チンチラのケージレイアウト｜運動＋安全を両立するコツ

チンチラはとても活動的な動物で、ケージの中でも上下にぴょんぴょん移動したり、ジャンプしたりするのが大好きです。 そのため、ケージレイアウトの設計は 「よく動けること」と「ケガをしないこと」の両立がとても重要です。

ケージはある程度の高さがあるタイプが理想的です。 チンチラは上下運動がストレス発散にもなるため、縦の動きができる構造が向いています。 しかし注意点もあります👇

チンチラの骨は非常に細くて繊細です。 高い場所から誤って落ちると、骨折の原因になることも。 特に夜間、暗い中で走り回ったときや、驚いてジャンプしたときなどに落下しやすくなります。

安全で運動しやすいケージ作りのポイントは、ステップ（足場）をらせん状に設置すること。 🔸 ステップを左右交互に設置 高さをつけつつ、上まで登れる 🔸 落ちても下に別のステップがあるように 落下距離を短くし、骨折リスクを減らす 🔸 滑りにくい素材・広めの足場を選ぶ 足場から落ちにくくするために重要

ステップをらせん状に配置することで、 上下運動がしやすく、万が一落ちても距離を短く抑えることができます。 しかし、その構造にありがちなのが… 🔻「中央部分がぽっかり空いてしまう」 という落とし穴。 この空間に、チンチラがジャンプを失敗して落ちてしまうと、高さによっては骨折などの大きなケガにつながる可能性があります。

ハンモック 落ちたときにクッションになり、リラックススペースにもなる チェーン付きの布製ステージ 高さを自由に調整でき、柔らかく足にも優しい 大きめの木製ステップ 広い面積で中央をカバー。着地場所としても◎

チンチラは運動量が多く、活発な動物ですが、 骨はとても細くて弱い生き物。 だからこそ、ケージの中のレイアウトは 「遊び場」であり「守る場所」でもあります。 しっかりと登って、降りて、走って、眠れる―― チンチラがのびのび過ごせる理想の空間を、 今日から一緒に整えてみませんか？