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フィルター選びにもう悩まない。種類別にメリット・デメリットを解説

公開日:2024/10/15 更新日:2024/10/15
熱帯魚をはじめ、魚を水槽で飼育するときにフィルターは欠かせません。種類が豊富な上に、性能なども違います。 こちらでは、フィルターの選び方と種類別のフィルターの特徴について解説します。
フィルターの役割とは?
フィルターは、簡単にいえば汚い水をろ過して汚れを取り除く装置で、水槽内の環境や水質を維持するために必要とします。内部では吸水⇒水をろ過槽(ろ材)に通過させる⇒排水という動作が働いていますが、この動作こそが「ろ過」なのです。 STEP1:物理ろ過とは? フンや枯れ葉などの大きなゴミを、網やスポンジでゴミを引っかけて取り除きます。目に見える程度の大きいゴミであれば物理ろ過で取り除けます。 STEP2:生物ろ過とは? フィルター内に微生物(バクテリア)のすみか(ろ材)を作り、そこに定着したバクテリアの働きによって水の不純物や有機物、有害物質を取り除きます。この工程がろ過の中で一番重要です。 STEP3:化学ろ過とは? 水の濁り、黄ばみの原因物質を吸着・分解するように作られた素材(主に活性炭やゼオライトなど)を水中に入れて水をきれいにします。このろ過方法は、飼育する魚種に必要な場合に用いると良いでしょう。
上部式フィルターについて
上部式フィルターは、水槽上部に設置してポンプでくみ上げた水をろ過槽に通し、水槽に戻すという方式です。 デッドスペースになりやすい水槽の上を有効活用できるフィルターですが、設置するためにはフレーム付き水槽を購入するか、別途フレームが必要です。 ろ過と同時に酸素も供給してくれる、アクアリウム初心者の方でも使いやすいフィルターとなっています。 ------------------------------ 《こんな水槽にピッタリ》 ------------------------------ 中~大型の生体メインの水槽 ------------------------------ 【メリット】 ------------------------------ ▼物理ろ過に優れている ゴミや糞を非常に大きな面積で濾し取るため物理濾過に優れている ▼メンテナンスが簡単 単純な構造で蓋を外せばすぐにウールマット・ろ材があり、それらを洗ったり交換するだけ ▼多くの酸素を取り込める 構造上、吸水→排水の過程で空気をたくさん巻き込むためエアレーションの効果もあり ▼低価格 他フィルターと比べると非常に安く手に入れることができる ------------------------------ 【デメリット】 ------------------------------ ▼水の音がする シャワートレイからウールマットに水が落ちる時の音と排水が水面を揺らす時の音がするので小さな音が気になる方は要注意 ▼他機材との併用が難しい 水槽の上部に取り付けるため、ガラスフタや照明など設置できない ▼水草水槽には不向き 水槽の上部に取り付けるため、ガラスフタや照明が設置できないかつ、水の落下により常時エアレーションされてしまうので、CO2が逃げてしまうので水草育成には不向き
オススメ上部式フィルター5選
底面式フィルターについて
底面式フィルターは、底面に設置したフィルターの上にセラミックサンドや溶岩石などの底床(バクテリアのすみか)を敷き、ポンプやモーターで水を循環させて、底床自体をろ材として使うという方式です。 底床そのものをろ材として使用するので専用のろ材はありません。 ------------------------------ 《こんな水槽にピッタリ》 ------------------------------ 水流が苦手な生体や底層で活動している生体メインの水槽(メダカやプレコなど)・ビーシュリンプ水槽 ------------------------------ 【メリット】 ------------------------------ ▼物理ろ過に優れている 底砂をろ材として使用するので、ゴミや糞を非常に大きな面積で濾し取るため物理濾過に優れている ▼水槽内の景観を損なわない 水槽周りにフィルター本体を設置することがなく、また水槽内で給水口が見えることがなく、水槽内レイアウトもすっきりとした空間を作ることが可能 ▼止水域が少ないので有害物質がたまりづらい 底砂自体がフィルターの役目を果たすため、底砂内に止水域が発生しにくいため嫌気性細菌が発生するのを抑え、有害物質が発生しにくくなる ▼酸素不足に陥りにくい 底面フィルターではエアレーションを使うのが一般的なため ▼稚魚など小さな生き物の吸い込み事故がない 底床の下に水が吸い込まれていく仕組みなので、フィルターに吸い込まれる事故を防ぐことができる ▼低価格 他フィルターと比べると非常に安く手に入れることができる ------------------------------ 【デメリット】 ------------------------------ ▼メンテナンスのたびに組み直す必要がある 餌の食べ残しや生き物のフン、枯れ落ちた水草の葉などが底床にたまってしまい、フィルターの詰まりの原因になりやすいため、こまめに底床の掃除をする必要がある ▼細かい砂を使用する水草や、砂に完全に潜ってしまう生き物には使えない 吸い込んでしまうため、水草水槽・水流が必要な生体メインの水槽では使えない ▼水流が弱い エアレーションで水流を作るため、水流はかなり弱い
オススメ底面式フィルター5選
外掛け式フィルターとは?
