週末は非常に寒く体調が気になる
【でらでら】の林がお届けするメールマガジン。
風が強いこんな天気は、
まさに春コートが必要ですよね。今シーズン購入した、リンペルメアビレが大活躍しました。
今回
元中日ドラゴンズの荒木雅博さんに賛同していただき、こんな企画ページが出来ました。
「イケオジ」って、結局どんな人?
最近よく耳にする「イケオジ」という言葉。でも、これって見た目が若々しいとか、モテそうとか、そういう表面的な話だけじゃないと思っています。
僕たちが考える「イケオジ」とは、もっと内面からにじみ出る「余裕」や「品」を自然にまとっている人。年齢を重ねたからこそ出せる落ち着きや、経験からくる説得力。そういうものが、服装や立ち居振る舞いにちゃんと表れている人こそ、「本物のイケオジ」だと思うのです。
そういう人は、やはり「自分のスタイル」を持っています。流行を追いすぎるわけでもなく、かといって古臭くもない。自分に似合うものを知っていて、それを自然に着こなしている。そんな人を見ると、「ああ、カッコいいな」と素直に感じます。
たとえば、白シャツ一枚でも、サイズ感や素材、着こなし方で全然印象が変わる(白シャツ1枚は難易度が高いのお勧め染ませんが…)。
パンツの丈感、シューズの選び方、ちょっとしたアクセサリーの使い方。そういう細かいところに気を配れるかどうかが、「イケオジ」と「ただのオジサン」の分かれ道になっちゃいます。
僕たち「でらでら」が提案したいのは、そんな「イケオジ」を目指す大人の男性に向けた、リアルで実践的なスタイル。「無理して若作り」ではなく、「年齢を重ねたからこそ似合う服」を、ちゃんと楽しんでほしい。
そんな思いを込めて、荒木さんと共にこの「イケオジファイル」企画をスタートしたのです。
ワードローブに欠かせない3つのアイテム
じゃあ、実際に「イケオジ」はどんな服を着ているのか?そう聞かれたら、僕たちは迷わずこう答えます。
「シンプルだけど、上質なものを、ちゃんと自分のサイズで着ている人。」
これに尽きます。
たとえば、まず1つ目は「ジャケット」。
カッチリしすぎない、でもラフすぎない。そんな絶妙なバランスのジャケットは、大人の男性にとっての「鎧」のようなもの。ニットやカットソーの上に羽織るだけで、どこか品が出ます。ラルディーニやチルコロ1901などのように、着心地が軽くて、でも見た目はしっかりしているジャケットが着やすいかなと思っています。
2つ目は「上質なニット」。
ジョンスメドレーやザノーネのような、上質な素材を使用したニットは、シンプルなコーディネートを格上げしてくれるアイテム。特に春夏は、リネン混やコットン素材のニットが重宝します。肌触りが良くて、見た目にも清潔感がある。これは、「イケオジ」にとってはすごく大事な要素です。
そして3つ目は「パンツ」。
ここが意外と見落とされがちですが、パンツのシルエットは、全体の印象を大きく左右します。細すぎず、太すぎず。足元に向かって自然にテーパードしたラインが、脚をすっきり見せてくれる。インコテックスやブリリア・ベルウィッチのパンツは、そのあたりのバランスが本当に秀逸。トップスがシンプルでも、パンツが決まっていれば、それだけで「ちゃんとしてる感」が出ると思っているからです!
"イケオジ"のための、春の着こなし実例
さて、ここからは実際に「イケオジ」がこの春どんなスタイルを楽しめばいいのか、具体的なコーディネート例をご紹介します。
たとえば、休日のカフェスタイル。リネンシャツに白シャツ、そしてデニムのテーパードパンツ。足元はスエードのスニーカーで軽やかに。この組み合わせ、実はすごくシンプルですが、素材感と色のトーンを意識するだけで、グッと大人っぽく仕上がります。ポイントは「抜け感」と「清潔感」。リネンのシワも、ちゃんと手入れされたレザーのスニーカーも、「余裕のある大人」を演出してくれるのです。
もう一つは、ちょっとした食事会や仕事帰りの一杯に。
ネイビーのジャージージャケットに、ベージュのモックネックニット。ボトムはライトカラーのウールスラックスでビジネスをイメージ。このスタイルは、きちんと感がありながらも堅苦しくない、「ちょうどいい」バランス。ジャケットを脱いでもサマになるように、インナーのニットも優しい表情を作ってくれる相棒になるのです。
「頑張ってる感」は出さずに、「ちゃんとしてる感」を出す。これが、「イケオジ」の着こなしにおいて一番大事なポイントです。
そんな事を考えて作った今回の企画!
