睡眠環境・寝具指導士が語る「何故枕を作るのか」

志水 孝至｜Shimizu Takashi 株式会社ロウダン代表取締役　BlueBloodシリーズ・首狩り族シリーズ・Airtechシリーズ開発責任者 /寝具デザイナー /睡眠環境寝具指導士 2014年に発売開始したBlueBloodシリーズは販売累計75万個を突破。2015年楽天年間ランキング、インテリア寝具部門で1位を獲得。寝具、主に枕の開発、監修は100アイテム以上になり現在は家電と寝具の融合したスマートスリープ製品も開発。

日テレポシュレ、フジテレビいいものプレミアム、読売テレビビートップス、テレビ朝日ロッピングライフ、ジュピターショップチャンネル、東海テレビ一番本舗、毎日放送カチモ等TV出演多数。 ももいろクローバーゼットの高城れにさんプロデュースの枕と抱き枕の監修。

元々、寝具の販売に携わっていましたが初めて自分で枕の開発をしたきっかけは私自身が首の深刻なトラブルが原因で1か月まともに動けない状態になったことです。 起き上がることは出来ず寝ていても辛い日々が続き、様々な枕を使いましたが辛さが緩和されることは有りませんでした。 その時に感じたのは枕の質感の重要性。柔らかすぎず硬すぎず、使う方に合わせて沈み込みすぎず適切な高さで支えることができるように柔軟性と復元力をあわせ持つ素材が必要と考え、素材開発に着手して完成したのがBlueBloodです。

おかげさまでこのブルーブラッドは大ヒットし日本テレビの人気バラエティー番組「有吉ゼミ」でも枕マニアが選ぶイチオシ枕として取り上げられました。 多くの枕難民の方々から喜びの声をいただき開発者としてこんなに嬉しいことはありませんでした。私と同じ悩みをもつ人々を幸せにしたいと強く心に誓いました。 ここから私の枕開発者としての人生が始まるのですが長い長いお話になりますのでまた次回にお話ししたいと思います。