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淡水フグの飼育方法・用品の選び方

公開日:2025/02/20 更新日:2025/02/20
淡水フグについて
名称:アベニーパファー 学名:Carinotetraodon travancoricus 分類:フグ目フグ科カリノテトラオドン属 別名:マーブルアベニーパファー 分布:インド、スリランカ 全長:最大30mm程度 生息水域:淡水(弱酸性~弱アルカリ性) 淡水域へ進出したフグの仲間です。 とはいっても海産起源の魚の要素は色濃く残っており、主に下流や河口域など塩分の影響を受ける流域に生息している種も多く、飼育には塩分が必要なものもいます。 完全純淡水で飼育可能な種として、アベニーパファー、南米淡水フグが挙げられます。 一方で、ミドリフグ、ハチノジフグは塩分が必要です。 塩分が必要かそうでないかで、理想とする飼育環境は大きく異なります。
特長
▼飼いやすさ:【やや難しい】 種類によっては塩分が必要な場合もありますが、純淡水で飼育可能なものもいます。 塩分が必要な種は、人工海水の用意も必要になります。 スレに弱い点、導入時に注意が必要な点、痩せすぎた個体は状態を戻すのが難しい点と飼育にあたっていくつか押えるべきポイントがあります。 また、人工飼料に慣れにくく、餌付けできる個体もいるものの、そうでない場合も多々あります。 その場合は、生餌を基本として与えることが必要です。 ▼初期費用:【安い】 飼育だけなら水槽、フィルター、ヒーターの基本3点セットがあれば飼育可能です。 水槽サイズは小型の30cm水槽、フィルターは投げ込み式フィルター、ヒーターは26℃固定式のオートヒーターと、最も安価なランクの器具でも十分に飼育可能です。 ▼混泳のしやすさ:【不向き】 かわいらしい外見に反して性質は荒いものが多く、他の魚にかみついてしまうため混泳には向きません。 比較的温和とされる種であっても、基本的には単独飼育が推奨されます。 また、同種で飼育していてもけんかすることがあり、弱った個体の状態の立て直しが難しいです。 ▼水草との同時飼育:【種による】 純淡水で飼育可能な種であれば可能です。 塩分が必要な種の場合、水草がダメージを受けてしまう可能性があるため、植えない方が良いでしょう。 ▼水温:【普通】 22~25℃程度の水温に適応が可能です。高温には弱い傾向があります。 多くの種で最も調子が良いのは25℃前後であり、この付近の水温にしておくのが理想的でしょう。 一般的な温度固定式のオートヒーターで十分です。 ▼寿命:【やや長い】 種類にもよりますが、おおむね3年程度です。
淡水フグの飼育方法
▼給餌:【生餌またはクリル】 人工飼料に餌付きにくく、個体による選り好みが激しいため、生餌から与えることが推奨されます。 当店では、イトメ、アカムシ、クリルを主に与えています。 フグ専用の人工飼料も存在しますが、食べるかどうかは個体次第ということが多いです。 入手性を考えると、冷凍アカムシが最もおすすめで、次点にクリル、それから専用の人工飼料となります。 ▼水温:【22~25℃】 25℃前後が適温で、22~25℃程度の水温に適応が可能です。高温は好みません。 基本的な飼育には、飼育水槽サイズに適したヒーターが1本あれば十分です。 以下を目安にしてください。 ・水温が20℃を下回る場合はヒーターが必要です。 ・水温が30℃以上になる場合は冷却ファンを使用してください。 ・水温が35℃以上になる場合は、クーラーも必要です。(水温が35℃以上の場合は、飼育環境の見直しをおすすめします) ▼換水:【週1回約50%】 週に1回、約半分の水を残して水換えします。 新しい水は水槽の水と同じ温度に合わせておき、カルキ抜きなどで塩素を中和してから入れます。
▼なりやすい病気:【白点病】【外傷】【拒食】 【白点病】 春先や秋口など、水温の変化がある時期に発生しやすい病気で、体表に白い点が付きます。 メチレンブルーやマラカイトグリーンなどの青色系の色素剤の魚病薬が有効です。 【外傷】 病気ではありませんが、フグの仲間は複数個体で飼育しているとけんかすることが多く、いつの間にかかみあって傷ができていることが多くなります。 そのような場合は隔離して、アクリノールを含む薬品、または細菌感染症を防ぐべく抗菌剤での薬浴がおすすめです。 【拒食】 病気ではありませんが、餌の選り好みが激しいため、餌が好みに合わない場合に食べなくなることがあります。 この状態が長く続くと次第にやせ細ってしまいます。 痩せきってしまうと回復は難しいため、生餌を中心に根気よく餌付けます。 ▼その他飼育時に楽しめる・気を付けること:【愛嬌のある表情と行動】 ぷっくり丸々として愛らしく、表情豊かで動きもコミカルと非常にかわいらしい魚です。 これほどまでに愛嬌のある振る舞いを見せるにも関わらず、外見に反して協調性はなく、気性も荒く、餌も選り好みが激しく気難しいのが難点です。 ただし個体によって、協調性があってすぐに餌付く個体も中にはいます。また、成長の過程で性格が変わることもあります。 単独で飼育する分には長く愛でることができ、他の魚種よりも強いペット感覚で接することができます。
