あの名作ギアがモデルチェンジ。シートゥサミット フロンティアULシリーズとは。

ペコペコと折りたたんで薄くコンパクトに持ち運べるカラフルなシリコン製のマグカップ「SEA TO SUMMIT X-カップ/X-マグ」。 アウトドア好きなら一度は目にしたことがある定番アイテムです。 その歴史は意外にも長く、2007年発売から17年にわたって世界中のアウトドア好きからの支持を集めてきました。 当店の商品ページについたレビューを見ていると、旅行や出張に持って行ったり、職場のデスクに忍ばせておいたりとアウトドア以外でご活用頂いていた方も多いようです。 マグカップだけでなくX-ポット、X-ケトル、X-ボウル、X-プレートとそのラインナップは調理器具全般に広がり、ハイカーだけでなくキャンパーの間でも人気アイテムとなりました。 そんなX-シリーズが2024年春にフルモデルチェンジを果たしたのはご存じでしたか。 さらなる使い勝手をもって新たに生まれ変わった「フロンティアULシリーズ」。 今回はそんなフロンティアULシリーズ各アイテムのXシリーズからの変更点をご紹介いたします。

X-カップ、X-マグの後継に当たるのが「フロンティアULカップ」です。 直径9.5cmで容量250mlだったXカップと直径11cmで容量480mlだったXマグの中間にあたる直径10cm、容量400gのちょうどいいサイズ感にリニューアルしました。 外観上の違いはXカップ/マグで飲み口だけだった補強のリングが中間と底面にも追加されている点です。 これによって飲み物を入れた時の安定感が増しただけでなく、Ｘシリーズで弱点だった熱いものを入れた際に持ち手が熱くて触れなくなることがなくなりました。 素材自体も厚めの樹脂から薄いガラス強化ナイロンにアップデートされ口当たりも向上しています。 さらに、一見しただけではわかりにくいですが底面パーツは角が丸みを帯びており、底が角ばっていたXシリーズと比べ汚れが残りにくくなっています。 強化パーツは増えたものの重量は一回りほど大きい旧X-マグと比べカタログ値で7g軽い53gとなっています。 X-カップ/マグをご愛用の方も初めての方も、是非一度新しくなった「フロンティアULカップ」を体感してみませんか。

X-プレート、X-ボウルが生まれ変わったフロンティアULボウルシリーズ。 カップ同様の強化リングが縁にも装備されより安定性が高まったのと同時に、サイズ・容量が近いX-ボウルからフロンティアULボウルで22.5％の軽量化も実現しています。 アウトドアはもちろん、宿泊先のアメニティが不安な海外旅行にも連れて行きたいですね。