Petでいろいろな場所にお出かけして欲しいと思っています。