40代、50代の男性で何を着ようか、いつも迷うんだよね。。。
という方にこそ、ぜひページを最後まで見てもらえたら嬉しいです。
model.
荒木 雅博(あらき まさひろ)さん
1977年生まれ、熊本県出身。プロ野球・中日ドラゴンズに在籍し、通算2045安打を記録。名球会入りを果たすなど、チームを支える名プレーヤーとして長年活躍しました。俊足巧打の内野手として、2000年代の黄金期を代表する存在です。
引退後は、同球団のコーチや野球解説者として後進の育成にも尽力。現在も多方面で活動を続けながら、柔らかい語り口と実直な人柄で、世代を超えたファンに愛されています。
ナインフェースの出張販売にいってきました
さてさて、今週の締めくくりですが、
実は先日、僕たち【ナインフェイス】チームで出張販売に行ってきました!場所は、なんと…名古屋ダイヤモンドドルフィンズのバスケットボール試合会場!
普段のショップとは全く異なる環境での出店に、最初はちょっと緊張していたのですが、プロスポーツの熱気に包まれた会場の雰囲気に、自然と私たちも引き込まれていきました。試合観戦に来られた方々の熱気、選手たちのプレイへの情熱、そのすべてが空間を活気づけていて、普段とはまた違うテンションで販売できたことは、本当に貴重な経験となりました。
会場に足を運ばれるお客様は、予想通りファッションよりもスポーツや健康への関心が高い方が多く、「ナインフェイスって何?」「この商品は普段どう使うの?」「ミストってどう効果があるの?」なんて、基本的な質問をたくさんいただきました。
こういった質問に丁寧に答えながら、実際に商品を手に取ってもらい、その場で試していただくと、「おっ、いいね!」「これは使いやすそう」といった素直な反応がすぐに返ってくる。実際に使ってもらいながら、その場で反応が見られるのは、やっぱり嬉しいものですね。
ファンの熱量がピークに達したのは、
実際にこの化粧ミストを使っている中務選手がブースに現れたとき!
本当に、嬉しそうに紹介してくれてありがたかったです。(写真をとるの忘れました……)
ナインフェイスは、単なるスキンケアブランドではなく、【肌を整えること】で日常をちょっと良くする、そんなきっかけになるようなアイテムだと考えています。肌を整えることは、自分自身と向き合う時間をつくり、自分を大切にする気持ちを育む。そんな日々の小さな習慣が、実は大きな自己肯定感につながっていくのではないかと思うのです。
これからも、いろんな形でこのナインフェイスプロジェクトを多くの人に知ってもらえるように動いていきます。次はどんな場所で、どんな方々との出会いがあるのか??
ぜひ、これからも、【でらでら】だけでなく、ナインフェイスでも応援して頂けると嬉しいです。
今週も新作が続々と入荷中です。
一気に商品を紹介する事が難しいですが、
新作を毎日更新しておりますので、ぜひ楽しみにページをチェックして頂けたら嬉しいです。
でらまた
この記事を書いた人
林啓成(はやしひろなり)は、名古屋に本社を構える紳士服専門店「株式会社林商店」の代表取締役であり、ファッションバイヤー、スタイリストとしても20年以上のキャリアを持つメンズファッションの専門家です。スーツからカジュアル、シューズやレザーグッズに至るまで、イタリアを中心としたヨーロッパの上質なメンズウェアに精通し、日本の大人の男性に向けて“本物の一着”を届けてきました。
大学卒業後はアパレルメーカーでの経験を経て、2002年に家業に本格参画。翌年には楽天市場に「でらでら」を出店し、まだEC黎明期だった当時からオンラインとリアル店舗を組み合わせた販売体制を構築しました。現在も年に数回はイタリアへ赴き、展示会「PITTI UOMO」の視察や現地工房との企画開発を行い、バイヤーとして現場に立ち続けています。
林が大切にしているのは、単なるモノの売買ではなく、「ファッションを通して人の暮らしに元気を届けること」。
その想いから、YouTubeチャンネル「Octet Men’s Fashion Channel」での情報発信や、スタイリング相談、メンズコスメの開発まで、多角的なアプローチで“おしゃれに興味を持つきっかけ”を提供し続けています。名古屋のプロスポーツチームへの衣装提供や、テレビ・ラジオでのスタイリング実績もあり、その活動はファッションの枠を超え、地域や社会とのつながりも広がりを見せています。
「年齢を重ねることを、もっとポジティブに楽しめるように」
「おじさん世代が元気になれば、日本ももっと明るくなる」
そんな信念のもと、林啓成はこれからも、名古屋から全国へ、“大人のためのファッションの楽しみ方”を発信していきます。