外掛け式フィルターは、モーターで吸い上げた水を専用カードリッジでろ過するという方式です。 水槽にひっかけるだけですぐ稼働し、安価でメンテナンスも簡単と初心者の方にも使いやすいです。 ポンプが水中にある製品と水槽外にある製品があります。 ------------------------------ 《こんな水槽にピッタリ》 ------------------------------ 小型水槽・水流が苦手な生体メインの水槽 ------------------------------ 【メリット】 ------------------------------ ▼メンテナンスが容易 水槽壁に引っ掛けて電源を入れれば、組み立てもほぼなく非常に簡単に設置可能で、メンテナンスもろ材を抜いて洗ったり交換するだけで済むので楽々 ▼小型での水草育成水槽向き 小型水槽であれば十分なろ過能力をもち、また水が落ちる際に水面を揺らすため、エアレーションの効果もあり ▼比較的安価 他フィルターと比べると比較的安く手に入れることができる ▼サブフィルターとして使用可能 低コストで簡単に導入が可能なので、外部式や底面式フィルターなど使用している水槽に併用しやすい ------------------------------ 【デメリット】 ------------------------------ ▼生物ろ過がやや劣る 水中の有害物質を除去する「生物濾過」の能力はやや劣る ▼音がする 水が落ちる時の音と排水が水面を揺らす時の音がするので小さな音が気になる方は要注意 ▼ろ材交換費用がかさむ 頻繁にろ材の交換が必要なため(1~2ヵ月程度に1回)、ランニングコストがかかる。繰り返し使えるウールマットや多孔質のボール状・リング状ろ材を使用するとすすぎ洗いだけで済むのでおすすめ ▼ろ材交換するとバクテリアもリセットされる ろ材交換をすると、それまでに住み着いていたバクテリアがいなくなるため、生物ろ過能力が著しく低下する ▼一部製品では水流の強いものがある 水流が苦手な生体メインの水槽の場合要注意
オススメ外掛け式フィルター5選
外部式フィルターとは?
外部式フィルターとは、その名の通り水槽の中とは別の場所に設置して接続する方式のフィルターです。 ろ材を多く使用できる、すなわち水を浄化するバクテリアが多く定着することから高いろ過能力を発揮できる点が魅力です。 アクアリウムで使用するフィルターの中でもかなりポピュラーなものといえます。 ------------------------------ 《こんな水槽にピッタリ》 ------------------------------ 水草水槽・小型魚生体メインの水槽・大型水槽 ------------------------------ 【メリット】 ------------------------------ ▼物理・生物共にろ過能力が高い ろ過槽が大きく、たくさんろ材が入る ▼水量が増える フィルター設置によるろ過能力の向上の他、水量増加によって水質安定性の向上効果もあり ▼添加したCO2を逃がしにくい 排水口を水中に設置すれば水面をほとんど揺らさないため、空気中に逃げにくくなる。また、水槽とホース、ろ過槽間は密閉空間で水が循環し、空気に触れないのでCO2が逃げない ▼音が静か モーター音がほとんどなく、排水口を水中に設置すれば、排水時の音が出なくなり、ほとんど無音に ------------------------------ 【デメリット】 ------------------------------ ▼高価格 ろ過能力が高い分、他フィルターに比べて最も値段が高い。ただ、一度購入してしまえば長く使用可能 ▼水槽外にスペースが必要 水槽の横や水槽台内などに設置するため、ある程度スペースに余裕がある場所でないと使用できない ▼設置・メンテナンスが手間 設置の際、ホースや配管でつなぐ作業があったり、メンテナンスの際、水をこぼさないようにろ過装置を切り離して清掃する必要があり、少々手間
オススメ外部式フィルター5選
投げ込み式フィルター・“ぶくぶく”とは?