淡水フグの生態
海産フグと同じフグ目フグ科に属し、海産も淡水産も比較的近縁な関係にあります。 日本には完全淡水域に進出・適応したフグは分布していませんが、クサフグは体についた寄生虫を落とすために、一時的に河口域に遡上してくることはあるようです。 淡水に適応したフグの仲間は主にタイ~インドのアジア域に生息し、一部は南米にも生息しています。 完全な淡水魚というよりは汽水魚寄りの淡水魚といった位置付けで、種によっては長期飼育には塩分が不可欠なものがいます。 そのような種は、海水と真水の割合を1:3、1:2程度で飼育すると調子が良いようです。 肉食傾向が強く、赤虫やエビ類を特に好みます。 フグの仲間は非常に強い歯を持ち、生涯どんどん伸び続けます。 小型種ではコードやチューブを破損するほどの問題になることはありませんが、自然界では固い殻の巻貝などを捕食することで削っていると考えられています。 このため、前歯の伸びすぎを防ぐために殻の付いた巻貝などをたまに与えるのが有効です。
飼育用品の選び方
水槽:【30cmキューブ水槽】 扱いやすく、美観にも優れる30cmキューブ水槽がおすすめです。 水槽台:【30cm水槽台】 水槽は30cmキューブ水槽専用の水槽台に設置しましょう。 ▼おすすめ水槽・水槽台▼
照明:【幅30cm水槽に適合したもの】 水草を植える場合、明るさを示すlm(ルーメン値)の高いものを選ぶと良いでしょう。魚だけの場合は、安価なものでも問題ありません。 フィルター:【水中フィルター】 初めての方には水中フィルターがオススメです。 水中モーターで汚れを吸い込み、こしてきれいになった水をまた水槽に戻すフィルターです。専用ろ材がセット済みのため、電源を入れるだけで動作する扱いやすさが特徴です。 水槽外にフィルターがはみ出さず、水槽周りをすっきり設置できます。 ▼おすすめ照明・フィルター▼
フード:【生餌またはクリル】 冷凍赤虫が最もオススメです。 淡水フグは餌の選り好みが激しく、生餌でないと反応しない個体も多いです。 冷凍餌を使用したくない場合は、クリルが比較的餌付きやすいです。 専用の人工飼料もありますが、食べるかどうかは個体差によります。
底床:【大磯砂】 水質に大きく影響を与えないものであれば、ほとんどの種類が使用可能です。 淡水フグには大磯砂が定番で、最もオススメできます。 塩分が必要となる種類には、サンゴ砂も良いでしょう。 ヒーター:【水量25L以下に対応したオートヒーター】 26℃設定の、水量25L以下に対応したオートヒーターで十分です。 80W程度が目安となります。 水温計:【デジタル式タイプ】 ヒーターが正常に稼働しているかどうかの動作確認に必要です。 数字の読み取りがしやすい、お好みのサイズ、デザインを選ぶと良いでしょう。 正確性を求める方には、デジタル式のタイプがオススメです。 ▼おすすめ底床・ヒーター・水温計▼
▼他必需品 ・カルキ抜き 水換えの際の必需品です。 家庭の水道水には、魚に有害な塩素が含まれており、この中和のために使用します。 コンディショナー効果を付加させた製品もあります。 なお、井戸水を使用している場合、使用しなくても構いません。 ・バクテリア剤 水槽の立ち上げを早めるろ過細菌(バクテリア)です。 水槽の立ち上げ初期に添加すると水槽の立ち上がりが早くなるといわれています。 ・水換えホース 水槽の水換えの際に必要なサイフォン式ホースです。 砂利の中からゴミだけを吸い出せるタイプが理想的です。1週間に1回程度、このホースを使って水槽内の汚れを吸い出します。 ・人工海水 汽水フグの場合は必要ですが、純淡水で飼育が可能なフグの場合は不要です。 人工海水は規定量ではなく、4分の1~3分の1の量で溶かして使用してください。 汽水用に調整された製品もあります。その場合は規定量でOKです。 ▼おすすめカルキ抜き・バクテリア剤・水替えホース・人工海水▼