水中に沈めて使うタイプのろ過フィルターで多くはエアーポンプと組み合わせて使用します。 水槽セットに組み込まれていることや、ホームセンター等で手軽に手に入ることから使われている人も多いです。 「エアリフト方式」と「電動ポンプ方式」があり、エアリフト方式はエアーポンプと併用し、エアーポンプで起こした水流をフィルターに通して水をろ過する仕組みです。一方、電動ポンプ方式は、電動ポンプで水を循環させて水をろ過する仕組みとなっています。 初めてでも使いやすい定番のフィルターです。 ------------------------------ 《こんな水槽にピッタリ》 ------------------------------ 小型水槽・金魚やメダカなどの丈夫な生き物メインな水槽 ------------------------------ 【メリット】 ------------------------------ ▼物理ろ過能力が高い 小型水槽であれば十分なろ過能力 ▼初心者でも設置が簡単 水槽内の底に設置するだけで運用できるため ▼エアレーションの効果もある エアーポンプと組み合わせて使用するため、排水口付近の水面が揺れたりすることにより、酸素供給効果が期待できる ▼低価格 他フィルターと比べると非常に安く手に入れることができる ▼サブフィルターとして使用可能 低コストで簡単に導入が可能なので、外部式や底面式フィルターなど使用している水槽に併用しやすい ------------------------------ 【デメリット】 ------------------------------ ▼生物ろ過が劣るため大型水槽や過密水槽には不向き ろ材の容量が小さいため「生物濾過」の能力はやや劣る ▼水草水槽などのレイアウト水槽の景観を損ねる 水中に沈めて使用するため設置箇所によっては美観を損なう ▼音がする エアーポンプの音や泡がはじけるブクブク音がする場合がある ▼ろ材交換費用がかさむ 頻繁にろ材の交換が必要なため(1~2ヵ月程度に1回)、ランニングコストがかかる。 繰り返し使えるウールマットや多孔質のボール状・リング状ろ材を使用するとすすぎ洗いだけで済むのでおすすめ
オススメ投げ込みフィルター5選
スポンジフィルターとは?
円筒とスポンジから構成され槽の壁面に吸盤で張り付けるというとてもシンプルなフィルターで、そのため多くはエアーポンプと組み合わせて使用します。 強すぎない水流・循環力と優れた酸素供給力で人気のフィルターとなっています。 ------------------------------ 《こんな水槽にピッタリ》 ------------------------------ 小型水槽・水流が苦手な生体や底層で活動している生体メインの水槽(メダカやプレコなど)・ビーシュリンプ水槽 ------------------------------ 【メリット】 ------------------------------ ▼物理ろ過と生物ろ過の両方可能 スポンジによって水中のごみをキャッチする物理ろ過と、スポンジに定着したバクテリアによって有機物分解・無害化を行う生物ろ過の両方を行える ▼初心者でもメンテンナスが簡単 定期的にスポンジをもみ洗いするだけ ▼エアレーションの効果もある 排水口付近の水面が揺れることにより、酸素供給効果が期待できる ▼稚魚など小さな生き物の吸い込み事故がない 給水口がスポンジにおおわれているため、フィルターに吸い込まれる事故を防ぐことができる ▼値段・ランニングコストともに安い 他フィルターと比べると非常に安く手に入れることができる ▼サブフィルターとして使用可能 外部式や底面式フィルターなどのストレーナースポンジとしても使用可能 ------------------------------ 【デメリット】 ------------------------------ ▼生物ろ過が劣るため大型水槽や過密水槽には不向き ろ材の容量が小さいため「生物濾過」の能力はやや劣る ▼水草水槽などのレイアウト水槽の景観を損ねる スポンジが目立ってしまうため設置箇所によっては美観を損なう ▼音がする エアーポンプの音や泡がはじけるブクブク音がする場合がある ▼水流が弱い エアレーションで水流を作るため、水流はかなり弱い ▼定期メンテナンスが必要 スポンジが目詰まりするとろ過能力が落ちるので、定期的なもみ洗いが必要
オススメスポンジフィルター